【2019年4月9日】仮想通貨市場ニュース3選!

ビットン
こんにちは!ビットンだよ!今回の記事では2019年4月8日から4月9日の間に起こった仮想通貨市場のニュースを、いくつかピックアップして見ていくよ!

ビットコインの価格

2019年4月9日17:39現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、57万3392円となっています。

ビットン
急騰してから順調にアップトレンドを形成しているね!でも直近で見るとすこし下がり始めていて、取引量もあまり伴っていないところをみると、ちょっとこの辺りで下がってもおかしくないかなって気はするかも。今日もビットコインに関連するニュースを見ていこう!

ビットコインの価格はこちらのリンクをどうぞ!

①三菱UFJが独自通貨「MUFJコイン」を2019年に実利用へ!ブロックチェーン技術を大手銀行で国内初採用!

三菱UFJファイナンシャル・グループ(MUFG)は、開発を進めるデジタル通貨「coin=MUFGコイン」を2019年後半に実装する方針であることが分かりました(4月9日5:37)。

デジタル通貨「coin」は、三菱UFJが実用化に向けて開発を進めてきたデジタル通貨で、仮想通貨の根幹技術でもあるブロックチェーンを利用し、1coin=1円の価値を持つステーブルコインであることが特徴です。

発表当初の2016年には「MUFGコイン」の名で公開されましたが、2018年10月にMUFGの冠を取る形で「coin」に名称変更を行っています。

みずほ銀行が手掛けるJコインやSBIが手掛けるSコインなど、銀行が手掛ける通貨が乱立する中で、他業種との協業を踏まえた幅広い利用が狙いだと考えられています。

MUFGコインの構想が明らかになった2016年当時は、仮想通貨の一般認知度も低い状況にありましたが、金融取引などにかかる費用や送金や振り込み時の手数料を削減するなどを見込んだ「行内通貨」としての構想が、銀行として独自通貨の発行を手掛ける初めての事例として注目されました。

MUFGコインの利用用途として挙げられるのは、主に5つでビットコイン(BTC)などの特徴でもあるP2P取引だけでなく、家電やインターネットに接続されるIOTを前提とした電子決済や、キャッシュレス化への対応です。

また利用者はお会計時の割り勘が出来るようになるほか、加盟店への特典も決済時に付与する仕組みなどが考えられているといいます。

さらにブロックチェーンを利用することで、個人の特定しないビッグデータの収集やマーケティングへの応用、小売店などの事業者が社名を冠した通貨として利用することが可能になることも明らかになっています。

ビットン
日本円にペッグしている仮想通貨はMUFGのcoinの他にもZENLCNEMがあるよ!JPモルガンが発行した「JPMコイン」は批判が多かったけど、coinは実用的な通貨であってほしいな!

このニュースに関連する記事や過去ニュースはこちらをどうぞ!

ステーブルコインとは?仕組み、メリットや種類などについて徹底解説します!

円に連動する仮想通貨「Zen」の運用実験が19年前半に開始予定!

カナダドルに連動した初のステーブルコインが誕生!

ステーブルコイン「True USD」保有で利子が貰えるように!価格競争時代へ突入か!

②ビットコイン高騰で中国人が仮想通貨取引に殺到!

19年4月初めに見られた仮想通貨市場の高騰を受け、OTC取引を通じて取引を行う中国人投資家が殺到したことで、同国内のOTC取引で多く利用されているTether(USDT)の価格が1USDT=6.7CNYより0.3CNY高の4.3%のプラス乖離を生み出しました(4月8日10:56)。

Tether(USDT)は米ドルの価格に連動するステーブルコインなので、通常は米ドルと中国元との価格変動に連動して1USDTと中国元も連動するのですが、今回のように4.3%高を記録するということは、通常時と比較してかなりの加熱感を示すデータになります。

尚中国元による仮想通貨への資金流入が直近で拡大していたことは、4月の市場急騰前に当たる3月21日も確認されています。

中国元からの資金流入は法定通貨では米ドルに続き2番手に位置しており、この動きから中国人投資家が市場の底を意識して購入に動き始めていたとの見方も広がっていました。

中国人民銀行(PBoC)が仮想通貨取引の禁止を発表して以来、それまで中国元の取引提供を行っていた中国3大取引所も国外へ企業を移行し、国内における表向きのCNY建仮想通貨取引がなくなったため、中国人投資家の仮想通貨購入の手段は限定されてきました。

ただVPN(セキュリティ上安全な経路を構築してデータのやり取りをすること)を通じた中国国外への取引所の利用は継続して盛んに行われており、その取引プロセスの一部としてOTC取引が盛んに行われています。

ビットン
中国国内では仮想通貨の取引が禁止されているけど、中国の人は何とか仮想通貨を手に入れようと色々頑張っているみたいだね!中国は米国・日本・韓国に並ぶ仮想通貨大国って言われているよ!今後の動向に注目していこう!

このニュースに関連する記事や過去ニュースはこちらからどうぞ!

Tether(テザー)って何?テザー疑惑・オムニ(omni)などを簡単に解説!

OTC取引とは何なのか!そのメリットデメリットは?詳しく解説します!

仮想通貨CoinCheckがOTCサービスを開始すると発表!

③韓国当局がAIを使い仮想通貨詐欺の容疑者グループを逮捕

韓国警察が、2018年5月からの6カ月間で計212億ウォン(約20億6800万円)以上を約5万6000人から騙しとった仮想通貨詐欺の容疑者グループを逮捕したと発表しました(4月8日)。

この事件ではキーワードを使って容疑者を識別できるよう、ソウル特別公安局が訓練したAIが利用されたと言います。

同局第2次調査チームの課長ホン・ナムキ氏は、「ポンジ(Ponzi)、融資、勧誘などのキーワードを通じて、出資金詐欺(ポンジ・スキーム)のパターンをAIに教えることができた」と述べました。

ポンジ・スキーム=高配当をうたった投資案件としながら事業や資金運用は行われず、新規出資者から得た資金を既存出資者に回す自動車操業のような詐欺形態を指す。

今回の事件では、「リー」と「ペー」という名前しか知られていないCEOが、会員制ショッピングサイトの会員収集・会費徴収システムを構築し、新規勧誘に成功した会員には現金とMコインと呼ぶ仮想通貨で報酬を支払っていました。

ナムキ氏は、「我々が張り込みを行った際に、容疑者による勧誘セミナーに参加しているほとんどの人は、60代から70代の高齢者であることを確認しました」と付け加え、容疑者グループは他の仮想通貨詐欺同様に知識の欠如を利用していた模様です。

ビットン
よくある詐欺の手口に流行りの「仮想通貨」って単語をくっつけてさも儲かるかのように見せたってことかな。ビットンの周りの人にも仮想通貨に関連する詐欺に巻き込まれたって人を何人も知ってるよ。皆も気を付けてね!

このニュースに関連する記事や過去ニュースはこちらからどうぞ!

仮想通貨詐欺の手口や事例を紹介!被害に遭った場合の相談先なども解説

【初心者向け】ICOとは?概要からメリット・デメリットまで徹底解説!

クラウドマイニングって本当に利益がでるの?メリット・デメリットを考察!

終わりに

今日はこの3ニュースを取り上げてみました!

今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。

ビットン
2024年に政府が新紙幣を発行するってニュースが出たね。新紙幣に対応するためにはATMや両替機、自動販売機を更新する必要があってこれにはコストや時間がかかるから、これを機にキャッシュレス化を推し進めようとしているのかもしれないね!仮想通貨もその波に乗っていけたらビットコイン(BTC)の価格にも良い影響があるかもしれないね!今回もビットンがお伝えしたよ!みんなまたね!