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ビットコインの価格
2019年3月19日13:25現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、44万3353円となっています。
①CoinMarketCapが仮想通貨格付け機能を追加!BTC・XRPは「A」、ETHは「S」!
世界的に有名な仮想通貨データサイトCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)が、仮想通貨をより正確に評価するための測定方法「Fundamental Crypto Asset Score(FCAS)」を新たに実装したことが分かりました(3月19日)。
この新機能は、仮想通貨それぞれの「健全性(ヘルス)」を測定するもので、他の仮想通貨の測定値と比較し、順位を定めるものです。
測定の基準項目は以下の3つです。
・ユーザーアクティビティ:その仮想通貨の実用度、マイナーの活動具合や投資家の使用頻度などを総合考慮して算出。
・開発の進捗及び活性度:開発コミュニティの活性度・効率性。コード変更や改善などの程度や具合で測られる。
・仮想通貨の成熟度:取引の流動性、ボラティリティ(価格の変動率)などを含むその仮想通貨のリスク。
例えばビットコイン(BTC)は、ヘルスが885で(最高は1000)で、ランクはA(最高はS)となっています。
時価総額2位のイーサリアム(ETH)はヘルスが909で、ランクはSとビットコイン(BTC)を上回る健全性を示しています。
時価総額3位のリップル(XRP)は、ヘルスが751で、ランクはビットコイン(BTC)と同じAとなっています。
一方、テザー社が十分な米ドルを準備金として用意していないのではないかという信用問題に揺れるステーブルコインのTether(USDT)はヘルスが437で、ランクはFとなっています。
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②VISAが「仮想通貨チーム」立ち上げの為の人材採用を開始!
米多国籍金融サービス大手のVISA社が、仮想通貨業界に精通したテクニカルプロダクトマネージャーの求人を募集を開始しました(3月19日)。
同社が発表した新しい採用情報によると、VASAは仮想通貨の知識を備えた人材を採用することによって「VISA仮想通貨チーム(VISA Crypto Team)」を構築し強化していくとのことです。
VISA社のブロックチェーン・仮想通貨業界への進出は今に始まったことではありません。
VISA社はInstaRem社などのリップル社のパートナーへの支援や、同じくリップル社のパートナーである越境決済プラットフォームの英企業Earthport社を198億英ポンド(約290億円)で買収することがこれまでに発表されています。
こうした動向を考慮すると、VISA社は既に仮想通貨・ブロックチェーン業界への参入を始めていることになりますが、同社からの直接の公式発表からは、未だ具体的な何かが出てきているわけではないというのが現状です。
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③英調査で「キャッシュレス社会で800万人が孤立」と試算、仮想通貨の役割にも言及!
英国のキャッシュレス社会の実態に関する調査「現金へのアクセス・レビュー」の最終リポートが公表されました(3月18日18:00)。
「現金へのアクセス・レビュー」は、規制機関や商業機関など120を超える組織や個人を取材し、オンライン上でも2000人以上の消費者に対してサーベイを行ないました。
この調査の結果、貧困などからクレジットカードやデビットカードが作れないケースなどにより、実に英国の人口の17%ほどにあたる約800万人以上の成人がキャッシュレス社会で苦しむことになることが判明しました。
英国はこのままいけば2026年までに現金の利用が終わるという予想になっていますが、レポートは「現金は一部の人にとって必要不可欠であることがわかった」と分析しています。
今回の調査では、キャッシュレス化を推し進めることでマネーロンダリング(資金洗浄)などの犯罪を減らそうという考えがあることにも言及しています。現金は匿名性が高いことから、犯罪者に使われやすいという見方です。
ただ「犯罪者は現金が使えなくなっても、他の方法を思いつくだろう」とも指摘しました。
さらに合法的な場合でも、現金のプライバシーや匿名性を多くの人々が必要としているし、例えば「良くも悪くも」配偶者や両親、子供から取引記録を隠したいケースなどがあるといいます。
レポートでは、「もし現金が匿名性を確保することが出来なくなれば、人々は仮想通貨や秘密口座、バーター(金銭を介さない物々交換)など、他の方法を見つけるだろう」と述べています。
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終わりに
今日はこの3ニュースを取り上げてみました!
今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。