取引所と販売所の違いとは?初心者にもオススメの取引所3選!!

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こんにちは!fincle専属ライターのミクです。

仮想通貨ブームが巻き起こっている今、仮想通貨を売買してラクに稼ぎたい!などと思いながらも仮想通貨の取引は複雑なイメージがあり、最初の一歩を踏み出せない人も多いはず。
そこで今回は、仮想通貨の売買を行う、『仮想通貨取引所』について詳しく見ていきたいと思います。

そもそも仮想通貨取引所とは?

そもそも仮想通貨取引所がなぜ必要なのかと言うと、仮想通貨はインターネット上に存在するお金なため、日本円やドルなどの法定通貨を仮想通貨に換金することで初めて、仮想通貨の取引を始めることができます。その換金を行う場が仮想通貨取引所なのです。

また、仮想通貨取引所には『販売所』『取引所』の2種類があり、私たちユーザーはこの2つのどちらかを介して基本的には仮想通貨を買うことになります。

え・・・?そんなこと言われても、販売所と取引所って何が違うの?

その疑問をこちらの記事で解消していきたいと思います!
この機会に、一緒に仮想通貨取引所の特徴を身につけ、理解しちゃいましょう!︎

販売所とは?

簡単に言えば、販売所運営会社から直接ユーザーが仮想通貨を購入できる場所が『販売所』です。

例えばビットコイン(数ある仮想通貨の中でも人気のある通貨、コインの種類について詳しくはのちの記事で紹介します)を例に下の図を用いて説明すると、販売所運営会社が1BTC=1円のような形で値段を設定し、そこからユーザーがビットコインを購入する仕組みです。これは、イメージしやすいですね。

 

取引所とは?

一方、販売所運営会社からではなく、他のユーザーから直接仮想通貨を購入する際に仲介をしてくれる場所が『取引所』です。例えば、『1BTCを1円で売りたい!』という人と『1BTCを1円で買いたい!』という人がいたとします。両者の希望がマッチングすると、この場合では『1BTC=1円』の取引きが成立します。つまりは、買い手も売り手もマッチングする相手がいれば、自分の希望通りの価格で売り買いでき、このマッチングする場所が『取引所』ということです。

取引所と販売所の違いとは…?!

であれば、『みんな取引所で買えばいいんじゃないの???』と思いませんか。私も「販売所なんていらないのでは?」と最初は思いました。ですが、存在するには存在するだけのメリットデメリットがあるんですよね…そこで、両者を比較し利点難点について見ていきましょう。

 価格設定 手数料換金の速さ
 販売所  高い 高い 速い
 取引所  低い低い、又は無料 遅い

特徴はそれぞれ上の図の通りです。

取引所と販売所の違い『価格設定』

まず、価格設定から見て行きましょう。

基本的に『販売所』では販売所運営会社が仮想通貨の値段を決めているので、『取引所』よりも価格設定が高めとなっています。実際に、6月7日17:00、現在のレートで比較してみると…
『取引所』での購入価格が1BTC=838,000円
『販売所』での購入価格が1BTC=848,000円
となっており、1万円ほど販売所の方が割高で取引されていることがわかります。この面では、『販売所』<『取引所』で『取引所』のメリットとしてあげられそうですね。

取引所と販売所の違い『手数料』

また、手数料の面でも、手数料の価格が比較的安価あるいは、手数料無料である『取引所』に比べて、『販売所』は手数料が高めに設定されています。

取引所と販売所の違い『換金の速さ』

一方で、換金率の速さという点では、『販売所』>『取引所』で『販売所』のメリットとしてあげることができます。『取引所』は、簡単に言えばマッチングの場であるため、売り手と買い手の希望がマッチして初めて換金できます。逆に言えば、マッチングするまでは換金ができないため、5〜6日換金するのに時間がかかってしまう可能性があります。一方で、『販売所』では販売所の定める金額であれば秒で購入することができるのです。
この結果から、仮想通貨をできるだけ安く買いたい!というのであれば、『取引所』を、仮想通貨を早く手に入れたい!というのであれば『販売所』を、自身の希望に合わせて利用することがいいのではないでしょうか。

ここまでくれば、『取引所』と『販売所』についてはバッチリですね?!
それでは実際に今回はメリットの多かった取引所についてチェックして行きましょう。

・初心者でも挑戦しやすいオススメ『取引所』3選

銀行が、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの様々な種類があるように『取引所』にも様々な種類が存在します。仮想通貨ブームである現在、世界中に数え切れないほどの仮想通貨取引所が存在しており、今後も増えていくのではと予想されています。2018年4月1日時点で、日本国内の仮想通貨取引所の数は23社となっています。数が多すぎると「一体どこの仮想通貨取引所がベストなの?」とわからなくなってしまう方も少なくないと思います。そこで今回は初心者にもオススメな『取引所』を3つ、ご紹介したいと思います。

➀Zaif(ザイフ)

まず私が、オススメしたい仮想通貨取引所がこの『Zaif』です。
仮想通貨でお金を稼ぎたいな〜とおもっている人のなかで、投資は難しいイメージがあり、わけわからない…!となかなか挑戦できないという人が多いのではないでしょうか。株でもそうですけど、そこが難しいなって感じてしまうポイントですよね。
しかし、安心してください、このZaifにはZaifコイン積立があるのです。ハイリスクな投資を避けて、毎月の積み立てを自動でやってくれるので、投資に対して難しいイメージを持っている初心者の方も低リスクでチャレンジできるのではないでしょうか。また、特定のコイン(例えば、ビットコイン)に関しては手数料がマイナスであり、つまりは特定のコインを取引すると逆に手数料相当分を日本円で受け取れます。手数料や積み立てについてはのちの記事でさらに詳しくご紹介しますが、この2点から初心者さんにはこの『Zaif』をオススメします。
*以下取り扱い通貨(現在5種類)
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ネム(NEM)
モナーコイン(MONA)
ビットコインキャッシュ(BCH)

②bitFlyer(ビットフライヤー)

次に紹介したいのは、この『ビットフライヤー』です。
最近、女優の成海璃子がイメージキャラクターを務めるこのCMを目にし、仮想通貨に興味を持ち始めた人もいるのではないでしょうか。

ビットフライヤーは、2014年に設立され、比較的新しい会社ながら、数多くの大企業(例えば、三菱UFJギャビタル株式会社やRECRUITなど)から出資を受けており、取引所として運営を信頼されているということが言えます。さらに、国内ビットコイン取引量第一を記録しており、沢山のユーザーがこの取引所を信用していることから、セキュリティが高いことが挙げられます。
また、「ビットコインをもらう」サービスでは、bitFlyer経由で通販などのインターネットサービスを利用すると、無料でビットコインを獲得することができます。ここからであれば、初心者の方でも仮想通貨にチャレンジしやすいのではないでしょうか。

*以下取り扱い通貨(現在7種類)
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
イーサリアムクラシック(ETC)
モナコイン(MONA)
リスク(LSK)

③bitBank(ビットバンク)

最後にアルトコイン(ビットコイン以外の仮装通貨)にもチャレンジしてみたい!と考えている人にオススメなのが、この『ビットバンク』という取引所です。この最大のメリットは、アルトコインの手数料が安いことです。またリップル(XRP)という仮想通貨が日本円で取引できるのは、この取引所のみです。
2017年10月16日〜2018年6月30日まで取引手数料無料になるキャンペーン中なので、アルトコインにチャレンジしてみたい!と思っている人はビットバンクを通して、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

*以下取り扱い通貨(現在6種類)
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC)
リップル(XRP)
モナーコイン(MONA)
ビットコインキャッシュ(BCH)

・最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、取引所と販売所の違いについて、またオススメの取引所についてご紹介しました。この記事を通して、販売所と取引所の違いをしっかりと理解し、自分の希望にあった取引所や販売所を見つけて仮想通貨の取引を始める足がかりとなりましたら幸いです。

以上、ミクがお伝えしました。