仮想通貨を担保にできるSALT(SALT/ソルト)とは?チャートや取引所など徹底解説!

ケント
こんにちは、fincle専属ライターのケントです。

皆さんは仮想通貨のSALT(SALT/ソルト)を知っていますか?

SALTは仮想通貨を担保としたローンのサービスで、いまとても注目を集める通貨です。

ちなみに、同じようなサービスを展開している通貨としてNexo(ネクソ/NEXO)というものがあります。

仮想通貨に限らずですが、資産運用をする際に多くの人にとって悩みのタネとなるのが現金と投資の比重ではないでしょうか。

ケント
現金が必要だけど、仮想通貨は売却したくない…。

SALTは、仮想通貨を担保に現金を貸し出すことでこのような悩みを解決するサービスとなっています。

いったいどのような通貨なのでしょうか、今回は仮想通貨のSALTについて詳しく解説していきます!

 

SALTとは?

先ほども解説した通り、SALTはユーザーが保有している仮想通貨の額に応じて法定通貨を融資することができるプラットフォームを提供しています。

こちらの動画(英語版)からも、SALTがどのような通貨か確認することができますよ。

SALTを利用することで、従来の手法で掛かっていた手数料を最小限に抑えることが可能となります。

また、融資の際には審査が必要となるのが今までの常識でしたが、SALTの場合はそのような審査も必要ありません。

いったいSALTはどのような通貨なのでしょうか、まずは基本情報について確認していきましょう!

通貨名SALT
通貨単位SALT
発行上限1億2千万枚
時価総額約60億円
ホワイトペーパーhttps://membership.saltlending.com/files/abstract.pdf
公式サイトhttps://saltlending.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/saltlending

時価総額ランキングでは現在137(2018年11月現在)に位置しています。

また、取引価格は1SALT=73(2018年11月現在)で取引されています。

2018年1月に一時1SALT=1000円前後の値を付けていましたが、その後は100円前後で安定しています。

 

SALTの特徴

SALTの基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう。

 

仮想通貨を担保に融資の受け入れが可能

SALT最大の特徴ともいえるのが、仮想通貨を担保に現金を借りることが可能だということです。

仮想通貨を運用する際に、どうしても現金が必要になるので一旦仮想通貨を売却したいと考える方も多いでしょう。

SALTのサービスを利用すれば、いちいち売却をせずに現金を一時的に手に入れることが可能となります。

ケント
また、売却をする必要がないのでその度に税金を払う必要も無くなるのが嬉しいですね。

 

担保の価値と連動して借り入れ可能額が変動

仮想通貨を担保に現金が借りられるのは大きな魅力ですが、多くの人にとって懸念される点があります。

それは、担保である仮想通貨は価値変動が激しいという点です。

ケント
まだまだ市場が成熟していないため、一日で価値が2倍に上昇するということも珍しくありません。

SALTはそのような事態に対処するため、担保の価値と連動して借り入れ可能額が変動するシステムを導入しています。

分かりやすくまとめると以下のとおりです。

  • 担保の仮想通貨の価値が上昇→借入額を増やすことができる
  • 担保の仮想通貨の価値が下落→担保の追加、または返済額を増やす措置

つまり、仮想通貨の価値が上昇した際には利用者に大きなメリットがあります。

一方で、価値が下落した際には担保を増やさければならないなど利用者にとっては見逃せないデメリットもあります。

実際に融資を受けたい際には、このようなリスクがあるということを留意する必要があるでしょう。

 

融資審査が不要

一般的に、金融の融資を行う際には厳格な審査が必要となるのが定説でした。

SALTでは、ブロックチェーンを活用することでこのような融資審査が不要になります。

具体的には、ブロックチェーンのパブリックな状態で相互承認が行われるということですね。

また、ブロックチェーン特有のセキュリティの高さを活かすことで安全かつスピーディーな貸し借りを実現しています。

 

貸し手になることも可能

SALTは融資を受けることを目的に誕生したプロジェクトですが、将来的にはSALTへ一定額以上の投資をしている人に関しては融資の貸し手になることも可能になるとのことです。

将来的に仮想通貨の市場が成熟した際には、貸し手になりたいという人も増えてくるのではないでしょうか。

 

SALTの取引所

skeeze / Pixabay

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国内取引所でSALTは取り扱われていません。

SALTを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。

主にこれらの取引所で取引が可能となっています。

取引所手数料(Maker/Taker)取り扱いコイン数
Bittrexアメリカ0.25%約200種類
Upibit韓国0.05~0.25%124種類
Huobi香港0.2%108種類
Binance中国0.1%140種類以上

バイナンス(Binance)とは?登録方法も紹介します!
↑fincleではBinanceの登録方法も紹介しているので併せてご覧ください。

 

SALTの買い方

PIX1861 / Pixabay

 

 

 

 

 

 

 

 

SALTをどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。

海外の取引所で買うと少しハードルが高そうですが、簡単なので安心してください!

 

SALTを取り扱っている海外の取引所に登録

SALTは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

 

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引しなけばなりません。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

bitbank(ビットバンク)の登録方法・メリット、デメリットをご紹介!板取引・スプレッドとは?

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)の登録方法から特徴まで徹底解説!
↑bitbankとZaifそれぞれの登録方法について詳しくはコチラ

 

国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、SALTを購入することが可能となります!

 

おわりに

pasja1000 / Pixabay

今回は仮想通貨のSaltについて詳しく解説しました。

仮想通貨を担保にした融資ローンという、業界でも珍しいサービスを実施しているSalt。

仮想通貨業界が成熟した際には、よりSaltを利用したいというユーザーも増えてくると予想されます。

最後に、もう一度特徴について確認していきましょう。

  • 仮想通貨を担保に融資の受け入れが可能
  • 担保の価値と連動して借り入れ可能額が変動
  • 融資審査が不要
  • 貸し手になることも可能

以上となっています!

今後どのような動きを見せるのか注目して見守っていきましょう。

今後は是非Saltも投資候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか!