婚活を失敗しないためにおすすめの服装は?

人生の一大イベント、結婚。学生時代からお付き合いがあったり、仕事場で知り合ったり、お友達の紹介などで縁あって結婚するという方もいますが、かたや、なかなかご縁がない、出会いがないという結婚もおろかお付き合いすらもできる状態でないという人たちもいますよね。

そういう方が利用するのが、「結婚相談所」や「お見合いパーティー・婚活パーティー」「婚活ツアー」「婚活セミナー」などの結婚活動と呼ばれ、俗にいう「婚活」ですよね。婚活をするにあたってはまず、印象を良く見てもらえる事。服装が見た目や清潔感もそうですが、それらの総称ともいえる服装が大事です。今回は、婚活の場面ごとにぐっと活躍する服装をご紹介したいと思います。

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結婚相談所とは?

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結婚相談所では、まずお相手を探すために登録をします。登録をしてから、その結婚相談所に登録をしている女性のお写真や情報を見て、この人とお見合いをしたいと願い出るとお相手にお伺いを立てて、了承が得られればお見合いを行います。お見合いはその結婚相談所内で行う場合と、結婚相談所から離れた料亭やレストランなど場所を借りて行う場合があります。そのあと連絡先の交換をしたり、また結婚相談所を介してお見合いを重ねてお付き合いをして、成婚になった場合は成婚料を支払うというシステムになっています。

お見合いではどんな服装がいい?

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服装が大事になってくるのは、お見合いのシーンですね。お見合いをする時は、どこで行うのか、どんな服装が好ましいのかを先に結婚相談員に相談してみるのも一つの手です。場所を借りてお食事をはさみながら行う場合は、お食事の内容やお店の雰囲気によって服装を変えることも必要です。和食料亭であれば、男性はスーツなど、女性であれば着物や和装が好ましいといわれていますし、洋食であれば、男女ともにフォーマルスーツ・カジュアルスーツなどが好ましいでしょう。あまりにビジネス感のある正装だと場所によっては浮いてしまうので、少しカジュアル感のある正装に近い服装が良いでしょう。

インターネットでお店の情報などを調べられる場合は、お店の風貌や内装などをチェックしてから服装を選ぶとよりベストと言えます。また、相談所内でお見合いを行う場合でも、ラフすぎず、カジュアルスーツや決めすぎない正装を心がけるといいでしょう。

婚活パーティーではどんな服装がいい?

婚活パーティーは合同コンパ、いわゆる「合コン」とは違い、お見合いを兼ねそろえたパーティーです。主催者側のイベント内容によっても違いますが、お見合いをした後フリータイムがあり、自由に異性とお話をすることができます。合コンのようにゲームを取り入れてわいわいやるのとは違い、婚活パーティーは正装をしてゆっくりと会話をしながら過ごし、お付き合いをしてみたい異性を選び、最後にカップリングを行います。

開催場所によっても違いますが、女性であればフォーマルドレス、男性であればカジュアルスーツが無難でしょう。気軽にわいわいとできる婚活パーティーの場合は動きやすく、かつ清楚に見える服装が好ましい様です。また、蛍光色などを取り入れると派手に見えがちですので、大人の男女の集まるパーティーとして、控えめな服装がベストです。

婚活ツアーって何?どんな服装がいい?

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婚活ツアーとは婚活中の独身男女が一緒に旅行をしながらカップリングを目指すというツアーで、旅行会社やイベント企業が行っているところもあります。旅行にも行けて、異性との出会いの場になるということで、人気が高く、特に旅行好きの方が集まりやすいので趣味が合い、カップリング率もわりといいようです。旅行の内容にもよりますが、ツアーですので見学があったり、いろいろなイベントが盛り込まれています。場面によって必要になる衣服があるかどうか主催者に必ず確認を取るようにしましょう。もしくは着替えられる時間があるのか、なければ動きやすく、できるだけラフすぎない服装でツアーに参加するといいかもしれません。

例えば、宿泊付きのツアーでは、お食事がする場所がおしゃれなレストランであったり、シーンごとに衣類を変えたほうが良い場合などがあります。ずっと同じ服装であると場所によっては浮いてしまう場合があるので、必ずツアーで回る場所や時間などを前もってチェックして服装を用意しておくとベストです。汚れた場合の着替えも忘れずに。

婚活セミナーって何?服装は?

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地方自治体や、青年会、県の取り組みの中に独身者向けの婚活セミナーというのを行っているところがあります。婚活セミナーでは、婚活するうえでの心構えや異性との接し方、婚活で成功するためのアドバイスが聞けたり、そのあと男女ともにフリータイムが設けられている場合もあります。セミナーを受講した者同士がお話しする機会も含まれているので、わりと参加しやすく、婚活パーティーや婚活ツアーよりは参加費も控えめで利用できるのが魅力の一つでもあります。

こちらは主催者が指定してこない限りそんなに決めすぎた服装をする必要はないようです。しかし、そのあとの女性と話すことを考えれば、カジュアルに見せつつ、清潔感のある服装であれば印象はよく見られること間違いなしなので、ラフすぎない服装で参加しましょう。

婚活で避けたほうが良い服装とは?

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先ほどまでは婚活の場面・場所ごとにふさわしいであろう服装をご紹介してきましたが、婚活をする上で好ましくない服装やアクセサリーはどんなものでしょうか?初めての異性が出会いを求める場所です。できるだけ避けたほうが無難な服装などをご紹介します。

①ジーンズなどデニム素材のもの

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就活中の人もそうですが、面接に行くときに、デニムなどの衣類は着ていかないようにといわれませんか?デニムは、カジュアル衣類であるので、ラフに見られがちです。よって、婚活の場面でもデニムはあまりふさわしくない様です。ダメージジーンズなどもってのほかです。おしゃれに見えることもありますが、時と場合によっては清潔感が欠けることにもなりかねません。デニムは避けましょう。

②派手なアクセサリー

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羽がついていたり、モチーフの大きなネックレスや革素材、幅が広いかったり大きい指輪などは正装をしていく上ではふさわしくないですよね。できるだけシンプルで、女性であればコットンパールやちょっとしたモチーフのついたアクセサリーがおすすめです。男性であれば、時計もいいですが時計もシンプルでビジネスでも使えるようなものが好ましいとでしょう。高価すぎる時計は余計に目立つので、シンプルなものを選ぶといいですね。また、天然石ブレスレットもいかついイメージがついてしまうので、その時は外すのがいいかもしれません。

③爪などのネイルアート

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足先から爪先まできれいにいたい女性は多くいますよね。ネイルアートは実は男性はあまり興味のないものといわれています。ラインストーンや装飾をつけてごてごてにネイルアートしてもらっては攻撃的なイメージに取られたり、衛生的にどうなんだろうと不衛生に思われがちです。特に赤やパステルカラーは服装を抑えても爪が目立ってしまうのでお勧めできません。

ネイルをするにしても、フレンチネイルなどのシンプルな色のものを選び、爪の長さも、指の腹を押して爪先が見えるか見えないかくらいの短さにしておくのがベストです。

④体のサイズに合っていないもの・露出の高い服装

ビジネススーツでも、体のラインに合わせてぴったりとしたものが人気を集めています。ズボンがぶかぶかであったり、体のラインを隠し過ぎるゆったりとした服装はあまり好ましくないようです。締めるところは締めて、すっきりと見える服装が好印象を与えやすいようですよ。

また、胸元が大きく開いたり、足にスリットが入っているような露出の高い服装も目立ってしまいます。動いているうちにうっかり下着まで見えてしまっては恥ずかしいですよね。そういった露出の多い服装が苦手な方もいますので、ある程度隠して不快感を与えない程度の服装が好ましいでしょう。

まとめ

今回は婚活のシチュエーションに沿って好ましい服装やふさわしくないであろう服装をご紹介いたしました。その場にあった服装を選ぶというより、自分に似合った服装を選ぶということが重要です。失敗しないためにはプロの意見を聞くのも重要で、お店の方々に相談するのも一つの手です。また、イベントや婚活を支援している団体は場数を踏んでいてどんな服装で来ているのかも見ていますので、心配な方は聞いてみると失敗も少なく、安心して参加できるのではないでしょうか?

素敵な出会いと、楽しい時間を過ごせるように、自分を最大限に魅せられる服装で婚活に取り組んでみてはいかがでしょうか。