私たちの人生の中でも、大きなターニングポイントになる妊娠と出産。でも想定外の妊娠だったり、計画より早まって妊娠したりと、予想外のことはあるものです。
妊娠したことへの喜び反面、貯金がゼロでどうしようかと悩んでいる方もいることでしょう。
私の友人は念願の妊娠をしました。でも不妊治療に貯金をかなり費やしており、3年以上の不妊治療でも授かることが出来なかったので諦めてマンション購入を決めた後のことでした。
夫婦二人、楽しく過ごしていこうと前向きな気持ちで全財産を出してマンションを購入してすぐのことだったのです。
もちろん、妊娠を願っていた二人だったので嬉しかったことには間違いありませんが、『お金、全然ない・・・。共働きで働けばすぐに貯まるからね』と背伸びをして物件を購入した矢先のことだったからです。
彼女がお金がない中で工夫していた妊娠費用を極力かけない方法をご紹介したいと思います。
出産病院の選定や事前確認
妊婦健診、分娩、入院と出産病院を決定するのはお金を節約するのに重要なポイントです。病院の選択次第で、数十万円の違いが出てきます。
病院を決める
個人病院は出産費用が高額になる場合が多いです。個室になっていたり、出産後のお祝い膳が豪華だったり、至れり尽くせりの環境であることは間違いないです。
でもお金がない以上、いかに費用をかけずに出産することがポイントです。
健康保険を支払っている場合、子供1人につき42万円支給されます。病院の選定はこの42万円以下で出産できる病院を探すことから始まります。
国立病院や市立病院などがとかく出産費用を抑えることが出来ます。また『直接支払制度』というものがあります。これは出産一時金を病院に直接払ってもらう制度なので
立て替える心配もないのです。
ちなみに友人は38万円で終わったと大喜びでした。後日42万の差額分4万円が手に入ったと言っていました。
大きな病院だとNICUも完備されていたりと、安心できる部分も多々あります。豪華な食事や病室はないかもしれませんが大きな病院で出産することはメリットも多いと思います。
医療保険に入る
妊娠中のトラブルの為に、友人は月2500円の医療保険に入りました。妊娠中でも加入できるものもあります。
6ヶ月間医療保険に入りましたが、に妊娠高血圧症候群になり入院することになったのでかなり儲かったと言っていました。
最終的に友人に聞いたところ、交通費や雑務はかかったものの、出産一時金や健康保険組合からでたお祝い金、医療保険からの支給金を合計すると持ち出しゼロで済んだそうです。
出産準備品
赤ちゃんのものを見ているとついつい欲しくなりますよね。小さくて本当にかわいいです。また念願の赤ちゃんだと、出産準備をするのも楽しみの一つです。
でも全て用意するとかなり費用がかかってしまいます。
下着、衣類、ベビーベット、ベビーカー、チャイルドシート、ほ乳瓶、ほ乳瓶消毒器上げていたらきりがありません。
出産準備品を安く済ませるには
とにかく回りに不要品はないか聞いて下さい。必ず出てくるはずです。ちなみに友人は我が家から大量の品々を持って行きました。
ベビーカー、チャイルドシート、衣類、不要になった紙おむつ、ベビー布団。私は使い回せるものはみんなで使うべきと考えているので、友人が使ってくれると言ってくれて
嬉しかったです。既に3人使用していましたが、成長も早いので使用期間は短いものばかりです。これだけで10万円の節約は出来たと思います。
ただし、肌着だけは自分で用意していました。彼女はオークションをうまく利用していました。自分の不要品を売って、その売上金で不足のベビー用品を購入したそうです。
出品されている商品の中でも新品のものも多くあったそうなので、うまく利用すれば賢く準備品を用意できるかもしれません。
出産費用に本当に困ったとき
妊娠期間中に急な入院などで、お金が必要になる場合があります。その場合は『出産費貸付制度』というものがあります。
しかしあくまで出産一時金の前借り的な存在になりますのでそこを考慮して借りるようにして下さい。
まとめ
妊娠、出産はとにかく費用がかかります。でも工夫と、事前下調べによって大幅に節約できますのでどうか新しい命の誕生を楽しんで欲しいと思います。