お子さんの入園や入学を控えた親御さんの悩みといえば、いろいろなお道具の準備です。
ランドセルや通学カバンといった大きなものから、鉛筆やハサミなどの細々としたものまで、新生活を迎えるためには購入しなければならないものがたくさんありますよね。
せっかくだから、おしゃれで、機能的で、長持ちして・・・と金銭面を気にせず選んでいると、購入総額が膨れ上がってしまい、困ってしまうことにもなりかねません。
そこで今回は、おしゃれや機能性の面にも配慮しつつ、できるだけ安上がりに入園入学の準備ができるテクニックをご紹介します。
目次
袋ものの準備に使えるテクニック
新生活を迎えるにあたり、園でも学校でも必要になるのがお道具袋やお使い袋、体操着袋などの袋ものです。
中には「保護者の手作りで」と指定のあるところもあるようで、手芸の苦手な親御さんには頭の痛いグッズでもあります。
また、1年生はまだまだカバンを汚したり無くしたりすることも多いので、がっかりさせられることも・・・。気兼ねなく楽しい新生活を送ってもらうために、親にとっても負担の少ない方法で準備したいものです。
アップリケやレースを活用する
実は、手提げ袋や体操着入れは100円ショップでも売っています。ただ、100円ショップで買ったものをそのまま使ったのでは、「あ、あの子は100円のカバンを使っているのね」と誰がみても一目でわかってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、ベースとなるカバンは100円ショップや量販店でお得に購入し、そこにアップリケやレースでデコレーションする方法です。
アップリケはアイロンで接着するタイプなら、縫製の手間も不要です。100円ショップでもとてもおしゃれなものが売っていますし、お子さんと一緒にインターネットや手芸店でお気に入りを探すのも良いですね。
また、レースやリボンでデコレートすると、一気にハンドメイド感が増します。色違いのレースや、ボンボン付のレースを重ねづけすると、とてもゴージャスになるのでおすすめですよ。
紐を入れ替える
簡単なのにイメージを変えられる方法が、市販のカバンの紐を入れ替えることです。
同じような太さで色の違う紐に変えると、随分イメージが変わります。
我が家でも、ピンクの布に白い紐が通っていた巾着袋を、布に合わせたピンク色の紐に入れ替えました。統一感がでて、ぐっとおしゃれな雰囲気になりました。
紐でしたら買ってもお安いですので、ぜひチャレンジしてみてください。
ランドセルのアイテム活用テクニック
入学準備で一番の出費事項といっても過言ではない、ランドセル。6年間を通して使う物だから、作りがしっかりしていて、しかも子供が喜んで使ってくれるような色やデザインのものを選びたいところです。
お子さんが6歳の時にランドセルを買うわけですが、その時の趣味に合わせて選ばせると、キラキラした刺繍などのデコレーションが施されたものを希望することがやはり多いです。
でも、ランドセルは12歳になるまで使うので、6歳の趣味で選んでしまうとあとあと後悔しないとも限りません。
また、装飾の多いランドセルは価格も高めになってしまう傾向があります。
そこでおすすめしたいのは、ランドセル自体はシンプルなものを選んでおいて、ランドセルに加えられるアイテムで変化をつける方法です。
ランドセル専用シールを活用する
インターネットなどで、ランドセル専用のシールが販売されているのをご存じでしょうか。こういった専用シールを使えば、ランドセルをお子さんの好きなようにデコレーションすることができます。
刺繍したアップリケのような厚みのあるシールや、反射材を兼ねたシールなど、色々な種類のものが出回っていますので、お好みで選ぶことができます。
我が家の長女は、ピンクのシンプルなランドセルに、リボン型の刺繍シールを貼っています。背面に大きなリボン、側面には小さ目のリボンというように、長女の気に入るように自分で好きな場所を選ばせたおかげか、喜んで使っています。貼ってから2年以上経ちますが、剥がれることもなくキレイなままですし、ママ友にも「元々の刺繍なの? 」と聞かれるほど自然です。
学年が上がって帰りが遅くなってきたら、反射材のものに貼り替えようと考えています。成長具合にあわせて貼り替えられるのも、シールの利点ですね。
ランドセルカバーを賢く選ぶ
ランドセル選びの時に意外と見落としがちなのが、ランドセルカバーです。
ランドセルカバーにも2種類あり、雨の日などに濡れたり汚れたりすることを防ぐ雨用のカバーと、通常時からランドセル背面を劣化から防ぐランドセルのふたカバーがあります。
どちらも、背面全体を覆ってしまうので、ランドセルを入念に選んでも、結局カバーでランドセルの色やデザインがほとんど見えない・・・ということもあります。
逆に言うと、ランドセルカバーをデザインの凝ったものやお子さんのお気に入りのものにすることで、ランドセル自体は装飾の入った高価なものを購入しなくても、安価にお気に入りのデザインを実現することができるということです。
なお、地域や学校にもよりますが、黄色い帽子や防犯ホイッスルとともに、入学時に黄色いランドセルカバーが配布されることもあります。入学時に急いで用意しなくても、2年生以降にお子さんと相談してその時々でお好みのカバーを選んでいくというのも一案です。
まとめ
いかがでしたか?
最初から完璧にデザインされた市販のものを購入するのも良いですが、自分でデコレーションをしたり、便利なアイテムを活用したりすることで、おしゃれで安上がりに入園入学の準備ができますよ!
お気に入りのグッズを用意して、親子で楽しい新生活を迎えられるといいですね。