バスや電車などの公共機関と比べると、はるかに割高なタクシー。普段、頻繁に乗ることはあまりないかもしれませんが、いたしかたなく使わなければならないこともあります。
タクシーはさまざまな規制があるので、安い料金で利用するのはまだ難しいですが、少しでも節約してタクシーに乗る方法を紹介します。
タクシー代を節約する方法
タクシー代を節約するために4 つの方法を挙げてみました。
渋滞情報ナビアプリを利用する
タクシーに乗っても渋滞にはまっては、料金がどんどん加算されてしまいます。そこで、タクシーに乗る前に渋滞情報ナビアプリで、道路の混雑状況を調べることをおすすめします。アプリは無料のものが色々あるので、自分が見やすいものを選ぶのがよいでしょう。
道路が渋滞している場合は、タクシーの運転手さんに、別のルートだと料金がいくらになるのかをしっかり確認してから、タクシーを利用するのか決めたほうがよいです。もしくは、その付近を詳しく知っているのであれば、料金が高くならずに裏道で行けるルートを、こちらから運転手さんに伝えみてもよいでしょう。
タクシーの料金は、道路が空いていて一定の速度で走っているときは、初乗り運賃を超えると、距離に応じて料金が加算されていきます。しかし、渋滞などで時速10㎞ 以下で走るようになると、距離に応じてではなく、時間に応じて料金が加算される仕組みになっています。ですので、なるべく渋滞に巻き込まれないようにしたほうが、無駄にタクシー代を払わずに済みます。
相乗りをする
ズバリ、相乗りはかなりタクシー代が安くなります!
タクシー乗り場で、誰かに声をかけて相乗りをすればよいのですが、いきなり知らない人に声をかけるのは気が引ける…という場合は、別の方法もあります。
まず一つは、SNS を使って探す方法です。例えばtwitter で「何時に〇〇駅で〇〇方面までタクシーを相乗りしてくれる人募集」といった具合です。後は相手からの連絡を待つだけ。
そしてもう一つが、相乗り相手をマッチングするアプリを使って探す方法です。まだ登録者数は多くないものの、試験的に行われているものも含め、以下のものがあります。(2017 年1 月現在)
・相乗り屋.net (iPhone 版/Android 版)
AINORY 以外はフェイスブックのアカウントが必要になります。フェイスブックのプロフィールと連動しているので、相手がどんな人かわかるのがよいところです。どのアプリも使い方はいたって簡単。以下の手順で進めるだけです。
1. 目的地を設定して、相乗りメンバーを募集する。
2. 相乗りできそうな人がいたら申請する。
3. チャット機能を使って待ち合わせをする。
どの方法を試すにせよ、基本的には終電の後や、悪天候で交通機関が乱れたときなど、確実に多くの人がタクシーを使うであろうというときにやってみたほうが、相乗りできる相手が見つかりやすいです。
料金定額タクシーを使う
例えば、東京都内各所から成田空港までなど、2 地点間のタクシー料金があらかじめ設定されている定額制システムがあり、多くのタクシー会社がこのサービスを提供しています。
これのメリットは、渋滞で目的地まで到着するのに時間がかかっても、料金が加算されないことです。そのため、移動距離が長いときは定額制にしたほうが、お得になることもあります。
タクシー会社によっては、事前予約の割引があったり、通常料金制とどちらが安いか調べてくれたりするので、利用する前に一度、タクシー会社に相談してみるのをおすすめします。
タクシー代はクレジットカードで支払う
現金での支払いでもクレジットカードの場合でも、タクシー代は変わりませんが、クレジットカードで支払ったほうが、ポイントやマイルが貯まるので、その分お得になります。また、荷物が多いときなども、おつりを落として拾い損ねる心配もないので便利です。
まとめ
タクシーは料金体系が決まっているので、どうしてもある程度の出費は否めませんが、ほんの少し工夫するだけでも節約に繋がります。「どうせタクシーは高いからしょうがない」と思わずに、無駄にお金がかからないように意識しながら、賢く乗ってくださいね。