人間関係に疲れないための3つのコツとは?

人生を過ごす中で、切っても切れない関係として”人間関係”が挙げられるのではないでしょうか。どのような場面においても、人と人とのつながりには必ずぶつかります。ただそんな人間関係がうまくいかないと悩んでいる人、消耗しきってしまって心身ともに疲れてしまっている人は少なくありません。

そこで今回は、人間関係がうまくいかない原因と、疲れないためのコツについてお話していきます。私自身、人間関係を築くのはあまりうまくありませんでしたが、考え方や捉え方を変えたことで楽になった人の一人です。参考にしていただけると幸いです。

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人間関係がうまくいかない原因とは

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人間関係がうまくいかない原因は、客観的に見ると意外と単純なものです。とはいえ、なかなかうまくその原因を扱えない人が多いのも事実です。今回紹介する原因は、人間関係がうまくいかない原因として代表的なものではありますが、ごく一部の内容ではあります。ただ自分自身がその原因に当てはまっていないか、思い込みすぎていないか等、見直すことはとても重要なことです。

価値観の違いを受け入れられない

例えば、人間関係がこじれる原因の一つに「価値観の違い」が挙げられます。ただ、価値観というのは、人それぞれ違いますし、今まで生きてきた人生経験によって構築されたものですから、すぐに直せるようなものでもありません。しかし、その価値観の違いをうまく受け入れられないことで、人間関係はこじれやすくなってしまいます。

うまくやろうと頑張ってしまう

かつての私もやりがちだったのですが、人間関係をうまく築こうと意識しすぎることも、人間関係がうまくいかない原因の一つです。「皆と仲良くなろう」「誰からも好かれる人になろう」という意識が向いてしまう人は少なくないでしょう。ただ先にも紹介した通り、価値観は人それぞれ違いますから、性格等の好き嫌いも、自分一人の努力でどうにかできる代物ではありません。

誰からも気に入られようという意識にかえって違和感を感じる人も少なくないのです。

自分自身が距離を取っている

また無意識のうちに”自分自身”が相手と距離を取っているかもしれません。人間関係がうまくいかないと思いながらも、人間関係を築きたくないとどこかであなた自身が思っているから、疲れてしまうのかもしれません。

相手に合わせようとする無意識が、人間関係の疲れをもたらす原因となっていることがあります。人との距離を取りたいという意識が強いと、うまくいかないというよりは、うまくいかなくていいという自分の願いが叶っていることになります。でも、誰とでも距離を置くわけにはいかないこともありますよね。

人間関係に疲れないためのコツ

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そこで人間関係に疲れないためのコツをご紹介します。大切なのは人間関係における考え方や捉え方に柔軟になることです。言葉にすると少し切なく響くかもしれませんが、どんなに親しい人でも他人は他人なのです。だからこそ、他人の考えを過度に受け入れる必要もなければ、自分の考えを他人に押し付けるのも好ましくないのです。

あまりにも疲れてしまった時には、心だけでなく物理的に距離を置くことも大切だと考えています。

合わない時には距離を置く

価値観の違いは当たり前のことですが、どうしても相容れない相手が存在する場合があります。そのような場合、どうしても合わない、疲れてしまうという場合には距離を置いてしまうことをおすすめします。先に書いた通り、あまりにも疲弊してしまった場合には物理的に距離を置くことも良いと考えています。

物理的な距離をおかずとも、関わりを減らすだけで、負担は軽減します。ちなみに距離を置きつつ、双方が不快な想いをせずに済むおすすめの方法に”あいさつ”があります。あいさつだけはしっかり行うのです。それ以上の会話はしなくても良いと思いますが、あいさつだけは明るくはっきりと行うことで、互いの印象が悪くなることもありませんし、自分と相手の関係を知らない相手が見ても、不快に映ることはありませんよ。

相手の評価を気にしない

また今まで「誰からも好かれたい」と考えていた人にはハードルが高く感じるかもしれませんが、相手からの評価を気にしないことも大切です。誰にでも好かれるという人はほぼ存在しません。どんなに良い人だとしても、誰かからは良く思われていない、そんなことはよくあることです。

なので評価はあまり気にしないことです。

無理に自分を良く見せない

上のコツに似ていますが、無理に自分を良く見せないことも大切です。人と付き合う度に、良く見せていると、本来の姿を見せる機会を失い、無理を続ける羽目になります。無理をしていない状態のあなたと付き合ってくれる人との人間関係の方が、ゆるやかで楽しい関係が築けるはずです。

まとめ

人間関係がうまくいかない時には、自分自身の考え方や捉え方を柔軟に変化させることをおすすめします。言葉は悪いですが、相手は所詮他人です。自分の考えをすり合せたところで100%価値観が合致することはないのです。だからこそ、下手に相手を意識しすぎない方が、人間関係に疲れ過ぎないちょうどいい距離感を保つことができると考えています。