寒い冬でも、暖かく過ごせる光熱費の節約術とは?

できるだけ光熱費はかけたくない!でも寒いのを我慢するのはつらいですよね?そこで今回は、普段から私も行っている、工夫次第で温かく過ごしながらも、光熱費を節約できる簡単な方法をいくつかご紹介をさせていただきます。

piviso / Pixabay

光熱費の節約術

最近では蛇口から出てくるお湯にしても、電気給湯器の場合とガス給湯器の場合、オール電化でガスは使用していない場合など各家庭によって違いがありますので、ガスと電気をまとめさせていただきました。

今回はほんの少しのアイデアでできる光熱費の節約術をご紹介させていただきます。

その①:太陽の熱を有効に利用する

Skitterphoto / Pixabay

冬は、朝晩寒くてもお天気がよければ、日中は温度が上がりますよね。太陽の力は本当に大きいものです。発電もできるぐらいですからね。

その力を利用する手はありません。

家の中でも日が当たらない北側は暖房をいれないと非常に寒いときでも、南側の部屋だと日があたっている時間は暖房なしで過ごすことができることもあります。直接日があたる場所はかなり高温になります。

この高温になる熱を利用して、料理をする前のお鍋やフライパン、水を入れたやかんを日のあたる場所に置いておきます。

お鍋やフライパン、やかんを太陽の熱で温めてから料理に使うということをすると、フライパンが熱くなるまで、お湯が沸くまでの時間短縮になるので、おすすめです。

太陽の動きは案外速いので移動させるなどの工夫はいりますが、休日家に居るときなど、お天気があえば手軽にできますね。

その②:カイロはお腹にあてると全身が温まる

MabelAmber / Pixabay

寒い=暖房をつけると思ってしまいますが、自分が温かく感じることができたら気にならないものです。

カイロは外出時の極寒のときの救世主というイメージがありますが、室内でも暖房をつける前に使ってみましょう。

外では手が冷たくなって手に握ることもあるかもしれませんが、身体全体を温める効果が一番ある場所は「お腹」です。背中や腰に貼っていた方は試してみてください。

お腹には血液がたくさん流れているので、カイロの熱で温まった血液が全身を巡るからなのですが、サーモグラフィで実験した結果を見たので間違いありません。

ちなみに、その次にカイロを貼ってよく温まった場所は「太もも」です。ここも筋肉が大きいですし、血液が温まりやすいのでしょう。

腰痛や肩こりがあるとどうしてもその場所に貼りたくなりますが、寒さをしのぐ意味では「お腹」に貼るのがベストです。

私はそれを応用して、お風呂に入ったときに、冷えた身体を温めるシャワーは、肩からかけていたのをやめて、お腹を一番に温めています。

その③:ひざかけ、ポンチョを使う

MiraDeShazer / Pixabay

昔は毛糸で編んでくれたお手製のひざかけを持っていたものですが、最近ではすっかり姿を消してしまっています。椅子に座っているときにひざの上にかけると、かなり温まりますので、おすすめ。

フリース素材の軽くて温かいものもあるので、持ち運びにも便利です。

ポンチョもひとつあると便利です。私のものは冬にテーマパークに行ったとき、夜になってきて寒くてたまらない時に購入したフリースのものですが、頭からすっぽりかぶるだけで、かなり温かいです。

お布団に入るほどではないけれど、少しうとうと寝たいときにもおすすめです。

その④:お風呂は可能な限り家族揃って

tookapic / Pixabay

子どもたちが成長して1人ずつお風呂に入るようになったら、一気に光熱費、水道代ともに値上がりしてしまいました。

ある程度は仕方がないと思います。広さの問題もありますし、それぞれ帰宅時間がバラバラだったらそれぞれで入るしかありませんから。

しかし、その中でもお風呂が冷めて追い炊きをするという回数を極力避けるため、1人が入ったらすぐに次・・・と入る努力をしている我が家。

湯船に浮かべるアルミのシートを置いていたこともあったのですが、お湯の上に置いたり、入る時に畳んだりもたもたしていると、次の人にバトンタッチするのと、変わらなかったです。

もちろん何時間もあとで使う場合にはシートの保温効果はあると思うのですが・・・。

その⑤:室内でも多めに服を着る

Pexels / Pixabay

室内でも多めに服を着るなんて常識かと思っていたのですが、お風呂からあがった息子が冬なのにいつまでも半そでのTシャツ姿でウロウロしていて、そのままの姿で自分の部屋で暖房をつけていたことがあります。

子どもにも再教育しないと節約できないものだ!と思いました。まずは自分が着込んで温かくなり、それでも寒いときに暖房をつけてもいいという基本を家族間で再確認することをおすすめします。

まとめ

寒い冬の室内の過ごし方は地域にもよると思いますし、一戸建てとマンション、耐熱性などによって違うとは思いますが、「ほんの少し」ずつの積み重ねで光熱費はかさみもすれば、減らすこともできます。

寒い冬を効率よく温かく過ごすために少しでもお役に立てれば光栄です。