節約したい、お金を貯めたい、毎月家計簿とにらめっこしながら考えていると、「もう無理! いるものはいるんだから!」となることはありませんか。
また「いつも頑張ってるから自分へのご褒美」と自分を甘やかしてしまったり…そうやってしてしまう衝動買いを後悔して、でもまたしてしまうを繰り返していないでしょうか。
そんなループから抜け出すために、おすすめしたい方法をご紹介します。
目次
どうして衝動買いをしてしまうのか
引用:写真AC
まずは衝動買いをしてしまう心理から、原因を探ってみましょう。思い当たることがあれば、そこから解決の糸口が見えてくるはずです。
気持ちが大きくなっているとき
臨時収入があったときやボーナスが入ったとき、給料日で気持ちが大きくなっていると、引き締めていた気持ちが緩みがちです。
欲しいと口にしたりして後に引けなくなったとき
SNSなどでみんなが欲しいといっていると「私も…」と引きずられてしまう人が当てはまります。
ストレスがたまっているとき
ストレスの解消法が買い物になっている人が当てはまります。
計画性がない
ポイント○倍! の言葉に弱い人が当てはまります。残り後1つです! 限定で今しか買えません! といった売り文句に弱かったり、「今お金はないけどカードがあるし」と自分に言い訳してしまいます。
自分に自信がない
みんなが持っていると、自分が持っていないことが恥ずかしいと思ったり、流行に乗っていないと焦りを感じる人が当てはまります。
衝動買いは一時しか気持ちが良くならない
衝動買いをするときは、その理由がどうであれ、「興奮している状態」にあります。そのため手に入れるまでは気持ちが盛り上がっていたのに、自分のものになってしまうと興味が失せてしまうことがほとんど。
それでは自己投資どころか、余計なものを増やしてしまっただけになってしまいます。
もちろん、衝動買いを全くすることなく生きてきたという人は、ほとんどいないはず。大切なのは衝動買いをしてしまうこと=悪いことと思い込むのではなく、「衝動買いをする機会を減らす」ことと、「衝動買いをしてしまう心理に自分を追い込まないこと」が大切なのです。
衝動買いをしないために
節約をしよう! と決心して、すぐにお金持ちにはなれないように、衝動買いしてしまう自分が明日からは絶対しない! とはなりません。もしかしたら欲しいと思っているものこそが、自分にとってラッキーな出会いであるかもしれないからです。
そのためにも、次のような習慣を始めてみましょう。
なぜ買ってしまったのか考える
どうして衝動買いをしてしまったのか、その理由を考えてみましょう。残り1つだったから…安かったから…と理由がきっとあるはず。
しかし買ってしまって後悔したのなら、それはあなたにとってあまり必要ではなかったということ。次はその理由で買わない、と自分の中でルールにいてしまいましょう。次に同じことをしなければいいのです。
最低3日、できれば1週間考える
インターネットなど、クリック1つで欲しいものが買えてしまう時代。欲しいと思ってお金が手元になくても、カードが使える、と衝動買いに陥るきっかけは少なくありません。
でも本当にそれは必要なものなのでしょうか。冷静に考えると、興味が失せてしまうかもしれません。
ネットショッピングをしない
インターネットにつなぐ時間を決めてしまいましょう。衝動買いをしてしまうのは、暇つぶしにネットサーフィンをしているときが多いもの。
必要最低限のことにだけ使い、無駄に時間を費やさないことも大切です。
カードを封印する
クレジットカードは、お金がなくても買えてしまうため、いつもの買い物では使わないような金額のものを購入してしまいがち。思い切ってカードを封印しましょう。
家族に預かってもらうといった方法もおすすめです。
欲しいものリストを作る
欲しいものがある、買いたいものがあるということは別に悪いことではありません。
問題なのは「今買うべきではないもの」「いつかはいるものだけど今は必要ないもの」「自分を飾るためだけでしかないもの」といった無駄使いに費やしてしまうことです。
本当に欲しいものなら、お金を貯めて買いましょう。貯めている間に新しい機種や新しいデザインのものが出るから、追いかけっこになる、と思う人もいるかもしれません。
でもそれは本当に、必要なものでしょうか?
新しいものはいつまでも出続けます。それを追いかけている限り、いつまでたっても衝動買いというベルトコンベアから降りられないままです。
欲しいもののリストを作り、何度も見直しましょう。本当にあなたが欲しいもの、手に入れるべきものが見えてくるはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
節約の敵、ともいわれがちな衝動買い。でも大なり小なり、買い物で無駄なものを買ってしまったり、ネットで目を引かれて購入してしまったり、という買い物の失敗は誰にでもあるものです。
今は失敗してもいいのです。5年後、10年後に後悔しないために、衝動買い体質を今日から少しずつ改善していきましょう。