知ってる?ゆうちょ銀行で無料で送金する方法がある!

オークションや、各種インターネットショップを利用して、購入の際に送金するときいろいろな選択肢がありますね。その中でも、他社の銀行口座に入金するときは、ゆうちょ銀行も同じように手数料がかかりますが、ゆうちょ銀行のいいところは、ゆうちょ銀行口座同士であれば無料で送金できるというところですよね。ネットショップやオークションでもゆうちょ銀行口座での決済方法ができるようになっていますが、2016年10月から同じゆうちょ銀行同士であっても、手数料有料化になりました。

かくいう筆者もゆうちょ銀行口座利用のヘビーユーザーであるため、ゆうちょ銀行同士の送金を無料で送金できる回数まで最大限に利用したり、その無料回数を超えてもできるだけお得に送金できる方法をとっています。それについても詳しく、最大何回まで無料で送金できるのかを含めてご紹介いたします。

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同じゆうちょ口座同士であれば無料で送金できるシステム

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ゆうちょ銀行と他銀行の大きな違いは、ゆうちょ銀行口座利用者同士での送金は手数料無料でできるということです。他銀行では、同じ銀行口座同士であっても、振込手数料がかかることがあります。地方銀行であると、ほとんどの場合同じ銀行口座を持っていて送金するとしても手数料がかかります。しかし、ゆうちょ銀行では、口座同士であれば無料で送金できるシステムを置いていますので、決済方法としても非常に人気が高いものでした。

ただし、ゆうちょ銀行口座から他銀行口座に送金する場合は手数料がかかります。それはどこの銀行でも同じことですよね。ゆうちょ銀行では、ゆうちょ銀行口座同士であれば無料で送金することができ、オークションや他ネットショップではゆうちょ銀行口座指定での振り込み・決済方法も取り入れていました。わずか100円程度であっても手数料を払わなくていいというのは、ちょっとした節約にもなったりお得に感じたものですが、その取引の多さからATMで送金を行う利用者達の混雑が良く見受けられたそうです。

ゆうちょ銀行手数料有料化は2016年から

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筆者は、2011年ごろ、オークションをかなりヘビーユーザーしていましたが、その時にありがたかったのは売り手にゆうちょ銀行口座同士で送金したいといえば、手数料かからず無料で送金できたところでした。しかし、その便利であった送金手数料無料システムもいよいよ2016年9月に終わりを告げました。

というのは、利用者を増やすことを目的として無料を続けていましたが、民営化になってからしばらくして有料化になりました。他社銀行では、一回に対し、送金手数料を金額に応じて徴収しているのに対し、ゆうちょ銀行は利用者が多いのに手数料が無料なので、利用者が多く混雑などもあったこと、経営方針の変更なども理由としてあげられているようです。

また、ネットバンクでも送金ができるのですが、ネットバンクは月5回まで無料、6回目からは有料です。それに対しATMは何回送金しても手数料無料であったことから、根強い利用者がいることでATMの混雑があったため、それを回避するべくATM利用も有料化を導入し、統一感を出すためにもネットバンク同様手数料がかかるものにしたのではないかと言われています。

ゆうちょ口座から送金する方法

①ATMから送金する場合

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ATMから送金する場合は、ゆうちょ銀行口座同士であれば月3回までは無料で送金できます。4回目からは手数料が123円かかりますが、月3回目までは、ゆうちょ銀行口座同士であれば無料で送金できるのです。少額であっても、高額であっても同じゆうちょ口座同士であれば決められた回数までは無料で利用できます。

しかし、他社銀行口座に送金する場合は料金がかかるのでその点だけは注意しなくてはいけません。その点はどの銀行でも同じことです。ただし、ゆうちょ口座同士であれば無料で送金できる回数があるのはありがたいことですよね。

②ネットバンクから送金する場合

ゆうちょ銀行に口座を所有している場合、「ゆうちょダイレクト」といってインターネットバンクが利用できます。インターネットからも申し込みが可能で、自宅パソコンやスマートフォンからでも送金でき、わざわざATMまで行かなくても自由な操作ができるのでとても便利です。

また、同じゆうちょ銀行口座同士でATM送金するよりも、ネットバンクを利用したほう月5回まで無料で送金できますし、6回目からはATMで送金するよりも安い手数料113円で送金が可能なのでネットバンクの利用者が増えているようです。

参照:ゆうちょダイレクト(2017年著者調べ)

上手く使えば月最高8回まで無料で送金できる!

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インターネットショッピングはとても楽しいですよね。買い物に行って希望の商品を選んでくるよりも、ネットで検索して購入したほうが早かったりすることがあり、便利です。その中で買い手にとってはATMとネットバンクを利用したほうが月8回までは無料で送金できて購入もできるので、郵貯口座を取り扱っているサイトやお店を選べば損が少なくなります。

ただし、これによって打撃を受けているのは、サイトを運営しているお店のほうのようです。ほかの支払い方法も可能になっているので、コンビニ払いや銀行払いでは決済手数料を徴収されているため、無料送金の回数が制限されたことで買い手が少なくなることも懸念され、多少打撃を受けているようです。そうはいってもクレジット決済やほかの決済方法もあり、手数料も100円程度なので、さほど大きくないように感じますが、売り上げの多いお店であれば多少塵も積もれば山となるというような感じなのかもしれませんね。

買い手にとっては特に問題なく、ゆうちょ銀行口座同士の送金ができるお店を選ぶことでお得に送金ができ、お買い物やオークションを今まで通り楽しむことができますよ。もし月8回までの無料枠を超えることがあっても、ネットバンクを利用することでATMよりもお得に送金できるので、ネットバンクの申し込みをすることもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?根強いユーザーもいるゆうちょ銀行の送金方法ですが、有料化によって多少不便になってきている部分もありますが、まだまだ便利な決済方法でもあります。無料で送金できる方法さえ押さえていれば、損をすることも少なくなりますので、ぜひネットショッピングやオークションなど楽しんでみてはいかがでしょうか?