貧乏を楽しく乗り切るための節約方法のコツとは?

 

引用:photoAC

私は勤めていた会社を退職したため、収入面だけ見れば「貧乏」かもしれません。収入が減った分、節約する必要性は出てきました。けれど節約生活を送る上で、「自分にとって何が一番大切か」を考えることで十分豊かな生活を送れているなと思っています。そこで今回は貧乏生活を乗り越えるために、節約生活のコツについてご紹介していきます。

 

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何のためにお金が必要?

私の一月における収入は減りましたが、お金を使う目的がなければ、収入が減ったことによるダメージは少ないです。もちろん自分の収入に見合った生活をしなければ赤字になってしまいますが、収入が減り「貧乏」になったことで、お金をかけたいものが明確になったと思っています。

必要なお金を把握しよう

例えば今、あなたが節約をしなければならない理由はなんでしょうか。日々の固定費として家賃や光熱水費のためにお金が必要になりますよね。もし旅行へ行く予定があれば、旅行代金のために貯金の必要が出てきます。また日常生活において必要最低限の服さえあれば事足りてしまう人ならば、洋服にかけるお金は減らすことができます。

自分が持っているお金を使ってしたいこと、得たいことを明確にすることが、豊かな節約生活を送る上でとても重要です。本当に必要なものを見直すと、同時に自分がどんな時にどんなものに対して浪費しているかに気づくことができます。例えばイライラしている時に思わずセール品に手を出してしまう、何となくコンビニに立ち寄ってお菓子を買ってしまうなどです。本当に必要なものと自分の浪費癖が同時に分かれば、節約の意義ははっきりと見えてくるものです。

長く使えるものを買おう

もしお金を使って何かモノを買う時には、長期的に考えて買うようにしましょう。その場で見ると価格が高いと感じても、何年も繰り返し使えるのであれば、その場で安い品物を買うより、よっぽどコストパフォーマンスが良いと言えます。購入する前には必ず「これは長く使えるものか」「生活の中で愛用できるかどうか」をしっかり考え、迷った時には一度手放すことも必要です。

例えば私の場合、手に取ると大抵のものに迷ってしまいます笑。そのため、迷ったものは一度その場に置き、一旦そこを離れます。その日のうちに思い出すことがなければ購入することはありません。頭に残っていない時点で、買っても活用できないものと見なすのです。もちろん直感的に購買意欲がわくこともありますが、それは本当に時々のことなので、むしろ最近は「直感が冴えないものは買わない」日々が続いています。

 

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ゲーム感覚で節約に挑戦

「貧乏」は辞書で確認すると“財産や収入が少なくて、生活が苦しいこと”とあります。ですが、心まで貧乏にならないためには、節約生活をゲーム感覚で乗り切ることをおすすめします。私は周りから見ればしっかり「貧乏」なのかもしれませんが、楽しんで生活しているので、生活が苦しいとは思っていません。

決められた食費で料理を楽しむ

小さな頃から理科の授業が好きだったことも影響しているかもしれませんが、決められた食費で料理をつくることはまるで実験をしているかのようです。節約初心者でも挑戦しやすいのが食費の削減ですが、何も安い食材ばかりを食べる必要もありません。まずは自分で定めた食費の中でどれだけやりくりできるかに挑戦してみませんか?

食材にこだわりたいのであれば、食費を多めに設定することも間違いではありません。節約生活を楽しむコツは価格設定よりも、いかに定めた金額範囲内でやりくりできるかにかかっています。外食だってもちろんOKです。交際はケチりたくない人も問題ありません。埋め合わせをすればいいだけですから。例えば私はお酒を飲むのが好きなので、飲み会はしっかり参加し、翌日のご飯をほんのり質素にします。金額内に収まるだけでなく、体にも優しいご飯で一日を過ごせるので一石二鳥なんです。

 どれだけ使い回せるか

どれだけ使い回せるか挑戦することも、楽しいのでおすすめです。私の場合は服や本で使い回しチャレンジをしています。例えばお洋服は、一時期個性的な服ばかりを大量に買い占めていた時期がありましたが、そのほとんどが全く似合いませんでした笑。そのため、今は自分に似合う形の服を3セットしか持ち合わせていません。雨で洗濯物が乾かなかったことを考えて予備の服もありますが、5着のトップスを1週間着回しています。

本は大好きなので気づくと増えてしまうのですが、あまり好きな内容ではなかったり、読み返すことがない本もありました。なので図書館を活用して、借りてきた本を手元に置いておきたいと思った時だけ購入するようにしました。図書館を活用することで、月に5冊以上買っていた本や雑誌は3ヶ月に1冊程度になりました。

まとめ

収入面で貧乏でも、やりくりを楽しんでしまえば心豊かな生活を送ることはできます。他にも無料で入れる美術館や工場見学を娯楽代わりに使ったり、余り野菜を室内で育てて食べる方法など、節約生活を楽しむコツは沢山あります。自分に合ったやり方で、貧乏生活を乗り越えていきましょう!