知って安心!出産費用の相場はいくら?

自分の身体に新しい命が宿るってとても素敵なことだと思います。

念願の妊娠だったとしても、いざお腹に赤ちゃんが出来ると嬉しさと不安とでいっぱいになると思います。私も最初に妊娠がわかったときはそんな気持ちでした。

妊娠を願い、やっと授かった命だったけれど、出産にいくらかかるのかも不安要素の一つでした。

これから妊娠・出産を迎える方が一人でも安心できるように私の実体験を交えながら、出産時にかかった費用の相場をお伝えしたいと思います。心穏やかにして、あなたのかわいい赤ちゃんの誕生を待ちましょう。

妊娠期間に必要な費用

germancookie / Pixabay

出産費用の相場を見ていく前に、妊娠期間にどれくらい費用がかかるのかを見ていきましょう。

妊娠判定と、その費用について

妊娠したかな?と思ったとき妊娠検査薬がいつから使用可能か考えてしまいますよね?

一応妊娠が確認できるのは5週目と言われていますが、生理が28日周期の人の場合には

生理が来なかったら4週目で検査薬を使用しても反応があるかもしれません。

私は妊娠を願っていたので、生理が来なかった際にすぐに検査薬を試しました。市販の検査薬は約700円程度で購入可能です。

 

セルフチェックが出来たところで、産婦人科に行って妊娠検査を行います。妊娠5週目~6週目(生理予定日~1、2週間後)で行くことをおすすめします。

検査内容は、問診票の記入と内診、超音波検査です。内診とは、膣の中に指を入れて検査を行います。診察台は病院によって異なりますが、最近の病院は電動式が多いようです。

最初は普通のいすに座っていると思いきや、『動きますよ~』の声に、あれよあれよと椅子が上がり開脚していきます。

診察をする先生の顔は、カーテンで見えなくなっていることが多いので恥ずかしさはありません。それに産婦人科の先生は1日に何人もの内診を行っていますので

一切気にすることはないと思います。これから頻繁にこの診察台に乗り続けることになります。また妊娠周期が進み、お腹が大きくなるとこの診察台はとても助かる存在になります。

かかる費用としては¥5,000~¥20,000程度です。妊娠は病気ではないので、保険が適用されません。高額になりますので気をつけて下さい。

この先かかってくる出産費用は、病院によってかなりの金額の違いが出てきますので、最初の病院選びも重要なことです。

妊婦定期検診の費用

病院で妊娠が確定すると、役所に行って『母子手帳』と『妊婦健診補助券』が配布されます。特別な検査がない限りは、この補助券を使用して検診を受ければ3000円~5000円程度で検診が可能になります。

妊婦健診は最低14回と言われており、補助券も14回分入っています。毎回の検診で必要になりますから必ず持参して下さい。途中血液検査をする場合があります。その際は、10000円~15000円かかります。

自治体の補助券を使用したとしても、定期検診の期間に50000円~100000円程度の出費があります。

また病院に行くまでの交通費なども含めると、想像以上にお金がかかります。

でも安心して下さい。妊婦健診は医療費控除の対象になっていますので、還付金請求が出来ます。交通費や入院にかかる費用など詳細をメモや領収証で残すようにして下さい。

 

出産時に必要な費用

photo-graphe / Pixabay

やっと出産です。基本的に出産には普通分娩と、帝王切開があります。帝王切開の場合には保険適用になりますので、安くなる可能性があります。

出産の際には、『出産育児一時金』といって1児につき42万円支給される制度があります。この一時金をもらうには条件があり、①健康保険に加入していること②妊娠4ヶ月以上で出産すること以上の2つをクリアして入ればもらうことが出来ます。

普通分娩の出産費用

普通分娩の出産費用の相場は、35万円~75万円程度です。健康保険は効きません。無痛分娩になるとプラス10万円程度になるようです。

また出産予約金を取っている病院もあるそうなので事前に確認することをお勧めします。

帝王切開の出産費用

帝王切開は、自然分娩では無理と判断された場合のみ行われます。以前は縦に腹部にメスを入れていましたが

最近は横にメスを入れる為傷口が目立ちにくくなりました。帝王切開の場合、保険が適用になるため自己負担額は安く抑えられます。だいたい20万円~50万円程度が自己負担です。そのうち42万円支給されるので差額は

子供のオムツ代にすることが出来ます。

 

ちなみに私は公立病院にて帝王切開をしました。前日入院で出産後5日で退院しましたが、ずっと個室にいて24万円ですみました。

個人病院のように、豪華な雰囲気はありませんでしたがNICUがあるところの方が安心だと判断して、その病院に決めました。

 

まとめ

以上のように出産は想像以上にお金がかかります。でも病院選びや、工夫次第でかなり金額を抑えることが出来ます。あまり不安に思わず楽しんで赤ちゃんを待ってほしいと思います。