節約をしていても、旅行でリラックスしたい、また子供達に思い出を作ってあげたいと思うもの。
しかし宿泊費や交通費、お土産代など、旅先で気持ちが大きくなっていると、あっという間にお金が飛んでいきますよね。
できれば抑えられるところは抑えたいもの。
知っているようで案外知らない、旅に関する知っておきたいことを詳しくご紹介します。
目次
よくいわれる繁忙期や閑散期の違いって?
ホテルなどの予約を取るときに、金額が変わる「繁忙期」。
お盆やお正月は知っているけど、詳しくは知らないということはありませんか?
繁忙期とは
ホテルやJRなどの電車の切符、また飛行機の航空券などの値段が変わる繁忙期。飛行機の場合はハイシーズンといわれますが、以下のような日が繁忙期となります。
・年末年始
・お盆休み
・GW
・シルバーウィークなどGW以外の大型連休
・春休み
ホテルの場合は土曜日、もしくは金曜日の宿泊、飛行機の場合は土曜日帰着の場合は割高になります。
またクリスマスは23日から25日の間、ホテルは繁忙期に含まれます。
JRの場合は、春休み期間の3月21日から4月5日、GW器官の4月28日から5月6日、夏休み時期の7月21日から8月31日、冬休み期間の12月25日から1月10日は繁忙期なので、料金が加算されます。
閑散期とは?
一方観光客が減る時期、繁忙期以外の日は、通常期と閑散期があります。閑散期はもっとも料金がお得になる時期といえます。
・年始のあと、1月から3月はじめ
・GWあと5月下旬から夏休み前まで
・梅雨時期
・10月から11月
ホテルの場合は平日の宿泊、また日曜日の宿泊が安いことがあります。
JRの場合は、年始の終わった1月16日から2月末日、梅雨時期の6月、紅葉前の9月、紅葉が終わった後の11月1日~12月20日の期間の月~木曜日(祝日祭日を除く)となっています。
ちょうど花見のシーズンは繁忙期に入りますが、紅葉のシーズンは通常期ということになります。
ただし観光地などは気候のいい時期が繁忙期になりますので、9月から11月にかけて、紅葉の名所などだとホテルは高くなります。
旅行に行く場所によっても、繁忙期や閑散期には違いがありますので、事前によく調べておきましょう。
たとえばディズニーリゾートやUSJなどテーマパークは、一年中混雑しているイメージがありますが、年始明けの1月から2月は比較的空いているので、ホテルなども割安で泊まることができます。
そのほか、京都の祇園祭や、長崎のランタンフェスティバルなど、多くの観光客が集まるお祭りやイベントがある時期も、ホテルは高くなります。
高い時期でもお得に旅をする方法はある?
どうしてもその日に行きたい! というイベント関連などで旅をする場合は、多少高くなることを覚悟するしかありませんが、「そこに旅行に行きたい」という場合なら割安にする方法はあります。
早めに予約を取る
ホテルや電車、飛行機などは早く予約を取ることで割引となる「早割」をおこなっています。特に航空券の場合は半額近い割引の場合もあるので、日程が決まったら航空券だけでもおさえておくのがおすすめです。
ただし時間変更などをおこなう場合、取り直しとなると早割は適用されない場合がほとんどなので、先によく確認しておきましょう。
繁忙期の1日前が狙い目
繁忙期とその前日では、値段がびっくりするぐらい変わります。
パックツアーなどの出発日、また宿泊などを繁忙期の1日前にするだけで、かなりお得になります。
ただしキャンセルをする場合は、キャンセル料がかかることもあるので、いつからキャンセル料がかかるのかもきちんとチェックしておきましょう。
また帰りも繁忙期の1日後に到着するようにすれば、安くなります。
安くなるのはインターネット申し込み
ホテルなどはインターネットで申し込みをすることで、特典や割引が受けられるサービスをおこなっているところが多くなっています。
空き部屋状況などもすぐ分かるのでおすすめですが、どうしても泊まりたいホテルなのに空きがない…ということもありますよね。
割引の対象にはなりませんが、前日直接電話をしてみると、キャンセルが出ていることがあります。
さらにタイムセールとして、直前の予約で大幅な割引をおこなっているホテルもありますので、インターネットで宿泊予約のサービスをおこなっているところは、まめにチェックしておきましょう。
会社が福利厚生をおこなっている宿泊場所を利用する
案外見逃しがちなのですが、働いている会社が福利厚生で割引などをおこなっている宿泊施設を利用する方法もあります。
ホテル以外にも、旅行パックやレンタカーの割引なども受けられることがありますので、よく確認してみましょう。
またクレジットカード会社が割安のツアーを開催していることもありますので、よく使うクレジットカードがあるならぜひチェックしておきたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
あまりよく確認していなかった繁忙期や閑散期、その違いやそれによるお得な旅の仕方など、お得に旅行できるチャンスは結構あることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
なかなか節約が難しい旅行のお金ですが、ぜひ活用できるものは活用して、楽しみたいですね。