結婚式の費用を安く抑えるには?見積もりのコツ!

 

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ご結婚おめでとうございます。近年結婚式を挙げない方も増えてきたとはいえ、やはり今まで育ててきてくれたご両親やお世話になった方々のために、また一生に一度の体験として結婚式を行う方も多いかと思います。ですが結婚式にはどうしても費用がかかります。ハレの日とはいえ、今後の生活のためにもあまりお金をかけたくないという人も多いでしょう。そこで今回は、結婚式の費用を安く抑えるコツをお教えします。

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結婚式の費用だけを抑えるなら

結婚式の費用だけを抑えたい、結婚式は挙げるけれど強いこだわりはもたない、と決心している場合には、費用は抑えやすいので安心してください。結婚式自体を安く挙げられるコツがいくつかあるのでご紹介します。ただ、先に申し上げておきますが、結婚式を挙げる際は、ご両親の意見も参考にすることが大切です。以下にご紹介する方法で費用を抑えたい際には、ご両親の了解を得ることをおすすめします。

仏滅は安い

まず結婚式のプランにおいて、どの式場でも多いのですが仏滅の日に行う結婚式はかなり費用が下がります。近年あまり仏滅や大安といった日柄にこだわりを持たないカップルも多いため、仏滅に挙げることで費用を安く抑えるという方も多いのです。式場を提供する側からすれば、まだまだ仏滅に挙げることに抵抗があるお客様が多いため、仏滅の日に式場の空きを作らないためにも価格を下げて提供しているのだと考えられます。

ただし注意点として、当事者である二人が日柄を気にしなくても、ご両親が気にされる場合があります。私の場合、大安にする必要はありませんでしたが、「仏滅は気にする親族もいるかもしれないから避けてほしい」と言われました。また仏滅の次によろしくないと考えられている赤口に挙げようとしたらお姑さんから止められて日にちを変更した経験があります。

平日は安い

また平日に行う結婚式も比較的安価なことが多いのでおすすめです。やはり正社員として勤められている社会人が多いことが関係してか、土曜日がとても人気です。その分、平日に式を挙げるカップルは少ないため、価格帯は比較的安価と言えるでしょう。もちろん式場によっても差はありますが、式場ごとに価格を抑えたプランを紹介してくれますから、式場スタッフとよく相談しあって決めることをおすすめします。

カジュアルなスタイルで

近年カジュアルなスタイルでの結婚式も増えてきました。レストランを貸し切ったレストランウェディングや規模の小さな式場やハコを貸し切って行うことで価格を抑えることができます。もし、参列していただく人数が少ないのであればカジュアルスタイルの結婚式をおすすめします。30人程度でレストランを貸し切り、美味しい食事を楽しみながら、パーティーのようにとりおこなう結婚式もなかなか楽しいものです。

 

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見積もりのコツ

結婚式を挙げることが決まったら、まずは見積もりを作成し、その範囲の中でおさめることを一番に考えましょう。安く抑えるコツもご紹介しましたが、こだわりを遠ざける必要もありません。ここだけはゆずれないというものがあるのであれば、そこは妥協せず、しっかりお金を使った方が後悔せず良い結婚式を行うことができますよ。

予算を決めよう

結婚式場やブライダルカウンターで相談する際、参考となる結婚式費用を聞くことができます。そこから支払えるであろう価格を設定し、その範囲内で式の準備を行えるよう努めましょう。結婚式にかかる総額を聞くと最初は驚くかもしれませんが、ご祝儀分差し引くと、頑張れば貯金でまかなえそうな価格に下がることがあります。

例えばホテルウェディングで人数も100人を超える大きな結婚式になり、総額が500万円以上になったとしても、ご祝儀でまかなえることを考えると実際にかかる金額が200万円くらいで済むこともあります。

ただししっかり予算を組んでいたとしても、突然参列者が増えたり減ったり、演出を追加したり、かなり変更点が生じるはずなので、余裕をもった予算組みをする必要はあります。

何を一番重視したい?

価格を抑えることを意識しすぎて、結婚式が終わった後に「あれをやればよかった」と後悔しないためには、結婚式で何を一番重視したいか考える必要があります。妥協しないものがドレスでも食事でも構いません。絶対に妥協したくないものとこだわらずに済むところをしっかり定めておくだけでも、式の準備が進めやすくなります。

例えば私の場合は、会場を彩る花と招待状などの備品は式場のプランで一番価格の低いものをベースに準備を行い、食事とお酒が好きだったので、特別にお酒を取り寄せ、食事メニューを変更していただきました。

まとめ

結婚式の費用を安く抑えるコツは、こだわりたい点とそうでない点をしっかりと区別することです。ただ圧倒的に安く抑えることのできる日柄や会場に関してはご両親ともよく相談した上で決めることをおすすめします。