お子様が大きくなると、お子様のために使っていた時間が減ってきて、自分の時間が増えますよね。
そうなったとき、あなたなら何に時間を使いますか?
なかには、パートにでも出てみようと思う方もいるのではないでしょうか?
しかし、いざパート先を探し始めると、一番最初に履歴書の提出という関門が待ち構えています。
「よしっ!」と意気込んで履歴書を取り出してみたものの、いざ何をどのように書いたらよいのか分からないとお困りではないでしょうか。
そんなあなたのために今回は、パートに採用されやすい主婦の履歴書の書き方とコツについて、私の実体験からご紹介したいと思います。
目次
履歴書には種類があるって本当?
まずは、履歴書を購入すると思いますが、あなたは履歴書に様々な種類があることをご存知ですか。
今回は、代表的な4種類について少しご紹介したいと思います。
一般用履歴書
自己PRの項目が多いタイプの履歴書です。
職歴が少ない人によく利用されています。
JIS規格履歴書
自己PRの項目が少なく、学歴や職歴の項目が多いタイプの履歴書です。
職歴が多く、アピールポイントとなる人によく利用されています。
転職用履歴書
退職理由を記載する項目のあるタイプの履歴書です。
職務経歴書用の用紙もセットになっている場合も多く、転職経験の多い人によく利用されています。
パート・アルバイト用履歴書
勤務を希望する曜日や時間などを記載する項目のあるタイプの履歴書です。
パートやアルバイトを探している人によく利用されています。
学歴と職歴の書き方は?
今回はパートに応募するので、あなたはもちろんパート・アルバイト用の履歴書を手にしますよね。氏名や住所、生年月日や電話番号は難なく記入できると思いますが、あなたのペンが止まるのは学歴・職歴の欄ではないでしょうか。そこで、学歴・職歴の書き方のコツを一緒にみてみましょう。
学歴の書き方
「学歴ってどこから書いていたかしら?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。学生時代の就職活動では、小学校から書いたかもしれませんが、主婦ともなれば、学歴は中学校から書けば大丈夫なんですよ。とはいえ、何年も前の話ですから、何年に入学して何年に卒業したか記憶にないし、計算するのも簡単ではないですよね。そんなあなたのために、最近の履歴書には入学・卒業年の早見表が付いているものが多いので安心して下さい。もし、早見表が付いていない場合には、ネット上でも早見表が公開されているので、参考にして下さいね。
職歴の書き方
履歴書で学歴よりも大切なのが、実は職歴。だからといって、偽ってはいけません。
本当の職歴を、見る人の気持ちになって見やすい様に書くことによって、第一印象を良くすることができます。
最大の難関である志望動機の書き方のコツとは?
志望動機は、企業側に欲しい人材だと思ってもらうために大切な項目です。
かといって熱く語りすぎては嘘くさくなると思いませんか?
大切なのは、企業側に仕事がきちんとできて、継続して働いてくれる人材だと思ってもらうことです。
では、企業側が飽き飽きしてしまうような長すぎる志望動機や、気合が空回りしてしまった志望動機を書かないためにはどうしたらよいでしょうか?
子育てが落ち着いたので働きたいあなたの志望動機を書くコツは?
自分と同じような主婦の方が働ける環境だから、自分も働いてみたいと思ったということをアピールしてみてはいかがでしょうか。子供のいる主婦でしたら、勤務時間内が子供に手がかからない時間帯だということを強調しておきましょう。そうすれば、企業側としてもシフトに入れやすい、雇用しやすい人材だと判断してくれるので、採用に一歩近付くかと思われます。
あまり良くない例としては、子供の行事がある場合に休みたい旨を最初から強調して書いてしまうことです。なぜなら、企業側としても勤務時間に融通のきく人を採用したいと思っているからです。ですから、子供の行事がある場合は、「考慮して欲しい」程度にとどめておきましょう。
未経験の仕事に対するスマートな志望動機を書くコツは?
応募する業界は未経験でも、勤務経験のある業界での活かせるポイントを自分なりに考えてアピールしてみましょう。そうすれば、未経験の仕事に対して積極的な姿勢がみられ、企業側に評価されやすい可能性があります。もちろん、長く継続的に勤務したいと希望していることも添えておきたいですね。
あまり良くない例としては、未経験の仕事をどうして希望したか、どう貢献できると考えているかが具体的に書かれていないことです。やはり、企業側としては、未経験の仕事を希望した理由が知りたいですし、積極的に貢献しようとする姿勢が見たいと思っています。
経験のある仕事に対する有効なアピールができる志望動機を書くコツは?
経験のある場合は、その仕事がどれだけ好きかをアピールし、またその仕事がしたいと思っていることを伝えましょう。そして、どのように貢献できるかを具体的に書くことによって、企業側が採用後のビジョンを思い描けるようにすれば、採用に一歩近付くかと思われます。
経験のある仕事の場合に気を付けたいことは、辞めた理由を明確にしておくことです。同業他社を辞めた理由は、企業側として気になるところです。そこを、明確にしていなければ「また同じ理由で辞めるのでは?」という不信感をもたれてしまいますので注意しましょう。
ダメな志望動機ってどんなもの?
最もダメな言葉は「経験を積みたい」という言葉です。
一見、良い言葉のように感じるかもしれませんが、企業側からすると辞めることを前提としていると感じられるので採用されにくいですよね。
同じように「事業内容に魅力を感じた」は嘘くささを感じますし、「土日は絶対に働けない」など希望条件を書きすぎるのも採用されにくくなりますよ。
まとめ
今回は、パートに採用されやすい主婦の履歴書の書き方についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。今回ご紹介した項目は、採用するか否かの主な選考対象です。
ですが、もちろんその他にも「修正液を使用しない」「履歴書の使いまわしはしない」「誤字脱字がない」「フリガナを忘れない」なども忘れずにチェックしてから応募しましょう。