健康保険のカバー仕切れない部分を補ったり、もしもの病気などに備えて加入するのが、民間の「医療保険」ですよね。
しかし、保険を加入するときには、一人ひとりの取り巻く環境によって、自分に最適な保険を見つけるのは難しいですよね。
そこで、今回もfincleが独自でアンケートを行い、医療保険加入済みの方100人に、現在加入している医療保険の補償内容や、付帯状況、そしてそして、気になる加入会社について調査いたしました!
すると意外な結果が得られましたので、早速アンケート結果をご紹介していきたいと思います。
また、そもそも医療保険ってなんなの?といった方はこちらの記事で詳しくご紹介しておりますのでご覧ください!
目次
医療保険は終身保険と定期保険どちらが人気?
医療保険には「終身型」と「定期型」の2つの種類があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。
アンケート結果を見る前に、まずは、それぞれのメリットとデメリットを改めて簡単におさらいしましょう!
医療保険の終身型のメリットとデメリット
終身型の医療保険の場合は、契約期間と言うものがなく、保険が一生涯続くことと、保険料がずっと変わらないことが、基本的なメリットです。
しかし、その分毎月の保険料が定期保険に比べると少し高くなることや、保険の見直しができないため、もし補償を変えたいなどの場合には、加入している保険を一度解約して新規で入り直す必要があるため、その場合は割高になります。また、補償内容を変えることができないという点もしっかりと覚えておきたいところですね。
医療保険の定期型のメリットとデメリット
定期型の医療保険の場合は、商品によって異なりますが、5年や10年という期間が設けられ、期間を満了すると、保険契約が終了するといったものです。ちなみに、基本的にはこちら期間満了時には契約が自動更新となっているものが多いので、加入している方から保険会社に解約の申し出をしない場合は契約が続く形になります。
メリットとしては、期間がしっかりと設けられている分、自分のライフプランに沿って更新のタイミングで保険を見直したり、乗り換えたりすることです。
また加入時の年齢にもよりますが、定期保険の場合はある程度の年齢であれば、終身保険にくらべて保険料が安いことが多いです。
しかしながら、定期型は、更新のたびに自動で保険料も上がるので、若い頃は安くても、年を取った際に、毎月の保険料が生活費の負担になってしまう可能性はありますので、しっかりと比較をしましょう。
気になるアンケート結果
では、100人の医療保険加入者が、定期型、終身型どちらに加入しているか見ていきましょう。
今回のアンケート結果では、全体の約7割が終身型の保険に加入していることがわかりました。
このようなお話もいくつかありました。たしかに、若いうちの貯蓄状況では、たしかに終身型のほうが保険料が高く負担が大きいですが、将来定年退職した際にも、その値段であるということをしっかりと考えるとどちらが魅力的かは、人によって変わってくることかと思います。
逆に定期保険に入られている方の中には、
といった、一定期間だけに備えて入るということにメリットを感じていらっしゃる方もいました!
医療保険の入院給付金日額と1入院限度日数はみんなどうしてる?
医療保険には、加入の際にいろいろとご自分で補償内容などを決めることができます。
その中でも、入院した際に、保険会社から毎日給付金をいくらもらうかといった、入院給付金日額や、その金額を何日間もらうかなどの設定はどれを選ぶかによって保険料に大きく差が出てきます。
とはいえ、せっかく保険に加入するなら、できるだけ多い日数で多い金額を貰えるようにしといたほうがいいのではないかと思われる方もいらっしゃると思います。
そんな方のために、こちらの金額と日数についても実際に加入している方々がどちらに入っているか調査いたしました。
入院給付金日額はいくら?
まずはアンケート結果をご覧ください。
今回のアンケート結果では、ちょうど7割の方が、入院給付金日額が5,000円であることがわかりました。
たしかに、入院などの場合には、医療保険以外にも、このような健康保険の制度や、高額医療制度といった、医療費がある一定額を超えた分について、払い戻しされる仕組みなどがあるので、そういったものを踏まえた上で、医療保険の給付金をいくらにするか検討するのが良いかもしれませんね。
すばらしい方ですね!たしかに、医療保険は万が一の備えなのは間違いないですから、いろいろなことを考慮して貯金していれば、なにがあっても困らずに済みますね。
1入院限度日数は?
まずはアンケート結果がこちら!
なんとこちらも、ちょうど7割の方が、60日で設定しているということが分かりました。
平成 26 年9月中の全国の退院患者について、在院日数の平均である平均在院日数を施設の種類 別にみると、「病院」33.2 日、「一般診療所」17.4 日となっており、病院、診療所ともに短くなる 傾向となっている。
引用:厚生労働省 患者調査
こちら厚生労働省からの発表もある通り、現在の病院の平均在院日数をみると33.2日ですので、そう考えると60日でも足りますね。
ただこちらはあくまでも平均であり、病気の種類や年齢によっては入院の日数は変わってきますので注意が必要です。
医療保険の付帯内容について
医療保険には、付帯といって、いろいろな補償もつけることができます。
今回はその中でも、みなさんがよく聞くであろう付帯内容について、アンケートを実施いたしましたので、ご紹介致します。
がん関連の付帯
まずは、がんに関する特約を医療保険に付帯しているかのアンケート結果です。
こちらは、約6割の方ががん関連の特約を付帯しているようです。実際の声としては、
たしかに、最近ではガン特約が他社のがん保険の補償と同じぐらいのところもあるぐらい質が上がっていたりするようです。こちらはよく調べたいところですね!
がん治療の負担をどこまでカバーできるかをしっかりと検討して、自分のご状況に合わせて選ぶのがやはり良さそうですね。
先進医療特約の付帯
まずはアンケート結果です。
こちらも約6割ほどの方が付帯しているようです。
理由としては、こちらの付帯をつけても月々の保険料の負担はわずかであることが、大きいようです。
確かに、将来の先進医療を現在わずかの保険料によってうけられることを考えると、付帯しても良いのかもしれませんね。
通院特約の付帯
まずはアンケート結果がこちら。
こちらはちょうど6割の方が付帯しているという結果になりました。
付帯している方は、
付帯していない方は、
このように、通院特約は、普段の軽い病気や怪我などの、入院を伴わない通院には特約は発生しないということに注意が必要です。
医療保険の入院給付金をもらうほどの入院した場合などに、退院後、通院する際に特約が発生すると覚えておきましょう!
加入している医療保険の会社は!?
今回のアンケートでは、実際にアンケート対象者が加入している保険会社についてもアンケートを実施いたしました。
そこで、おもしろい結果が得られましたのでご紹介致します!
驚きの結果に!
まず先に、前提としてお伝えしたいことが2点あります。
それは、アンケートでは対象者にこちらが事前に保険会社を10社用意し、それ以外の保険会社であれば「その他」を選択する、選択制であったことと、
そのこちらが用意した10社は、さまざまなネットの情報を参考に、医療保険会社人気ランキングとしてよく登場している保険会社を用意したということです。
では、実際のアンケート結果をご覧ください。
なんと圧倒的に「その他」が多い結果になってしまいました。ここから皆さんにお伝えしたいこととしては、ネットなどにでている人気ランキングはあてにならないということです。
ですので、保険加入の際にはできるだけ、ネットなどの人気ランキングを元に加入する保険を選ぶのではなく、しっかりと保険の代理店や保険会社のかたに相談をしたうえで、自分にあった保険を選ぶことを心からおすすめいたします。
とはいえ、今回のアンケートでその他が多くなってしまったことはfincle側の問題でもありますので、こちらについては、また是非100人にアンケートをとり、今度はしっかりとどこの保険会社に入っているかを調査したいと思います!
医療保険に加入したタイミングやきっかけは?
最後に、今回アンケートにご協力頂いた方々に、医療保険に加入した時期やきっかけについて調査を行いましたので、そちらも紹介していきます!
タイミングはいつ?
約半数が20代から医療保険に入り、約4割が30代で医療保険に加入しているようです。
終身型を選択されている方が多かったことも考えると、保険料が一定な分、できるだけ早めに保険にはいることが、月々の保険料に困らないための一つの方法ですので、たしかにこの結果には納得できます。
きっかけは?
つぎは、医療保険に加入したタイミングごとの加入きっかけを見ていきましょう!
20代で加入した人のきっかけは?
20代で加入した方の多くは、社会人になったことや、結婚や出産などの大きな節目で加入をした方が多いようです。
独身の方の場合は、親に迷惑をかけないために、ご結婚されてる方は、家族のために。といった理由が多いのは素敵なことですね。
30代で加入した人のきっかけは?
やはり、結婚や家の購入などの節目がこちらも多いですが、それ以外にも、結局はいるのであれば、保険料が安いうちにといった考えで加入をした方もいらっしゃるようです。
たしかに長い目で見たときに、いずれ加入する可能性があるのであれば少しでも早く入るほうが毎月の負担は減りますよね。
40代で加入した人のきっかけは?
40代の場合は、それまで健康であったから大丈夫であろうと思って入っていなかったのにもかかわらず、やはり年をとると、病気への不安がでてきたり、周りに病気になられた方の話を聞き加入される方がいらっしゃるようです。
また、それ以外にも、すでにほかで入っていた保険の見直しがきっかけになる場合もあるのですね!
50代以上で加入した人のきっかけは?
50第以上の場合は、具体的に病気のリスクを考えたり、病気にかかっている友人に直面することで加入を検討する方がいるようですね。
このように、皆様も保険加入のきっかけは様々ではあると思いますが、参考にしていただけますと幸いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
医療保険は、健康なうちに、将来の病気などに備えて、加入するという、なかなか検討することが難しい保険であることは間違いないと思います。
今回のアンケートの加入きっかけにもあったように、皆さん加入には様々な理由があり、その状況によって、入る保険内容や付帯も変わってくるかと思います。
実際にこれから加入を検討されている方も、今回のアンケート結果を参考に、保険加入や保険選びに役立てていただけると幸いでございます!
fincleでは今回のように、さまざまな保険やお金に関する情報について、実際のアンケートを元に今後も情報を紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!
※こちらの記事はあくまでも、fincleで行ったアンケートデータを元に記事を作成しており、学資保険の加入や各保険会社を勧めているわけではございません。保険の加入はご自分の判断でお願い致します。