今回は未知の仮想通貨Deviant(DEV)を紹介していきます。
では早速見ていきましょう。
目次
仮想通貨Deviant(DEV)とは?
Deviant(DEV)は2018年3月にコインエクスチェンジに新たに上場したコインです。
発行上限は88,000,000枚で、現在は約13万枚で時価総額は7,939,654ドル。単位はDEVです。
ただ公式ホームページをみてもどんな人がやっているのかの説明がないため、これ以上の詳細は不明です。
*サトシナカモトとは?ビットコイン、ブロックチェーンの生みの親。この名前しかわかっていない謎多きヒーローという感じ。
仮想通貨Deviant(DEV)の特徴
Deviant(DEV)には以下のような特徴があります。
①迅速な取引-ブロックタイムは60分
②マルチウォレット(分散型ウォレット)
③ダークセンド
④ステルスアドレス
ここからはこの特徴を細かく見ていきましょう。
迅速な取引-ブロックタイムは60分
ブロックタイムとは?
初めて出てくる単語かもしれないですね。ということでまずはブロックタイムの説明からまいりましょう。
ここで思い出してほしいのがブロックチェーンの仕組みについてです。ブロックチェーン上の1つのブロックにはいくつかの取引データがまとまって収容されていましたね。
つまり1つの取引で1つのブロックができるわけではありません。そうなると1つのブロックを生成するまでの時間によって取引の速さが決まってくることになりますね。
ブロックタイムというのはその1つのブロックを生成するまでの時間のことを指します。なのでブロックタイムが短いほど迅速な取引が行われるということを意味しています。
ちなみにかの有名なビットコインのブロックタイムは10分です。(ちなみに仮想通貨業界でもビットコインの取引は遅いことが有名です。10分はかかりすぎといえるでしょう)
ではこのDeviant(DEV)はどうなのかというと、、、ブロックタイムは60秒!!!とのこと。
速いですね。一分くらいなら短気な私でも待てそうです。
この速さを実現できたのはマスターノードがいつでもネットワークに接続され、仕事をしているためだということです。
マルチウォレット(分散型ウォレット)
Deviant(DEV)はマルチウォレット(分散型ウォレット)を採用しています。
普通のウォレットは、ある特定のトークン、例えばビットコインとか、のみを管理します。
言いかえれば、採用されている仕組みの違うトークン、例えばビットコインとイーサリアムとか、を1つのウォレットで管理することはできないということです。
しかし、マルチウォレットを使えば種類の異なる・仕組みの違う複数のコインを1つのウォレットで管理することができます。
ちなみにDeviantはハードウォレットを開発中のようで、より高い安全が保障されることになりそうですね。
ダークセンド
ダークセンドとは英語で綴ると意味が途端にわかります、dark+sendです。これでお分かりだとは思いますが、直訳すると”匿名で送る”ということですね。
下の図を参照していただくとよくわかると思います。
*詳しくはこちらの記事をご参照ください→仮想通貨DASH(旧ダークコイン)とは?特徴や仕組み、チャートをわかりやすく解説
この技術を用いているので完全な匿名性が担保されるのです。
ステルスアドレス
ステルスとはこっそり、というような意味の英単語です。ステルス戦闘機のステルスと同じ意味ですね。
ということでステルスアドレスというのは完全な匿名性の保障されたアドレスという意味になります。
Deviant(DEV)の買い方
現在、Deviant(DEV)を買うことができるのは以下に列挙する5つの取引所です。
①クリプトピア②コインエクスチェンジ③クリプトブリッジ④ストックエクスチェンジ⑤カルシャ取引所
各取引所の概要を簡単にまとめると
クリプトピア | 2014年にニュージーランドを拠点として創設された取引所。500以上のアルトコインを扱っているが、もちろんの日本語対応はなし。(グーグル翻訳を使えばOK) |
コインエクスチェンジ | 2014年に創設された日本を拠点とする世界でも有名な取引所。詳しくは下のリンクを参照のこと。 |
クリプトブリッジ | 分散型取引所の1つ。100種類以上のコインを扱っている。まさかの日本語対応。 |
ストックエクスチェンジ | ウクライナの取引所。かなりマイナーな取引所でたくさんの草コインを取り扱っているよう。もちろん日本語対応はない。(グーグル翻訳を使えばOK) |
カルシャ取引所 | ドバイに拠点を置く取引所。日本での認知度は非常に低いが、日本語対応している(日本語以外にもパシュト語とかある) |
*分散型取引所とは?
従来の取引所のように管理者がおらず(したがって香港を拠点とした、みたいな言い方はできない)、ブロックチェーンと同様にデータの改ざんがほぼ不可能な取引所のこと。ハッキングのリスクが極めて少ない取引所ということです。
ただまだ始まったばかりの仕組みなので情報量がすくなく、また取引手数料が既存のものよりかかったり、取引速度が遅かったりと問題はあるようです。
ただしどの取引所も海外のものなので直接日本円で取引をすることはできません。
したがって初めに日本の取引所のどこか(例えばビットバンクとか)に登録し、そこでビットコインなどを買い、その後海外の取引所に登録して、日本の取引所で買ったビットコインなどのコインをその海外の取引所に送金する、という手順を踏む必要があります。
ではこれを図に表してみましょう。
仮想通貨Deviant(DEV)の最新チャート
ではここからは実際にDeviant(DEV)のチャートを見ていきましょう。最新のチャートを見るために私がよく使わせていただいているcoin gecoさんのサイトを参考にしていきます。
最新のチャートを見てみると、
このDeviant(DEV)が上場したのが2018年の3月なので、3月付近は価格が上がっていることがわかりますね。ただ現在はその当時から考えると、当然ですがだいぶ下がっています。
上場した直後の価格は6,66ドルくらいで、過去最高価格は7,37ドルでした。2018年9月18日現在はというと、0,58ドル程度となっていました。
ここ1、2週間くらいで見るとわずかに価格は上がっていますが、1,2か月単位で見ると右肩下がりであることがわかります。
仮想通貨Deviant(DEV)の将来性
今回見てきた中でもうお分かりだと思いますが、とにかく情報が少ないです。経営者のこともよくわかりませんでしたし、チームのこともよくわかりませんでした。
もちろん、このコインのホームページもしっかりしているしロードマップも明確、公式SNSもあるので怪しいものではないでしょうが。
このコインは今は右肩下がりですが、ロードマップを読んでいくと、これからハードウォレットを開発したり新しい機能を付け加えたりするようなのでその際にはまた価格があがるのではないかと考えることもできそうです。
最後に
いかがでしたでしょうか?今回は未知のコインDeviant(DEV)に迫っていきました。このコインはまだ上場したばかりということもあり情報がとても少ないという印象を受けました。
情報がすくないと初心者が手を出すのは勇気がいりますね。ただこの記事を読んで少しでも興味を持っていただけた方はぜひ公式ホームページやSNSをチェックしてみてくださいね!