仮想通貨のMetaverse ETP(メタヴァース/ETP)とは?チャートや取引所など徹底解説!

こんにちは、fincle専属ライターのケント(@Kento_cryptoguy)です!

皆さんは仮想通貨のMetaverse ETP(メタヴァース/ETP)について知っていますか?

Metaverse ETPは中国発の仮想通貨で、金や土地などさまざまな現物資産をデジタル化して取引できる通貨です。

デジタル化をすることで、複雑かつ手数料も掛かりがちな取引を低い手数料で簡略化することが可能となっています。

また、パブリックブロックチェーン技術を用いたプラットフォームとしても知られています。

何だかハイテクな通貨ですね…。

今回はそんなMetaverse ETPについて詳しく解説していきます!

 

Metaverse ETPとは?

Free-Photos / Pixabay

先ほども解説したとおり、Metaverse ETPは金や土地などさまざまな現物資産をデジタル化して取引できるよう誕生した仮想通貨です。

デジタル化することによって、それに結びつく権利関係の情報に必要な処理を自動化・簡略化し簡単に本来であれば複雑な手続きを完了することができます。

また、それによりコストの手間も省けるため今までより低いコストで利用することが可能となります。

Metaverse ETPがどのような目的で開発されたか分かったところで、次に基本情報について確認していきましょう。

通貨名Metaverse ETP
通貨単位ETP
発行上限1億ETP
時価総額約160億円
ホワイトペーパーhttp://newmetaverse.org/white-paper/Metaverse-whitepaper-v3.0-EN.pdf
公式サイトhttps://mvs.org/
公式Twitterhttps://twitter.com/mvs_org

時価総額ランキングでは現在50(2018年8月現在)に位置しています。

また、取引価格は1ETP=288(2018年8月現在)で取引されています。

2018年4月に一時1ETP=500円前後の値を付けていましたが、その後は300円前後で安定しています。

一時的に価格が100円前後を付けていましたが、その後は回復傾向にあり今後も注視していきたいところです。

 

Metaverse ETPの特徴

tookapic / Pixabay

Metaverse ETPの基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう!

 

現物資産をデジタル化

先ほどから繰り返し解説している通り、Metaverse ETPは現物資産をデジタル化する機能があります。

実はMetaverse ETP以外にも、同様の機能を持った仮想通貨が次々と誕生しています。

例えば、金の情報をブロックチェーン上で管理可能なZen Goldという仮想通貨があります。

Metaverse ETPは金融サービスに限らずさまざまな分野に応用が可能となっていることからプラットフォーム型の仮想通貨といえるでしょう。

デジタル化することによって、それに結びつく権利関係の情報に必要な処理を自動化・簡略化し簡単に本来であれば複雑な手続きを完了することができます。

また、それによりコストの手間も省けるため今までより低いコストで利用することが可能となります。

Metaverse ETPはこのようなメリットを持った仮想通貨となっています。

 

さまざまな仮想通貨を生み出すプラットフォーム

Metaverse ETPは自身の仮想通貨だけでなく、プラットフォームとしても機能し新たな仮想通貨を生み出す役目を果たします。

例えば先ほど紹介したZen GoldもMetaverse ETPを応用した通貨となっています。

イーサリアムのようにパブリックブロックチェーンを利用していることから開かれた仮想通貨取引が期待できます。

今後、Metaverse ETPのブロックチェーンを利用した仮想通貨が続々と誕生するかもしれません。

ちなみにパブリックブロックチェーンの対義語はプライベートブロックチェーンで、より秘匿性のあるブロックチェーンとなります。

安心安全な取引を可能に

仮想通貨のメリットと言えるのが複雑な手続きなしにさまざまな人達と取引を行える点です。

しかし、その便利さゆえに反社会的勢力が取引のために仮想通貨を利用することは十分考えられます。

資産の取引が複雑化しているのは、法律上のトラブルなどを防ぐためというメリットもあるのです。

Metaverse ETPではこのような取引を簡略化した上で、取引の際に必要な個人情報を明確にすることができるので安心安全な取引を可能にします。

 

Metaverse ETPの将来性

qimono / Pixabay

Metaverse ETPの特徴が分かったところで、次に将来性について確認していきましょう!

 

権利情報を結び付けられるかどうか

先ほどから解説している通り、Metaverse ETPは実物資産をデジタル化することができます。

実際に取引する際には法律に沿って厳格に行う必要がありますが、これが簡単にはいきません。

現状では書類上の手続きを通してこれらの作業を行うケースが殆どであり、法律とデジタル化の整合性を取れるかが課題となってきます。

Metaverse ETPのアイディア自体は素晴らしいものがありますが、仮想通貨自体まだまだ未知数なものです。

デジタル化に対して法律がどれほど対応できるかが鍵となってくるでしょう。

また、先ほど資産をデジタル化するような仮想通貨は他にも存在すると解説しました。

それらの通貨に対して、Metaverseがどのような差別化を提示できるかが利用されるかどうかの判断材料となるでしょう。

 

Metaverse ETPの取引所

skeeze / Pixabay

国内取引所でMetaverse ETPは取り扱われていません。

Metaverse ETPを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。

主にこれらの取引所で取引が可能となっています。

取引所手数料(Maker/Taker)取り扱いコイン数
Bitfinex香港-0.01%/0.1%38種類
TopBTCマルタ0.2%28種類

 

Metaverse ETPの買い方

3844328 / Pixabay

Metaverse Etpがどこで買えるのか分かったところで、次に買い方を確認しましょう。

海外の取引所で買うと少しハードルが高そうですが、簡単なので安心してください!

 

Metaverse ETPを取り扱っている海外の取引所に登録

Metaverse ETPは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

 

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

bitbank(ビットバンク)の登録方法・メリット、デメリットをご紹介!板取引・スプレッドとは?

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)の登録方法から特徴まで徹底解説!
↑bitbankとZaifそれぞれの登録方法について詳しくはコチラ

 

国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、Metaverse ETPを購入することが可能となります!

 

おわりに

Free-Photos / Pixabay

今回はMetaverse ETPについて詳しく解説しました!

金や土地などの実物資産をデジタル化するために誕生したMetaverse ETP。

ライバル通貨が多いという点、法律上の観点から実現するかどうか怪しいなど懸念材料はありますが、通貨の価値は上昇傾向にあり注目を集めていることは間違いありません。

また、時価総額の順位が高い割には日本語の情報はまだまだ不足しており穴場通貨とも言えるでしょう。

最後に、もう一度Metaverse ETPの特徴について確認しておきます。

  1. 現物資産をデジタル化
  2. さまざまな仮想通貨を生み出すプラットフォーム
  3. 安心安全な取引を可能に

このようになっています!

今後どのような動きを見せるのか注目して見守っていきましょう。

今後は是非Metaverse ETPも投資候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか!