プロポーズが終わって、両親への挨拶が終わると訪れる婚約の食事会。結婚は2人だけの問題ではないだけに、一つ一つをしっかりこなさなくてはなりません。結婚前に相手の両親に失礼があってはならないのです。
今後の長い人生、最初の印象が大事になりますのでぬかりなく食事会も演出することをお勧めします。ちなみに私は食事会を簡略化しすぎて大失敗をしました。そのようなことがないように、妹の婚約の際は全面的に調べ尽くしプランニングしたのです。そのときの情報を皆さんにもご紹介したいともいます。
目次
婚約食事会の準備
両家の挨拶を済ませたところで、両家の顔合わせの場の計画を立てます。事前に挨拶の時に、顔合わせをどのようなタイプで希望しているのかリサーチすることをお勧めします。結納を兼ねる食事会にするのか、ただ顔合わせの食事で済ませるのか、家庭ごとに考え方はまちまちですので事前に確認する方が良いでしょう。そしてどちらかしっかりやりたい方に合わせるのが無難です。ちなみに妹の時は、両家から結納まではする必要の情報を仕入れて、計画を立てました。最近は結納をする家庭の方が少ないので、妹のケースでご紹介します。
日程と場所を決める
やはり日にちには配慮した方が良いでしょう。暦も確認し、なるべくいい日を狙って下さい。本人たちは気にしなくても、両親は気にされる方が多いです。悪い日にやるよりは、いい日にやった方がいいと言われかねませんので、最初から準備することをお勧めします。また、場所については両家が離れている場合には男性側が女性側に出向くのが一般的です。大切なお嬢さんを頂くと言うところから来るそうですが、最近は両家の負担を考えて中間地点で開催する方が多いようです。
お店や料理を決める
お店は希望する雰囲気によりますが、1人1万円~1.5万円が相場です。落ち着いて話をするためには普通のレストランでは難しいため、ホテルや個室レストランを利用する方が多いようです。
事前に『婚約の食事会』とお店の方に話しておくとスムーズです。また取り分けの必要な食事は避けた方がいいでしょう。ちなみに私は、このとりわけする食事にしてしまったことで失敗しました。
夫の両親が中華が食べたいと言っていたので、おいしいと人気の中華料理店の個室を用意しました。特に言う必要もないと思い、お店の人にもただの食事会といって予約したのです。
しかし食事のほとんどが取り分けなくてはならないため、料理が来るたびに私がとりわけせざる得ませんでした。日程的に兄弟は来れず、本人たちと両親の中でとりわけ作業をするとしたら私しかいません。
緊張のあまり、同じ量でとりわけ出来ずにお皿同士を行ったり来たりと散々でした。さぞ要領の悪い小娘がきたもんだと思われたことでしょう。
数年たった今では、あれは緊張からきてたんだねと笑い話にしてくれていますが、当時は本当に恥ずかしかったものです。最後のお店で大人気のフカヒレチャーハンが来たときにはは疲れ切って自分の分の取りわけを忘れてしまったほどです。今でも食べれなかったことを悔やんでいます。
ですから取り分け料理のお店にした場合には、お店の方に事前に頼むことをお勧めします。
妹は、ホテルのレストランの個室を用意しました。婚約の食事会と事前に伝えていたので、とてもスムーズにことが進みました。両親の苦手な食材や好みのお酒なども事前に確認して下さいました。
また支払いに関しては、両親を招待する形で2人で費用を出した方がいいでしょう。遠方で宿泊代が発生する場合には、各自でもってもらう場合が多いのでメインの食事会費用だけは本人たちでもつケースが多いようです。
前日までに手土産を用意する
両親と話し合い、だいたいの金額を決めておくといいでしょう。妹の場合は地元の和菓子を持参しました。先方からも地元のお菓子の詰め合わせを頂いたので事前に確認しておいて良かったと思います。
費用は3000~5000円程度でいいと思います。
事前に場所と、服装の雰囲気を決めておく
行くお店によって服装も変わります。だいたいどんな服装で行くお店なのか、事前に伝えておくことをお勧めします。
カジュアルすぎて浮いてしまわないようにしてあげて下さい。
婚約食事会当日
ついに食事会当日になります。しっかり事前準備をしていれば心配することはありません。全ては事前準備で決まるのです。
待ち合わせと挨拶
お店に5分程度早く着くように待ち合わせをしましょう。もちろんわかりやすい場所で事前に集まってから行くのがスマートです。
久々に会う相手方の両親にもしっかりとご挨拶をして下さい。またありがちですが、年頃の弟などがいる場合はモゾモゾと挨拶をする場合がありますので事前に練習させておくことをお勧めします。主人の弟がモゾモゾと何を言っているのかわからなく、この子は大丈夫かと心配したほど男の子の場合は照れてしまう場合があります。
食事会開始
ここまできてしまえば問題ありません。とにかく楽しく食事を楽しんで下さい。お互いの人となりが少しでも伝わるといいですよね。
ただし決めなくてはならないのが、結婚式の形式と場所です。この食事会である程度意見交換と情報を共有しておく方がいいでしょう。
まとめ
とにかく婚約の食事会は全てが事前準備で決まります。準備さえしていれば緊張することはありません。パートナーと話し合って、素敵な顔合わせにして下さい。
妹の時は、食事代が大人1人12,000円×8人分=96,000円 かかりました、手土産は両親が購入したのでかかっていません。
場所や形式によって費用は全く異なってきますので、是非相談してみて下さい。