レストランはもちろん、キャンプで、スキー場で、パーキングエリアでと、日本中どこへ行ってもよく食べられている定番料理、カレー。もちろん家庭料理にも欠かせない存在ですよね。
我が家はこのルウしか使わない! 仕上げの隠し味はチョコレート! などとこだわりの調理ポイントをお持ちの方も多いかと思います。
そんなカレーですが、ついついお鍋いっぱいに作りすぎてしまって、2~3日はカレーばかり・・・というのも良く聞く話です。食べ切れればよいですが、途中で悪くなって捨てるようなことになったら、食費がもったいないですよね。
今回は、せっかくおいしく作ったカレーを余すところなく、また飽きることなく楽しめる節約レシピをご紹介します。
目次
まずは定番! カレーうどん
まずは老若男女に人気の定番メニュー、カレーうどんへの活用レシピをご紹介していきたいと思います。
カレーうどんをおいしく作るコツ
白ご飯をうどんに変えればカレーうどんの出来上がり・・・ と簡単さを追求するのもよいですが、おだしをきちんと用意すること、おだしの味付けを薄めにしておくことの2点をおさえるだけで、ぐっとおいしいカレーうどんになります。
例えば冷凍うどんを使ってカレーうどんを作る時には、レンジで冷凍うどんを解凍し、そこにカレーをかけてできあがり・・・ではなく、お鍋にうどんが浸るくらいの水をはってだしの素(昆布やかつおぶし等)を入れておき、そこへ冷凍したままのうどんを投入して解凍すれば、だしも取れつつうどんの解凍もできて一石二鳥です。
なお、昆布やかつおぶしではなくだしの素の粉末等を使う場合は、煮出す必要がないため後述のめんつゆと同じタイミングで入れても構いません。
だしを仕込んでおくことで和風の味わいが引き立ち、おいしいカレーうどんになりますよ!
味付けと盛り付け
お鍋でだしを取りながらうどんを解凍する場合、お湯が温まって麺がほぐれてきたら、だしの素を取りだしてめんつゆの素で味をととのえます。
めんつゆの風味が飛んでしまうとおいしさが半減してしまうので、めんつゆの素を入れたらあまり煮立たせないようにしましょう。また、カレーうどんはトッピングにカレーが乗ってくるので、その分の塩味を考えてめんつゆ自体の塩味は控えめにしておきましょう。
長ネギを少し刻んであしらったり、盛り付けたカレーの中央にくぼみをつけて生卵の黄身を盛り付けたりすれば、見た目にもきれいですし、味に変化がつくのでおすすめです。
簡単なのに豪華! カレードリア
次にご紹介するのは、オーブントースターや魚焼きグリルで簡単にできるカレードリアです。
ドリアなんて、作るのが難しそう・・・と思われるかもしれませんが、用意するものは、耐熱皿ととろけるチーズとパン粉だけ。あとは残ったカレーとごはんがあればできます。もちろん、お好みでホウレンソウやコーン、たまごなどをトッピングしてもいいですね。
作り方は至って簡単
まず、耐熱皿にご飯をうすく敷いていきます。その上に、カレーをスプーン等で伸ばしながら乗せていきましょう。具は小さく切ってから入れてもいいですし、ゴロゴロ感を楽しみたい方はそのままご飯の上に乗せてもらっても大丈夫です。
カレーを乗せ終わったら、上からとろけるチーズをまんべんなくかぶせ、仕上げにパン粉を散らします。
パン粉は焼いたときに焦げ目がついておいしそうに見えますし、サクサクとした食感を生みますので、お皿全体にまんべんなく散らしてくださいね。
ここまで用意ができれば、あとは焼くだけで完成です!
焼き加減に注意
耐熱皿へ材料をセットできたら、オーブントースターか魚焼きグリルで焼いていきましょう。加熱時間はお皿の大きさや食材の量にもよりますが、我が家の場合は幅10cm×長さ15cm×高さ4cm程度の耐熱皿で、オーブントースターの1000wで5分ほど焼いています。まずは短めの時間で様子を見て、おいしそうな焦げ目がつくまで時間を延長してみてくださいね。
魚焼きグリルの場合は火力も強いですし、気がつくと黒焦げになってしまうこともあるので、弱火でこまめに様子を見ながら焼くようにするとうまくいきます。
カレードリアにするとチーズのうまみやパン粉の食感が加わるので、カレーに飽きていたはずの家族もパクパク食べてくれる可能性大ですよ!
お酒のおつまみにも! 餃子の皮スティック
最後に、お酒のおつまみや子供のおやつにもちょうどよい、餃子の皮を使ったスティック状のスナックの作り方をご紹介したいと思います。
カレーの他に用意するものは、市販の餃子の皮だけ。あとは、オーブントースターとアルミホイルがあればすぐに作れます。
作り方もとても簡単で、広げた餃子の皮に、カレーを塗り、端からくるくると丸めていくだけです。丸めたものからアルミホイルの上に並べていき、1000wのオーブントースターで3~5分ほど加熱し、焼き色がつけば完成です。
カレーだけでもおいしいですが、カレーの上にとろけるチーズを乗せてから巻くのもおすすめです。
巻いてあるので手も汚れずに食べやすいですし、サクサクしていてついついもう一本・・・と手が伸びてしまう、簡単でおいしいスナックです。
まとめ
いかがでしたか?
定番メニューのカレーも、アレンジ次第で色々なお料理に変身させることができます。食感や風味が変わると、また新しい気持ちで食べることができますよね。
カレーを作りすぎてしまった時には、食費を無駄にしない活用レシピをぜひ試してみてくださいね!