最近、よくお会計時などにレジで『ORIGAMI Pay』という表記をみかけませんか?
中国では、バーコードを読み取るだけで決済が完了するWeChatというアプリが有名で、中国全土の多くのお店で導入されている決済アプリがあります。
そのようなバーコードを携帯で読み取るだけで決済が完了する決済アプリの日本で誕生したバージョンが『ORIGAMI Pay』です。
というわけで今回は、使用可能店舗が増加しており、今注目の決済アプリ『ORIGAMI Pay』について詳しく解説していきたいとおもいます。
目次
ORIGAMI Payとは?
お店での会計時にクレジットカードや現金などなどお財布を取り出すことなく、スマートフォンをかざすだけで支払いを済ませることができるモバイル決済アプリです。
スマートフォンと、クレジットカードあるいは銀行口座さえあれば、初期費用も登録費用も不要で、コストが0円から利用することができます。
このアプリを利用したお会計は、いたって簡単で、事前にOrigamiPayアプリにクレジットカードもしくは銀行口座を登録しておき、ショップで提示されるQRコードを読み込むだけで、支払いが完了します。
アプリに登録するクレジットカードは、一枚だけでなく複数枚のクレジットカードを登録することが可能で、現時点で次の6つのブランドに対応しています。
・VISA ・MasterCard ・JCB ・アメックス(アメリカンエキスプレス)・ダイナースクラブ・Discover
クレジットカードを複数枚登録している場合はお会計時にどのクレジットカードを使うか選択することが可能です。
現時点でケンタッキーフライドチキンやロフト、アーバンリサーチ、ライトオン、AOKI、LAWSONなど全国の大手ショップをはじめとした約20000のショップがORIGAMIPayに加盟しています。
最近では、阪急阪神百貨店全店舗においてORIGAMIPayが導入されました。
ORIGAMI Payのメリット
かざすならPasmo、Suicaでもよくない?なにがちがうの?とおもっている方も多いとおもいます。実際に私が利用してみて、ここは良いなと思った点を6つ紹介していきたいと思います。
➀割引サービスが豊富
➁銀行口座の登録も可能
➂スキミングのリスクの低減
➃支出の管理が簡単
➄加盟店舗がMAPでわかる
➅スマートフォンの故障・紛失にも簡単に対応できる
➀割引サービスが豊富
私がOrigamiPayを使用する上で一番のメリットだと考えている点はこの割引サービスの多さにあります。
随時多くのキャンペーンをおこなっており、定期的にクーポンが届きます。
例えば、2018年9月に行われているキャンペーンにはつぎのようなものがあります。
ローソンであれば、9月11日〜9月30日までの間、1日一杯コーヒーを無料で飲むことができるキャンペーンです。
右のキャンペーンはOrigamiPay加盟店で使用できる10%オフのクーポンをもらえるキャンペーンです。
また、2018年9月7日まではプレミアムフライデーという金曜日は10%オフになるキャンペーンを行なっていましたが、このキャンペーンを廃止し、時間にとらわれず好きな時に使えるクーポンの配布を強化していくそうです。
➁銀行口座の登録も可能
OrigamiPayは、クレジットカードを持っていなくても、自分の銀行口座を登録することで使用することができます。
クレジットカードを作ったら使い過ぎてしまうから作らないというような学生さんや両親からクレジットカードを作ってはいけないと言われている学生さん!Origami Payを利用できますよ!
現時点ではつぎの銀行口座が利用できます。(2018年9月)
・みずほ銀行 ・三井住友銀行 ・大垣共立銀行(OKB)
・青森銀行・静岡銀行・三重銀行・第三銀行
今後、以下の上記にない全ての銀行が随時利用可能になるそうです。
➂スキミングのリスクを低減
スマートフォン決済と聞いて、みなさんが不安に思うのはセキュリティですよね…
しかし、OrigamiPayアプリにカード情報がそのまま管理されているわけではないので、第三者に万が一スマホを遠隔操作されたとしてもカード情報が漏洩する心配はありません。
心配されがちなセキュリティ面ですが、実はOrigamiPayをはじめ、ApplePayなどスマホ決済は安全性が高いと評価されているんですよ。
またOrigami Payはお会計時にクレジットカードそのものをだす必要がありません。そのため、カード情報を撮影されて不正利用されたり、クレジットカードがスキミングされるリスクを低減することができるのです。
➃支出の管理が簡単
OrigamiPayで支払いをすると、決済明細書が登録したメールに届くようになっています。
レシートをとっておく必要がないのでお財布もかさばらず、記録しておきたい人には便利な仕組みになっています。
➄加盟店舗がMAPでわかる
OrigamiPayのデメリットでもあるのですが、やはり多くの場所で利用できるクレジットカードと比べると、まだOrigamiPayの使用できる範囲は限られています。
そのため、どこで使えるんだろうとおもいますよね。
そんな時に便利なのがこのMAP機能です。
どこにOrigamiPay決済が可能な店舗があるのか、その店舗はなんのお店なのか簡単に検索できるようになっています。
➅スマートフォンの故障・紛失にも簡単に対応できる
もし万が一、スマートフォンが盗まれたり、落としたりしてしまってOrigamiPayの利用を停止したい場合は以下のアドレスに連絡すればすぐにアカウントを停止してくれます。『support@origami.com』
また、機種変更や故障してしまって、新しい携帯にした場合でもまたOrigamiPayアプリをインストールしてログインすれば継続して利用できます。
ORIGAMI Payのデメリット
OrigamiPayのデメリットは、つぎの2つあげられます。
➀加盟店舗が少ない
➁ポイントカードは別途で提示
➀加盟店舗が少ない
電子マネーで有名な楽天Edy、QUICPay、iDなどと比較するとOrigamiPayはやはりまだまだ利用可能店舗数が少ないです。
例えばiDにおいては、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどのコンビニからイオンモールなどの大型ショッピングモールなど日常的に利用することが多いお店で利用することが可能です。
➁ポイントカードは別途で提示
例えば、OrigmaiPayが提携しているLAWSON(ローソン)にはPONTAカードというポイントがたまるカードがありますよね。
このようなポイントカードを貯めるとなるとOrigamiPayのほかに別途でポイントカードを提示する必要があります。
せっかくOrigamiPayで迅速かつ簡単に支払いを行うことができるのに、ポイントカードをわざわざ提示するのは少々面倒ですよね…
このようなポイントカードの情報も登録でき、提示しなくてもポイントがたまるような仕組みになるといいのですが…現時点では別途ポイントカードの提示が必要です。
ORIGAMI Payの登録方法
ORIGAMI Payは、モバイル決済アプリなのでスマートフォン1つあれば楽に簡単に始めることができるのです!(例えば、クレジットカードなど登録してから実際に利用できるまで約1ヶ月位かかりますよね…)
ではでは、早速ORIGAM Payの登録方法についてみていきましょう。
Step➀アプリをダウンロードしよう
嬉しいことにORIGAMI Payは、iPhoneとAndroid両方の機種に対応しています。
対応環境としては、iPhoneはiOS 8.0以上、Android 4.0以上から利用可能となっています。
Google Play➡ https://play.google.com/store/apps/details?id=co.origami.android&hl=jp
Step➁Origamiアカウントを作成しよう
OrigamiPayアプリのインストールが完了したら、次はアカウントを作成しましょう。うえの図のように
➀メールアドレスの登録
➁携帯の電話番号を入力
➂電話番号に送られてくる4桁の認証番号を入力する
この3つのステップだけで簡単にアカウントの作成が完了します。
Step③クレジットカードまたは銀行口座の情報を登録しよう
アプリを開くと、上の左の画面が出てくるので『銀行口座とカード』を選択します。次に右の画面が出てくるので、銀行口座登録かクレジットカード登録か選択して、カードまたは口座情報を登録してください。
これで登録は完了です。OrigamiPay加盟店舗にいきQRコードを読み取れば決済完了です!
最後に
いかかがでしたでしょうか。
今回はOrigamiPayについてご紹介しました。
上の画面のように、アプリ内ではネットショッピングもすることができ、オンラインショップで購入した代金の1%(100円につき1ポイント)はオリガミポイントとして還元されオンラインショッピングで利用できるそうですよ。
興味がある方は一度インストールしてみてはいかがでしょうか?