仮想通貨LOOM(ルームネットワーク)とは?特徴や仕組み、チャートなど徹底解説!

こんにちは、fincle専属ライターのマナです!

仮想通貨の種類は世の中に沢山ありますが、現在注目を浴びつつあるのが仮想通貨LOOM(ルームネットワーク)です!

ビットコイン(BTC)に比べ、新しい通貨であるLOOM。どのような通貨なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めばLOOMがどのような通貨なのかすべて分かるようになるので、一緒に学んでいきましょう!

仮想通貨LOOMとは?

TheDigitalArtist / Pixabay

LOOMはイーサリアムをベースに開発されたゲーム系DApps向けのプラットフォーム開発を目指した仮想通貨です。

すごく簡単に言うと、Loom Networkというプロジェクト上でお金のやり取りをするときに使う通貨がLOOMとなっています。

なるほど。ちなみにDAppsについても、もう少しわかりやすく教えてください。

もちろんです。DAppsとは分散型アプリケーションのことで、ブロックチェーン上で動作するプログラムやサービスを指します。

要は、そのアプリをコントロールする管理者がいないことを言います。

アプリをコントロールする管理者がいる場合、

・管理者による利用料の搾取

・アクセス集中によるサーバー落ち

などの問題が発生します。これらの問題を解決すべく、はじまったプロジェクトがLoom Networkで、そのプロジェクト上で使用されている通貨がLOOMなんです!

基本情報をまとめてみました!!ご参考までに!

プロジェクト名Loom Network(ルームネットワーク)
通貨LOOM(ルームネットワーク)
最大供給量10億枚
時価総額(ランキング)5,595,382,251 (107位)
サイト公式サイトはこちらから
Twitter公式Twitterはこちらから

 

下記ではLoom Networkの成り立ちやその目的をもっと詳しく解説していきます。

※DAppsについてもって知りたい方はこちらから♪

DApps(分散型アプリケーション)とは?基本からメリット、デメリットまで徹底解説!

※Fincleではイーサリアムについての記事もまとめています。併せてチェックしてみてください♪

イーサリアム(Ethereum:ETH)とは?特徴や仕組みなど徹底解説!

※ブロックチェーンってなんぞや?と思った方は下記の記事を読んでみましょう♪かなりわかりやすくまとめられています!!

どこよりもわかりやすくビットコインを説明!ブロックチェーンやP2Pなどの仕組みをご紹介!

仮想通貨LOOMの歴史

LOOMは、2018年3月14日にBinanceに上場したばかりのかなり歴史の浅い仮想通貨です。

上場当初は8.5円であったものが、6月19日(現時点)には22.46円まで上昇し2.6倍以上の値をつけました。

現在は22円前後で落ち着いており、時価総額は100位以内の常連コインになっています。

また、イーサリアムの開発者であるVitalik氏もLoom Networkに注目している様子が、本人の公式ツイッターなどからもうかがえます。

期待値の高い仮想通貨で製品の実体が伴っているコインということで、夢のある投資先の一つになつつあると言ってよいでしょう。

仮想通貨LOOMとビットコインの違い

私たちが知ってるビットコインと何が違うの?気になる人は多いかと思います。ここで違いについて見ていきましょう。

EivindPedersen / Pixabay

①ホワイトペーパーが存在しない?

Loom Networkのプロジェクトには、ホワイトペーパーがありません!どうやら開発者があえて用意していないようです。

ちょっと待ってください、ホワイトペーパーって何ですか?

ホワイトペーパーとは仮想通貨のことを説明しているとりせつ(取り扱い説明書)です!!!

この仮想通貨がどのようなものなのか、またプロジェクト内容と目的、今後の予定などについて書かれています。

何かを買うとき、説明書がないと不安ですよね?なので通常、仮想通貨にはホワイトペーパーが存在しているのです。

ただLoom Networkの開発者は、自分たちが計画した未来図だけを話すのだけではなく、実際に目に見える結果を重視して、プロダクトをリリースすることに焦点を当ているとのこと。

⇒つまり、とにかくプロダクト(商品)をリリースするのでそれを評価してくれってことですね。

②そもそも作られた目的が違う?

ビットコインは2008年にナカモトサトシという自身のブログでビットコインについての論文を発表したことがきっかけです。

論文の内容としては

・暗号技術を活用してお金を取引すること

・情報を分散させることでセキュリティを保つ、分散型の金融取引

(ちなみに銀行などの金融機関は中央集権型です)

についてまとめたものでした。これらが可能になることで様々なメリットが生まれたのです。

詳しい内容については、下記の記事をチェックしてください。

仮想通貨のメリット・デメリットをわかりやすく解説!決済可能店舗はどこ?

一方でLoom Networkはというと…

The next-generation blockchain platform for large-scale online games and social apps.(ルーム公式サイトより)

“大規模なオンラインゲームやソーシャルアプリ向けの次世代ブロックチェーンプラットフォーム”と書いてありますね。
わかりやすく言うと…

オンラインゲームとか、SNSをベースにしたアプリがありますよね?これらの「スケーラビリティ問題」を解決すべく始まったプロジェクトです。

イーサリアム(ETH)のブロックチェーンを土台にして作られているDAppsは、取り引きが承認されるまでに時間がかかっていました。

取引を正しく評価し、セキュリティを万全にしたことが原因です。

しかしながら、ゲームやソーシャルアプリ類のDAppsは、たくさんの人が参加し、多くのデータのやり取りが行われます。

セキュリティ面を重視するのは大切ですが、そのぶん取引にかかるスピードがかなりかかってしまっていました。

取引の承認が遅い=ビットコインでいう送金詰まり状態=スケーラビリティ問題発生」が発生していました。

これを解決してくれるというのが、Loom networkだったのです。

仮想通貨LOOMの取扱所・買い方

結局LOOMってどこで買えるんですか?

気になった方も多いかと思います。ここではLOOMの取扱所・買い方についてわかりやすく説明します。

LOOMは現在、全世界取引高ナンバーワンのBinanceをはじめ、「Kucoin」「IDEX」でも取引されています。

現時点での認知度はとても高く、その他の仮想通貨と同じように投資家の期待を集めています。

ただ…問題が…

現時点で、LOOMは現在日本円で直接買うことが出来ないのです。

LOOMを取り扱っている取引所が、日本円を取り扱ってないんですよね……

えぇー、じゃあどうやって買えばいいんですか?泣

仮想通貨LOOMの買い方についてまとめてみました!

LOOMを取り扱っている海外の取引所に登録

LOOMは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

bitbank(ビットバンク)の登録方法・メリット、デメリットをご紹介!板取引・スプレッドとは?

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)の登録方法から特徴まで徹底解説!
↑bitbankとZaifそれぞれの登録方法について詳しくはコチラ

国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、LOOMを購入することが可能となります!

信頼性や安全性という点を考慮に入れると、セキュリティ面もしっかりしているBinance(バイナンス)がおすすめです。

FincleではBinanceについての記事も紹介しています。以下のURLをクリックしてチェックしてみましょう♪

BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説!

下記はLOOMを取り扱っている取引所の手数料をまとめたものです♪ご参考までに…

取扱所手数料
BINANCE0.1%
Kucoin0.1%
IDEX0.2%

まとめ

DariuszSankowski / Pixabay

今回は仮想通貨LOOMの基本情報についてまとめてみました!

Loom Networkはアプリ(DApps)を快適に利用できる環境をつくってくれるプロジェクトだということがわかりましたね!

今とても注目されているDAppsですが、今後さらに個々での開発が進んでいくにつれて、ゲームだけでなくさまざまなアプリが登場してくるでしょう。その際、Loom Networkのようなプロジェクトが必ず必要になります。

DAppsを開発するにあたって不安な材料となるスケーラビリティ問題ですが、これを解決してくれるというのは大きいですよね♪

ホワイトペーパーがないという新奇性もありますが、「プロダクトはどんどん作っていきますよ!」という姿勢は、やはり周囲から見てもっともわかりやすい実績となるでしょう!実際、Loom Networkを土台にしてさまざまなDAppsが生み出されています。これからどんなDAppsが登場し、Loom Networkで使われるのかが期待されます。

大手取引所のBinanceに上場しているという点も、LOOMが仮想通貨として認められている裏付けであるとも思います!

まだまだ新しく、知られていない仮想通貨LOOMですが、今後ますます注目を集める通貨となりそうです。

仮想通貨の運用を始める際には、ぜひLOOMを候補の一つに挙げてみてはいかがでしょうか。