仮想通貨Ardor/アーダー・アルドー(ARDR)とは?特徴や仕組み、チャートなど徹底解説!

マナ
こんにちは、fincle専属ライターのマナです!

仮想通貨の種類は世の中に沢山ありますが、現在注目を浴びつつあるのが仮想通貨Ardorです!

しかしながらビットコイン(BTC)に比べ、新しい通貨である仮想通貨Ardor。どのような通貨なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めばArdorがどのような通貨なのかすべて分かるようになるので、一緒に学んでいきましょう!

仮想通貨Ardor/アーダー・アルドー(ARDR)とは?

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Ardorは、ブロックチェーンのスケーラビリティの問題を解決してブロックチェーンのパフォーマンスを向上させること目的に作られた通貨です。

どのような仕組みになっているかというと、「子チェーン(=サイドチェーンののようなもの)」を採用しているのです。

Ardorでは子チェーンに契約情報のコードを記述して動作させ、メインのブロックチェーンの負担が軽減できるように設計されています。これによって処理能力を格段に上げることが出来ています。

サイドチェーンを採用して、処理速度を上げている仮想通貨は世の中に多数存在していますが、Ardorには他にも魅力があります。それは、“Ardorの子チェーンは各々の企業が自由に立ち上げることができる”ということです。そしてすべての子チェーンはきちんとArdorのブロックチェーンが保護してくれています。安心して利用できますよね!

サイドチェーン作成には通常プログラミングが必要なのですが、プログラミングがなくとも企業がサイドチェーンを立ち上げることを目指し開発を続けています。

以下、基本情報についてまとめてみました。ご参考までに。

仮想通貨(通貨単位)Ardor/アーダー・アルドー(ARDR)
開発者Jelurida
総発行枚数998,999,495 ARDR
現在の発行枚数998,999,495 ARDR
時価総額(ランキング)¥12,950,961,660 JPY(57位)
公式サイトhttps://www.ardorplatform.org/
ホワイトペーパーhttps://www.jelurida.com/sites/default/files/JeluridaWhitepaper.pdf
公式Twitterhttps://twitter.com/ardorplatform

                                 (2018年8月15日)

仮想通貨Ardor/アーダー・アルドー(ARDR)の特徴

さっそくArdorの特徴について詳しく見ていきましょう♪

魅力的なお金の支払い・管理方法

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手数料は子チェーンで作ったトークンで支払う

企業が作った子チェーン上で発生する取引手数料は、その子チェーンで作ったトークンで支払うことが可能です。そのため子チェーンのユーザーが、プロジェクトに参加するためにわざわざArdorトークンを所有する必要はありません。

手数料はまとめて支払う

Bundler(=日本語訳で束ね役)という取引記録をまとめる権限を持っている人が、子チェーン上で取引手数料(=子チェーントークン)を徴収した後、取引記録をまとめて、メインチェーン側(Ardor)に承認手数料(ARDR)を支払います。

プラットフォーム内で資産を共有できる

子チェーンのユーザーは、Ardor上に存在する資産をプラットフォーム全体の他のすべての子チェーンと所有し、取引することができます。

仮想通貨の交換を簡単にする

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現在ではなんと1700を超える数の仮想通貨があるといわれています。しかしながら通常は、異なるブロックチェーン同士を繋ぐことは出来ないため、仮想通貨を他の通貨に替えたいとなると、取引所を介するしかありません。

しかしArdorの子チェーン(Ignis)は、2つのペグ(連結口)を持っていて、他のチェーンと連結することが出来ます。つまり、異なる通貨同士を取引所を介さずとも結ぶことが出来るのです。

企業の参入のしやすさ

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企業は子チェーン上で独自のトークンを簡単に発行できます。また子チェーンの取引記録がより安全性の確保されたArdorのメインチェーン上で承認されるため、トークン取引の安全性が高くなっています。そのためブロックチェーンの開発技術を持たないような企業でも簡単に安心して利用できるようになっています。

企業の参入機会が増えることは、コミュニティの活発化のみならず、Ardorが更に普及するきっかけとなるでしょう。

仮想通貨Ardor/アーダー・アルドー(ARDR)の最新チャート

ここではCryptonexの最新チャートについて見ていきたいと思います。

2016年夏に発売を開始したArdorは発売当初、1ARDR=0.03ドル(2016年731日)でした。しかしながら子チェーンIGNISに対する評価や、仮想通貨ブームに伴い、価格は1ARDR=0.28ドルまで上昇します。更に仮想通貨バブルが起こった1月初旬(2018年1月8日)には1ADRD=2ドルを記録しました。しかしながらバブル崩壊や各国政府による仮想通貨への取り締まりの強化から後価格は下降していきました。現在は1ADRD=約0.11ドルで取引されています。

現在価格が落ち込んでいるからと言って、必ずしもArdorに問題があるわけではありません。ビットコインや仮想通貨市場全体が落ち込んでいるため、市場として今は停滞期であると言えます。

仮想通貨Ardor/アーダー・アルドー(ARDR)の買い方

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マナ
Ardorはどこで買えるんでしょうか?

気になった方も多いかと思います。ここでは仮想通貨Ardorの取扱所・買い方についてわかりやすく説明します。

Ardorは2017年に発足した仮想通貨で、成長しつつあるものの、日本での知名度はあまりありません。そのため購入できる取引所も今の所あまり多くありません。現在は、全世界取引高ナンバーワンの「Binance」をはじめ、「Bittrex」でも活発に取引されています。

ただ…問題が…Ardorは現在日本円で直接買うことが出来ないのです。

Ardorを取り扱っている取引所が、日本円を取り扱ってないんですよね……

マナ
えぇー、じゃあどうやって買えばいいんですか?泣

仮想通貨Ardorの買い方についてまとめてみました!

Ardorを取り扱っている海外の取引所に登録

Ardorは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

bitbank(ビットバンク)の登録方法・メリット、デメリットをご紹介!板取引・スプレッドとは?

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)の登録方法から特徴まで徹底解説!
↑bitbankとZaifそれぞれの登録方法について詳しくはコチラ

国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、ファクトムを購入することが可能となります!

という流れになります。

信頼性や安全性という点を考慮に入れると、セキュリティ面もしっかりしているBinance(バイナンス)がおすすめです。

FincleではBinanceについての記事も紹介しています。以下のURLをクリックしてチェックしてみましょう♪

BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説!

以下、Ardorの流動性が高い取引所を3つまとめてみました。参考にしてみてください。

取引所特徴手数料
Binance香港にある取引所で取引高が世界1位。100種類以上もの仮想通貨を取り扱っています。少額であれば、個人証明書が必要ではないので簡単に口座を開設できることも魅力です。0.1%
Bittrexアメリカの仮想通貨取引所。マニアックな仮想通貨の取り扱いにおいては右に出るものはいないと有名です。0.25%
Upbit豊富な通貨数とペア数が魅力である韓国の取引所。アメリカの大手取引所Bittrexと提携しています。0.05~0.25%

※手数料は取引所のが発行しているトークンを使うと安く済みます!期間限定でクーポンも配っていたりするので是非チェックしてみてください!

仮想通貨Ardor/アーダー・アルドー(ARDR)の将来性

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承認に対する報酬が少ない

上述したように、Bundlerという取引記録をまとめる権限を持った人が子チェーンの取引をまとめ、メインチェーンであるArdorに取引内容を提出することで取引は承認される仕組みになっています。

このとき、Bundlerは承認した報酬として、子チェーンで流通している独自通貨トークンを手数料の形で受け取り、メインチェーン上に承認手数料をARDRで支払います。しかし、当然独自通貨トークンの価値はARDRに比べて低いため、Bundlerは結果として赤字となります。

マナ
確かに、取引を承認するという手間がある上に赤字になるのは意味がないですね。

報酬の問題をどう解決するかが今後の大きな課題になってくると思われます。

子チェーンIGNISのICO買占め

IGNIS内の独自トークンを発行する際のICOで、買占めが起きたことが問題になりました。

マーケティングのために買われたとも言われていますが、こういったICOの問題が後発の参入を阻害してしまい、かなり幸先の悪いスタートになりました。

おわりに

今回は仮想通貨Ardorについて見ていきました!特徴や仕組みは理解できましたか?最後にArdorの魅力についてもう一度おさらいしておきますね♪

①ユーザーにとって魅力的なお金の支払いと管理方法

②仮想通貨の交換を簡単にする

③企業の参入のしやすさ

が大きな特徴でしたね!

この記事を読んで、Ardorはもちろんですが、少しでも仮想通貨に興味を持っていただけたら嬉しい限りです。今後もArdorに関する新しい情報が入り次第追記していこうと思います。