水道代の節約に!意外と知られてない豆知識

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皆さんは「水道代の節約」と聞いて何を思い浮かべますか?「水を出し過ぎない」「お風呂の残り湯で洗濯物を洗う」等、実際に取り組んでいる人も多いかと思います。

ところで、皆さんは水道代の支払い方法をどのようにしていますか?あまり意識した事がないかもしれませんが、実は見直すことで若干ですが毎月の水道代を節約出来る場合があります。

今回は、普段よく耳にする節約方法とは少し見方を変えて支払い方法についてのちょっとお得な情報を解説します。

 

支払い方法ごとに見てみましょう!

 

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水道料金の支払い方法は主に以下の3通りです。

1.口座引き落とし

2.クレジットカード払い

3.請求書による支払い

お住まいの自治体によって取り扱っていない場所もあるかと思いますが、それぞれ見ていきましょう。

 

口座引き落とし

 

恐らく多くの方がこちらの支払い方法かと思います。指定された日に直接口座から引き落としになる為、支払い忘れを防げるメリットがあります。さらに自治体によっては口座引き落としに変更する事で、毎月の支払い額から割引を行ってくれる自治体も存在します。

例えば、東京都では口座引き落としを利用する事で毎月50円、年間600円を請求額から割引きを行ってくれます。

参考元:東京都水道局(2017年2月時点、著者調べ)

一度、自分が住んでいる自治体にも割引やお得になるようなサービスを行っているか確認してみましょう。

 

クレジットカード払い

 

自治体によっては取り扱っていない所もありますが、口座引き落とし同様に支払い忘れを防ぐ事が出来き、他にカードで支払った項目も支払い日を一つにまとめる事が出来る為、利用の仕方によっては家計の管理が簡単に行えるクレジットカード払い。

さらに、ほとんどのカード会社がポイントでの還元を行っています。楽天カードでは100円に付き1ポイントが、Pontaカードなら100円に付き1Pontaポイントが貯まる等、カード会社によって貯まるポイントは様々で、貯めたポイントは1ポイント=1円として提携店舗などで使用する事が出来るので間接的に水道代を節約する事が出来ます。また、支払い額が高額なほど自治体の割引制度よりお得になる場合もあります。

例えば、東京都に住んでおり月々の支払いが5,000円以上になる場合、クレジットカード払いにすると50ポイント以上のポイントが還元される為、上記で説明した口座引き落としでの50円割引よりお得になります。自治体のサービスと月々の支払い額を踏まえた上で支払い方法を見直すと良いでしょう。

もし「ポイントを利用する機会がない」「現金割引の方が良い」と言う場合、ポケットカード株式会社の発行している「P-one Wizカード」であれば請求時に自動で1%割引いて請求してくれる為、こちらを利用と良いでしょう。0.5%分のTポイントも付きます。

ただし、カード到着後の初期設定が「リボ払い」となっているので届いたら支払い方法を「一括払い」に変更する事をお忘れなく。変更する事で一般のクレジットカードと同様に使用する事が出来ます。

リボ払いは毎月の支払い額は安くなりますが、その分支払い期間も長くなり利息も付いてしまうので割引き金額以上にお金がかかってしまいます。

参考元:ポケットカード株式会社(2017年2月時点、著者調べ)

 

請求書による支払い

送られてきた請求書をもとにコンビニや各金融機関で直接支払う方法です。自治体に口座引き落としによる割引がなく、クレジットカード払いも対応していない場合でも請求書払いで水道代が節約出来ます。それは、「セブンイレブンでクレジットカードからチャージしたnanacoカードを利用して支払う」方法です。

上記説明ですと少々分かりづらいかと思いますが、本来コンビニで水道代等の公共料金を支払う場合、クレジットカードでの支払いは出来ません。電子マネーでの支払いは可能なのですが、残念ながら公共料金等の支払いはポイント対象外になっている為、nanacoカードで支払いをしてもポイントを受け取る事は出来ません。

しかし、クレジットカードからnanacoカードへチャージを行って支払いをした場合、支払い時のポイントは貰えませんがクレジットカードの方で還元しているポイントについては受け取る事が出来ます。ただし、全てのクレジットカードが対象ではないので、一度自身が持っているカードが利用できるか確認してみましょう。下記に支払いが可能なカードを一部紹介します。

 

・楽天カード(JCBブランドのみ)

還元率1%、年会費無料

・セブンカードプラス

還元率0.5%、初回年会費無料、次年度以降500円(年間50,000以上の利用で年会費無料)

・P-one Wizカード(JCBブランドのみ)

還元率0.5%(Tポイントのみの還元、年会費無料

※公式サイトにて1%の割引については対象外とされております。

(2017年2月時点、著者調べ)

上記方法でも間接的に水道代を節約出来る事が分かると思います。また、この方法は固定資産税等の税金の支払いや他の公共料金でも利用する事が出来るのでクレジットカード払いが出来ないものを全て上記方法で支払う事で大きな節約効果を期待できます。

 

まとめ

 

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いかがでしょうか?金額にしては微々たるものかもしれませんが、これから何年、何十年と支払い続けると考えた場合、支払い方法を変更する「だけ」で安くなるのであれば試してみる価値はあるかと思います。

また、引っ越し等で住んでいる自治体が変わった場合は一度自治体のホームページを確認してみましょう。もしかしたら良い割引サービスを行っているかもしれません。確認した上で口座引き落としかカード払いか、より安くなる方法を実践してみてはいかがでしょうか?