趣味も節約できちゃう?!節約上手さんの楽しみながら節約するコツとは

 

日々生活していると、必ずお金は発生します。けれども世の中には、発生するお金を浪費しすぎてしまう人もいれば、節約するのが上手な人も存在します。稼いでいる額は同じくらいなのに、節約上手か否かで貯金額が全く変わってしまうこともあります。

今回は節約上手さんが心がけている「節約するコツ」を調べてみました。また仕事や人間関係で疲れた心を癒す”趣味”も節約上手さんの手にかかれば節約できてしまうと言います。どのようにして趣味も節約できてしまうのでしょうか。

引用元:photoAC

節約上手さんの節約するコツとは

引用元:photoAC

節約上手さんと節約下手さんとの間に、実はそこまで大きな差はありません。ただ、ほんの少しの考え方の違いが、節約金額に差を生み出しているのです。節約上手さんのお金に対する考え方は本当に参考になります。一緒に見ていきましょう。

無理はしない!

まず節約しているからといって、さまざまな出費を”我慢”しているのかと思いきや、そうではありません。むしろあまり無理をしないように心がけている人がほとんどです。時間短縮の方を優先したい場合には、しっかりお金を使っていることがほとんどです。

例えば夫婦共働きでお子さんのいる家庭の節約上手さんの中には、飲み物に小分けになった紙パック飲料を愛用している人がいました。飲料代の節約としてマイボトルや水筒といったアイディアを聞いたことがあるかと思います。しかしお子さんが小さければどのタイミングで飲み物をせがまれるかも分かりませんし、お茶を自宅で用意して水筒に入れる時間すら惜しいことがあります。そこで業務用スーパーなどで数十本セットになっている紙パック飲料を購入し、出社前の時間を優先しているのです。

「節約しなければ」と”無理矢理”食費を節約したり、好きなものを我慢するのは、節約を継続することにつながりません。どうしても妥協できない部分と積極的に節約できる場面を把握しているからこそ、節約生活を継続することができるのです。

固定費を見直している

また節約において行動しやすいのは「食費」や「娯楽費」のような生活の中で変動の大きい部分だと思いますが、節約上手さんは必ず出費しなければならない”固定費”を見直していることが多いです。

例えばあなたは普段から携帯電話料金を意識しているでしょうか。近年格安SIM携帯など月々にかかる料金が格安の携帯電話が目につくかもしれません。まだそのような携帯電話に切り替えていない場合には、毎月8000円近くの料金を支払っているのではないでしょうか。毎月8000円と聞いただけでも高いですが、1年間に換算してみるとおよそ10万円近く支払っていることが分かります。

もし自分があまり携帯電話を利用するタイプではないのに、8000円近く支払い続けるのは、何だか損した気分になりますよね。そこで節約上手さんは、自分の携帯電話の利用の仕方にあわせてプランを見直し、固定費の節約につなげているのです。ちなみに固定費の節約がうまい私の夫によると、ある格安SIM携帯に乗り換えただけで月の携帯電話料金が6000円ダウンしたと聞きました。固定費の6000円ダウンは大きいですよね。

お金を嫌わない

それから少々精神論にはなってしまいますが、お金に嫌悪感を持たないことも大事です。出ていくお金も稼ぐことで入ってくるお金にも嫌悪感を抱かず、接することも大切なことです。節約や貯金はとても大事なことではありますが、お金は目的ではなく手段ですから、お金の不安ばかり抱えて”使わない”のであれば、それはそれでもったいないことです。

目的をしっかり定めて節約、貯金をし、大好きなことのためにお金を使うことが大切です。お金を使う楽しみがあるからこそ節約も継続できるというものです。

 

趣味も節約できちゃう?!

引用元:photoAC

節約上手さんはお金をしっかり把握できているからこそ、自分の趣味ですら節約できてしまうことがあります。もちろん趣味のためにお金を貯めてがっつり使うという人もいますが、そのようなタイプの節約上手さんは、どこかの出費をしっかり節約することでバランスを取っているものです。

投資・消費・浪費が理解できている

お金は「投資・消費・浪費」の3つの使い方に分けられます。この使い道をしっかり自分の中で把握できているからこそ、趣味そのものが節約できたり、趣味のために節約ができるのです。

例えば「自己投資」にかけるお金は、お金そのものは手元からなくなってしまいますが、「知識」や「経験」として同等の価値が自分の中に残ります。これは消費や浪費のようにお金も手に入れたモノも時間の経過と共になくなってしまうものとは違うので、気持ちのいいお金の使い方と言えるでしょう。

もし節約上手さんになりたい!とあなたが思っているのであれば、この3つの使い道を理解するために、最初は簡易的でも構わないので1〜3ヶ月家計簿を付けることをおすすめします。そして出費の内訳が把握できたら、それぞれ予算を決め、その予算金額内で生活するゲームをしてみてください。節約を楽しみながら、より使い道を理解できるようになります。

お金をかけずにできる趣味もある

またお金の使い道や、お金を使って購入したモノを把握できるようになると、趣味そのものにそこまでお金をかけずに済む方法を見いだすことができます。

例えば私は読書が趣味なのですが、いくら好きな作家さんに印税が入るとはいえ、毎月好きなだけ本を買っていれば出費がかさむ一方です。そのうえ、買って面白くなかった本も時々あります笑。そのため本を読む前には必ず「図書館」へ行くようになりました。図書館にある本の取り扱いが幅広いので、探せば案外見つかるものです。図書館になく、どうしても読みたい本だけ買うようにした結果、毎月の本への出費が大きく減りました。

 

まとめ

節約上手さんと節約下手さんにはお金に対する考え方の違いがあります。節約生活を送るからと言ってさまざまなものを無理に我慢するのではなく、お金を出したいところとそうでないところをうまく見極めて出費を減らしています。まずは自分の出費について振り返るところから始めてみませんか。