妊娠したり、出産したりすると先輩パパや先輩ママから「学資保険に入ったほうが良い」とアドバイスを受けたことがあるのではないでしょうか。
お子様の学費のためになるものだということは、学資保険という名前から想像がつきますよね。
しかし、学資保険に入っているとどんな良いことがあるのか具体的にご存知でしょうか。
もしかして、学資保険のことが具体的にわからず、学資保険への加入を先延ばしにしていたりしませんか。
そこで、今回は子供が生まれると必要だといわれる学資保険!いつから入るのがベストかについてご紹介したいと思います。
目次
学資保険に入っていると良いこととは?
生命保険と同じように保険料を支払い、契約が満期になるとまとまった給付金を受け取ることができ、お子様の教育資金にできる学資保険。
毎月、決まったお金を支払うのであれば定期預金や貯蓄でもいいのではないかと思いますよね。
ここでは、学資保険に入っていると定期預金や貯蓄などより良いことについてご紹介したいと思いますので、一緒に見てみましょう。
定期預金などより利率が良い
お子様の学費をためるのであれば学資保険ではなく、定期預金でもいいような気がしますよね。
しかし、実は学資保険の返戻率は、定期預金などより高いんです。
定期預金では返戻率が102~103%であるのに対して、学資保険では110%程度の返戻率となっているんですよ。
返戻率の違いは7~8%ですが、積み立てていく金額に上乗せされるとなると圧倒的に学資保険の方がお金をためやすいと思いませんか。
税額控除の対象になる
さらに、定期預金などはあくまでも個人の貯金ですので、税制面で優遇されることはありません。
しかし、学資保険の保険料は、税額控除の対象となるんですよ。
つまり、学資保険で支払った保険料は、年末調整によって一部帰ってくるということです。
定額預金などではこのような優遇措置は受けられませんから、学資保険の方がお得ですよね。
保険料が免除になる場合もある
これはあまり考えたくないことですが、契約者である親などが死亡したり、あるいは病気やケガで重度の障害を負った場合には、学資保険ではそれ以降の保険料の支払いが免除されます。
このような場合に親などが退職を余儀なくされても、保険料を支払わずとも学資保険が満期を迎えると給付金を満額受け取ることができます。
定期預金などの場合だと、退職などで収入がなくなってしまえば貯蓄することも難しくなりますので定期預金などはその時点で終わってしまいますよね。
あくまでもこれは万が一の備えではありますが、何が起こるかわからない現代では学資保険の大きな魅力なのではないでしょうか。
みんなは学資保険にいつから入るの?
このように、学資保険に入っていると定期預金などよりかなりメリットがありそうですよね。
しかしながら、学資保険には途中でお金を引き出せなかったり、加入時より金利が上がった場合には損をしてしまうのどのデメリットもあります。
ですから、先輩パパや先輩ママからどんなに勧められても、加入した方がよいとは一概には言えないんですよね。
ですが、あなたがもしメリットやデメリットについて総合的に考えて学資保険に入ることを決めたのであれば、できるだけ早いうちに加入した方がいいんですよ。
なぜなら、お子様が小さいうちに加入した方が月々支払う保険料を安くすることができるんです。
お子様が小さいときには児童手当も受取れると思いますの、児童手当を学資保険に当てるというのもひとつの手ではないでしょうか。
早ければ早い方がいいなら、いつから入れるの?
学資保険への加入は、保険料の支払いを考えると早ければ早い方が良さそうですよね。
もちろん、学資保険はお子様が0歳でも加入できる保険です。
そればかりでなく、実は出産予定日の140日前から加入できるんですよ。
出産予定日の140日前というと、ちょうど安定期に入ったくらいですよね。
「まだ生まれていない子供のために学資保険?」っと思うかもしれませんがお子様が生まれてからだと、なかなかゆっくりと検討することが難しいんですよ。
お子様が生まれてから1歳くらいまでは、お子様のお世話だけであっという間に1日が終わることも珍しくありません。
さらに、産休・育休後に食場への復帰をお考えの方であれば、さらにばたばたするのではないでしょうか。
こうなると、妊娠中の落ち着いた時期に落ち着いた気持ちで学資保険を検討する方が良いかもしれませんね。
まとめ
今回は、子供が生まれると必要だといわれる学資保険!いつから入るのがベストなのかについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
学資保険は、月々支払う保険料を安くするためにも早めの加入がベストのようですね。
とはいえ、保険会社によって違いはありますが7歳くらいまでは加入できますので、今回の記事を読んで加入をお考えの方は是非、保険会社に連絡してみてくださいね。