「金」投資のメリットやデメリットをちゃんと知ってる?

投資の一つの方法として、「金」投資を聞いたことはないでしょうか。その価値は不変であるため、長期的な投資にもおすすめとされています。

しかしどうやって始めていいのかわからない、またそのリスクについても事前によく知っておきたいということもあるはず。

そこで今回は初めて金投資を始めるあなたに、役立つ情報をご紹介します。

 

金の積み立てってどんなものがあるの?

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金の積み立てといっても、自分でお店で金塊を買うわけではありません。

金を売り買いしなければ利益は得られませんし、また管理も必要になってきます。

投資する方法としては、主なものとして10種類の投資方法があり身近にすぐ投資できる方法として、

・純金積み立て

・地金型金貨

・純金工芸品

・金地金

また、株のように取引をする方法として、

・金投資信託

・金ETF

・金先物取引

といったものなどがあります。

しかし先物取引などは、知識がないと難しいですし、金の投資だけで投資するのはリスクが大きいといった面もあります。

金取引のメリットとは?

投資にはリスクがあるということをまず念頭において置くことが必要ですが、金投資によるメリットをご紹介します。

⒈初心者でも始めやすい

数千円、また1000円単位などから投資をすることができるので、今まで投資をしたことがない人でも始めやすいといえます。

⒉リスクの分散ができる

毎日購入する、また月1回の購入といった方法が選べるので、大きな損失がありません。

⒊金そのものに価値がある

金は世界中で換金することができ、普遍の価値があります。また鉱物であるため、その量には限りがあり、価値がなくなることはありません。

⒋不況に強い

株や紙幣は価値の変動がありますが、金はそれほど大きな価値の下落はありません。

そのほか、管理や保有のコストがかからない、いつでも現金に換えることができるメリットがあります。

金取引のデメリット

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それでは金取引のデメリットやリスクとはどのようなものなのでしょうか。

⒈金の取引は為替の影響を受ける

金は米ドルで取引が行われるため、為替の影響を受けます。

⒉金そのものに利息や配当金はつかない

預貯金と違い、金自体に利子はつきません。投資方法によっては配当金という形があり、受け取ることも可能ですが、金は金そのものに価値があるため、高金利の時にはあまり有効な投資とはいえません。

⒊価格の変動がある

金の価格は日々変動があり、上昇する場合もありますが、下落することもあり、まったく損をしないという確証はありません。

⒋現物があるため盗難のリスクがある

金の少量での購入は、手数料がかかり、最初にある程度の量の金を購入しておく必要が出てきます。

自宅で保管した場合は、盗難や災害時に備えた保管が必要となります。

金はどこで購入できるの?

金の投資というと、「実物の金を購入して保管する」方法のほか、「金そのものに投資をする」方法があり、この場合は金は手元に置くことはありません。

金=金地金を購入する場合には、

・宝飾店

・百貨店

・鉱山会社

といったところのほか、銀行や証券会社、商品取引会社などでも購入ができます。またネット証券の楽天証券では、現物を手元に置くことはできませんが、金の購入は可能です。

参考:楽天証券 金・プラチナ取引

ただし不況から安全な資産として金への注目が高まっており、多くの取扱会社が増えてきています。インターネットでも気軽に購入ができる反面、残念なことではありますが、投資に不慣れな人に対し、詐欺に近い行為を行うところもあるようです。

情報をしっかり集め、購入方法や金の保管についてもよく確認し、手数料についても複数の会社の情報を比べて検討するようにしましょう。

金投資をするならどれぐらいの資金が必要? おすすめな運用の仕方とは

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金取引、投資は短期で利益を上げたいと人には不向きな投資方法です。

長期的に資産を作りたい、預貯金だけでは先が心配、といった人、投資をしたことがないけれど、何をすればいいのかわからないといった人なら、純金積み立てや金貨の購入などから始める方法があります。

また、投資をある程度していて預貯金がある程度あり、安定した資産を作りたいという場合にも、金を購入しておくことで将来に備えることができます。

しかし今後、金の価格が下がる可能性もないとはいえません。

金への投資は、今ある資産を守るための一つの方法といえます。

まとめ

不況や低金利などが長く続いていることで、注目されている金投資は、安定していることもあり、注目されている投資方法の一つです。

しかし災害や盗難などの対策をしっかりしていないと、万が一の時にすべてを失う可能性もあり、また少額で始められるといっても手数料で損をしてしまうこともあるので注意が必要です。

投資方法の一つとしては、リスクが比較的少なめな投資方法ではありますので、長期的な資産として、考えてみてはいかがでしょうか。