レジャー保険としてのゴルフ保険は、ゴルフ愛好家はもちろん、これからゴルフを始めてみようと考えている方にとっても、知っておきたい保険です。
せっかく楽しくレジャーを楽しむのですから、万が一の事態に遭遇しても落ち着いて対応できるように万全を期したいものです。また、ゴルフ保険は他の保険とは異なり、プレーが大成功した場合にも非常に心強い補償を受けることができます。その補償とは一体どのようなものなのでしょうか。
今回はゴルフ保険に関して、その補償内容やメリット・デメリット、それぞれの保管会社のゴルフ保険についてご紹介します。
ゴルフ保険とは
これからゴルフを始めてみようと思っている方や、頻繁にゴルフをする予定のある方は、ゴルフ保険について知っておきたいものです。ここではそもそもゴルフ保険がどのようなものであるのか、その全体像を確認するために基本的な部分をご説明します。まずは、ゴルフ保険とは何かについて見ていきましょう。
ゴルフ保険とは
ゴルフ保険は、レジャー保険の1つであり、国内外問わず練習中・指導中、ゴルフ場やゴルフ練習場、自宅でのプレーで思いもかけず起ってしまった損害・事故を補償してくれる保険です。
さらに、このような事故のみならず、ホールインワン・アルバトロスを達成するなどのおめでたい場合に発生する費用を補償してくれるのも大きな特徴です。なぜ喜ばしいケースにも補償が必要となるのかについては、後ほど<加入する目的>の部分で詳しくご説明しますね。
加入方法
ゴルフ保険はどのように加入すればよいのでしょうか。加入の方法は主に2パターン。「代理店での申込」と「ネットでの申込」です。
「代理店での申込」
こちらの方法を選んだ場合には、ご自身が代理店へ直接出向き、見積もりを作成してもらいます。そして条件を確認して書類に記入します。代理店によってはその場で保険料を支払うこともあるでしょう。
「ネットでの申し込」
ネットでの申込の場合は、ご自身でそれぞれのプラン・契約事項・注意事項を確認する必要があります。
加入時にはいくつか基本情報を記入する必要があります。たとえば、申込人本人の基本情報、保険料が引き落とされるクレジットカード情報などを記入します。会社によっては、申込み日当日から開始することのできるゴルフ保険もあります。
さて、ゴルフ保険には上記の2つの加入方法がありますが、どちらがおすすめなのでしょうか。結論を急ぐと、人によって異なるということが言えるでしょう。
ゴルフ保険に加入するのが初めての場合には、代理店を通して加入するのがおすすめです。というのも、代理店であれば契約事項・注意事項についての説明を受けながら自分に合ったプランを選ぶことができるからです。
最初のうちは、ゴルフ保険に関する知識もないので、自分には何が必要なのか分かりませんよね。疑問に思ったことは代理店の方にその場で尋ねることができるので、ゴルフ保険初心者にはとても適した加入方法だといえます。また、補償期間が1年以上の長期プランを選ぶ場合にも、代理店での加入がおすすめです。
その一方で、ネットでの申込が合う方もいることでしょう。ネット申し込みの場合には、ある程度ゴルフ保険について知っており、早く契約を済ませたい方や代理店に行って契約する時間のない方におすすめです。また、短期の契約をしたいという方にも適した方法だと言えます。
保険料
ゴルフ保険の保険料は補償内容により変わりますが、大体年間で4000円から20000円ほどで、ほとんどの場合10000円未満です。頻繁にゴルフを楽しむ方であれば、加入しておくと良いでしょう。
ゴルフ保険のタイプ
ゴルフ保険には2つのタイプがあります。それぞれ「積立タイプ」と「掛け捨てタイプ」と呼ばれています。各々どのようなもので、どちらの方がおすすめなのでしょうか。ここで確認してみましょう。両者の違いは返戻金が戻って来るかそうでないかの違いにあります。
積立タイプ
積み立てタイプは、満期または解約時に返戻金を受け取ることができるという特徴があります。返戻金としては20万円~100万円を受け取ることが可能です。
毎月の掛け金の一部が積み立てられて返戻金を受け取る仕組みとなっています。そのため、支払額は高くなってしまいますが、補償してもらえる範囲は広く返戻金も返ってくるというメリットがあるのです。
掛け捨てタイプ
掛け捨ての場合、支払額が非常にお得である点が特徴的です。その代わり、補償を受けなければならない場合に遭遇しない限り、保険料は戻ってきません。
さて、「積立タイプ」と「掛け捨てタイプ」の2つについて確認しましたがどちらのタイプを選べばよいのでしょうか。それはご自身のゴルフの経験度とプレーの頻度によります。
頻繁にゴルフをする方、あるいは長期間ゴルフを続ける方であれば積み立てタイプを選びましょう。一方で、月に1度ほどの頻度でプレーする方やゴルフ初心者の方は掛け捨てタイプを選ぶと良いでしょう。
ゴルフ保険は本当に必要?
さて、今回はゴルフ保険についてお話ししていますが、「そもそもゴルフ保険は必要なのか?」という点についてもしっかり考えてみたいと思います。
ゴルフ保険は絶対に入る必要があるのかというと、必ずしもそうとは限りません。それには2つの理由があります。
1つ目の理由としては、ホールインワンやアルバトロスを達成することは(ことに初心者の場合)滅多にないためということが挙げられます。実のところ、ゴルフ保険の補償の大部分はホールインワン・アルバトロスの補償です。しかし、これを達成することはほとんど無いので保険に入っても、そもそもこの補償を利用する機会が無いので意味がないのです。
もう1つの理由としては、「自分の怪我や他人への賠償保障、ゴルフ用品の補償は、ご自分が他に加入している保険でカバーされている場合があるため」ということが挙げられます。
怪我の補償は「傷害保険」で、ゴルフ用品の補償は「家財保険」で、他人への賠償保険は「家財保険」で補償されていることが多いのです。既に他の保険で補償されているのに、わざわざお金を払ってまでゴルフ保険に加入する必要はありませんよね。
したがってゴルフ保険に加入する前には、既に他の保険で補償されている項目があるかどうか確認することが大切です。
ただ、必要な補償が他の保険でカバーされていない場合には、ゴルフ保険に加入して万全を期しておくと安心できます。
加入する目的
ゴルフ保険に加入する前に「そもそもなぜゴルフ保険に入る必要があるのか」、その目的を理解しておきたいところでしょう。ゴルフ保険の加入目的は、保険の補償内容を確認すれば一目瞭然です。ここでは、保険加入の目的を知るために補償の内容について探っていきましょう。
補償内容
ゴルフ保険の補償内容は4つあります。それは「他人に対する損害賠償」「自分の怪我の治療など」「ゴルフ用品の破損・盗難」「ホールインワンで発生する費用」です。まずは「他人に対する損害賠償」の項目について確認してみます。
「他人に対する損害賠償」
他の方を怪我させてしまった場合や、他人の持ち物を壊してしまった場合、また法律上の損害賠償責任を負うことになった場合に補償してくれます。
さらに、プレー中の事故が原因となって起こった裁判にかかる費用や弁護士費用、治療費なども補償の対象範囲に含まれます。
しかし当然ではありますが、ゴルファーが故意に他人に怪我を負わせた場合は補償されません。また、同居し生計を共にしている親族に対して損害を与えてしまった場合にも保険金は支払われません。
「自分の怪我の治療など」
ゴルフ保険に加入しているご自身(=被保険者)が怪我を負ってしまった場合、入院や通院が必要になりますよね。その場合には治療や通院にかかる費用を負担してもらうことが可能です。また、後遺障害や死亡保険金を補償してくれます。
「ゴルフ用品の破損・盗難」
ゴルフのプレーや練習中にゴルフ用品が盗まれてしまったり、壊れてしまったりすることもあるでしょう。そのような時にゴルフ保険に加入していれば、補償してもらうことが可能です。
ここで、「そもそも、どこまでをゴルフ用品と呼ぶのかよく分からない」という疑問も出てきますよね。ですので、ゴルフ用品として認められるもの・認められないものについて確認しておく必要があります。ご一緒に見てみましょう。
ゴルフ用品とは
ゴルフ用品として認められるものは次の通りです。
- ゴルフクラブ(ただし、ゴルファーが持っている保険証券に記載されたもの)
- ゴルフボール
- ゴルフウエアやバッグなど
ただし、ゴルフボールについては補足事項があります。ゴルフボールが盗まれた場合には他のゴルフ用品と一緒に盗まれたケースでのみ補償されます。このことを忘れないようにしましょう。
ゴルフ用品として認められないもの
その一方でゴルフ用品として認められていないものは何でしょう。例を挙げてみますね。
- 時計
- 貴金属
- 宝石
- 財布
- ハンドバック
これらはゴルフ用品として認められていません。簡単にまとめてしまうと、ゴルフ用品として認められていないものとは「ゴルフのために作られたわけではないもの」と言えるでしょう。
「ホールインワンで発生する費用」
これは、ゴルフ保険特有の補償ですね。ゴルフ保険では、おめでたい時にも補償を受けることができます。日本では、ホールインワンやアルバトロスを達成した時には、それを達成した本人が自腹を切ってお祝いをする習慣があります。
ホールインワンは数年に1度あるかないかという非常に珍しいものであり、おめでたいものである反面、その反動として大きな不幸が来ると考えられています。その不幸を被らないようにするために、ホールインワンの直後には達成者が出費を被って幸運・不運のバランスを取るのです。
そのため、通常記念植樹や贈呈記念品・祝義、祝賀会の開催、一緒にプレーした方のプレー代負担などの費用がかかります。だいたいどのくらいの費用がかかるのかというと、多い場合は100万ほどかかってしまうこともあるそうです。
ただ、ホールインワン・アルバトロスを達成した場合、ゴルフ保険が適用されるにはキャディの同伴が必須となっています。キャディが現場を目撃していたことが、事実の証明となるのです。したがって、キャディ無しの場合には客観的な事実の証明がで不可能なため、たとえホールインワン・アロバトロスを達成しても補償されないのです。
ちなみにホールインワンとはゴルファーが1発でゴルフボールをホールに入れること、アルバトロスとは、ゴルファーが基準である打数よりも3つ少ない打数でボールをホールに入れることです。
この補償は日本において適用されるものであり、海外では補償の対象とならないことが多いという点に注意しましょう。
メリット
ゴルフ保険に加入するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。本当に自分にとって必要かどうか見極めるために是非確認しておきたいところですね。ここではゴルフ保険加入のメリットについて確認して行きましょう。
1日だけ加入できるゴルフ保険もある
保険会社によっては1日から加入することのできるゴルフ保険もあります。1日のみの場合には400円から1000円ほどの料金がかかります。これならば、普段ゴルフをやらない方でも気軽に利用することができますね。ネットから予約することが可能です。
思わぬ事故で他人を傷つけてしまった時に補償される
ゴルフのプレー中やその練習をしている時に、意図せずに他人を傷つけてしまうこともあるでしょう。特に初心者のゴルファーであれば、ボールを飛ばす方向を上手くコントロールできないことが多いものです。そのような場合には、他人に怪我を負わせてしまうことも多いでしょう。ゴルフ保険には万が一の場合に備えて、他人への損害賠償がついています。ゴルフ保険に入っていれば手厚く補償されるので安心ですね。
ホールインワン、アルバトロス達成時のお祝いに対応
ホールインワン、アルバトロスを達成するのはとても嬉しいことではありますが、日本ではそのお祝いのために達成者が大きな負担を負わなければなりません。キャディにチップを払ったり、祝賀会を開いたり、すべての参加者に記念品を贈ったりして、平均10万円ほどの負担がかかります。
ゴルフ保険に加入していれば、その負担も減るので念のため加入しておくといざという時には安心です。
デメリット
ゴルフ保険のデメリットは無いと言っても良いものですが、あえてあげてみるとすれば、あらゆる場合においてゴルフ用品が補償の対象となるわけではないということです。
先ほどもお伝えしたように、ゴルフ保険ではゴルフ用品が補償の対象となりますよね。しかし、すべての場合に補償の対象となるわけではなく、置き忘れや紛失、故意にゴルフ用品を壊した場合などは補償の対象外となります。
このようなデメリットを挙げることができますが、ゴルフ保険は加入必須の保険ではないので自分に必要だと思えば加入できますし、必要ないと判断すれば加入しなくてもすむので、特に大きなデメリットは無いといえるでしょう。
提携している会社は?
ゴルフ保険は多くの会社が提供しているため、選ぶ際には迷うことが多いでしょう。したがって事前に「どのような点に注意して選ぶべきか」、そして「どの会社でどのようなゴルフ保険が提供されているのか」ということをおさえておく必要があります。ここでは、ゴルフ保険の選び方のポイントと各会社のゴルフ保険についてご紹介します。
選び方のポイント
ゴルフ保険を提供する会社はたくさん存在しますが、どのような視点を持って保険を選べば良いのでしょうか。ここでは選び方のポイントについて確認して行きましょう。
まず、補償範囲はゴルフ保険を選ぶ際に、非常に大切なポイントとなります。というのも、保険によってどのゴルフ用品が補償の範囲に含まれるかはゴルフ保険によって異なるからです。
たとえば、クラブは大体のゴルフ保険で補償の対象となりますが、ゴルフボール・クラブバッグなどは保険によって補償の範囲内に入らない場合もあります。
また、ゴルフボールも補償の範囲内に入るか入らないかは保険により異なります。例えば、三井住友海上のゴルフ保険では、ゴルフボールがクラブバッグやクラブとセットで盗まれた時のみ保険が適用されます。
また、ゴルフ保険のタイプから選ぶことも大事なポイントとなります。タイプは「積み立て」か「掛け捨て」で、「積み立て」は頻繁にゴルフプレーをされる方、あるいは長期間ゴルフを続けて行く方におすすめです。
その一方で、「掛け捨て」はゴルフ初心者の方やゴルフプレーの頻度が月1以下の方に適したタイプだといえるでしょう。「積み立て」と「掛け捨て」については<ゴルフ保険とは>の項目でもう少し詳しくお伝えしているので、そちらをご覧ください。
おすすめの保険会社
ゴルフ保険の選び方を確認したので、次はそれぞれの会社で扱っている商品を確認していきましょう。ここでは東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパン日本興亜、au損保(あ・う・て)、NTTドコモの5つをご紹介します。
東京海上日動
東京海上日動からは「トータルアシストからだの保険」が販売されています。補償内容自体は、自分の怪我に対する傷害保険、第三者に対する賠償責任、ゴルフ用品の損害賠償、ホールインやアルバトロスの際に発生する費用の4つであり、他の多くのゴルフ保険とあまり変わりません。
ただ、特徴的なのは付帯サービスが豊富であるという点です。これらの付帯サービスを具体的に挙げるとすると以下のようになります。
- 常駐の専門医、看護師による24時間電話対応可能な緊急医療相談
- 介護、健康、生活の専門家による電話・インターネット相談
- 事故や災害などの情報をインターネットで提供
また、プランは保険料で分かれており、「5000円」と「7500円」の2つのプランが提供されています。
障害保険・他者に対する賠償責任が充実している点が特徴的です。傷害保険については「5000円」プランの場合には500万円、「7500円」の場合には980万円補償されます。他者に対する賠償責任についてば「5000円」プランで1億円、「7500円」プランで国内に限って無制限となっています。
公式ホームページ:東京海上日動
三井住友海上
三井住友海上のゴルフ保険は「ネットde保険@ゴルフ」と呼ばれています。特徴としては、保険料の支払いがクレジットカード支払いである点、申込書への捺印が不要である点、インターネット上で時間や場所を問わず保険に加入することができる点などが挙げられます。ネットでの手続き完了後には保険証券が送付されます。
また、最大の特徴としてプランの数が多いということも見逃せません。たとえば、保険期間が1年間の場合、6つもプランが用意されています。さらに、保険料1000円の1週間プランも提供されているため、普段は全くゴルフをしない方にも気軽に利用することができます。
公式ホームページ:三井住友海上
損保ジャパン日本興亜
損保ジャパンのゴルフ保険には他のゴルフ保険には無い補償が付いています。それは「緑にやさしい補償付」と呼ばれる補償で、ホールインワンやアルバトロスを達成した時には、ゴルファー自身による、緑化事業促進団体による寄付を補償してくれます。保険金額の10%の範囲内で保険金から支払われます。
自分の怪我の補償、他人への賠償責任、ゴルフ用品の補償、ホールインワン・アルバトロス達成の補償は他の保険と同じように付いています。
また、この保険のプランは保険料で分かれています。「5000円」「7000円」「1万円」の3つのプランが提供されています。
傷害保険を重視している方にはとてもおすすめの保険で、他社のゴルフ保険と比べ、ゴルファーが怪我をした時の補償が手厚いプランとなっています。具体的には保険料「5000円」プランの場合は734.9万円、「7000円」の場合は854.9万円、「1万円」プランの場合には914.9万円が補償されます。
公式ホームページ:損保ジャパン日本興亜
au損保(あ・う・て)
au損保のゴルフ保険には、基本の4つの補償が付いています。プランは「ブロンズ」、「シルバー」、「ゴールド」の3コースで、保険期間は「日帰り」「1泊2日」「3泊4日」の3つから選ぶことが可能です。支払は全てクレジットカードとなっています。auを利用していなくても(ソフトバンク、ドコモを利用している場合も)加入することが可能です。
公式ホームページ:au損保
NTTドコモ
NTTドコモのゴルフ保険は実は東京海上日動火災が引受幹事会社となっています。そしてNTTドコモは代理店として保険を販売しているという仕組みになっています。
ドコモのゴルフ保険の特徴はケータイやスマートフォンから申込できるという点です。したがって、申込書への記入は必要なく、気軽に手続きを行うことができます。保険料は毎月のケータイ料金と一緒に請求されます。クレジットカード支払いの必要が無い点も良心的ですね。
プランは「おてがる」「おすすめ」「しっかり」の3つがあります。どのプランも保健機関が1日あるいは1泊2日となっており、保険料も300円からと申し込みも気軽に行うことができます。この手軽さで賠償責任が最高1億円、ホールインワン費用が最高70万円の補償となるので、気軽に入れるにもかかわらず、サポートの手厚い保険であることが嬉しい点です。
公式ホームページ:NTTドコモ
最後に
ゴルフ保険は入っても入らなくても良い保険ではありますが、万が一のことも考慮に入れれば万全を期して加入しておきたいものです。
ただ、この記事でもお伝えしたように、ご自身が既に加入している他の保険で補償がカバーされていることもあるので、補償が二重になってしまうこともあります。
それを防ぐためにも、ゴルフ保険に加入する前にはご自身がすでに加入している保険でカバーできるかどうか確認した上で加入しましょう。