子供を妊娠や出産してから、気になることといえばこれから子供にかかってくる養育費。
できるだけ子供には苦労をかけないためにも、万が一があったときに備えて、お金を貯めておきたい。そう考えていらっしゃる親御さんがほとんどなのではないでしょうか?
そんな親御さんたちのために、安心して子供のためのお金を貯蓄していける一つの手段としてあげられるのが「学資保険」と呼ばれる、主に子供の教育資金を貯めるための保険があるのをご存知ですか?
以前fincleでもこの学資保険について、加入のメリットや加入時期、返戻率(読み方:へんれいりつ)などについてご紹介させていただきました。
そこで今回は、実際にfincleが独自ですでに学資保険に加入している方100人にアンケートを実施いたしました!
加入検討されている方が気になる、月々のリアルな保険料や、加入タイミング、加入きっかけ、さらには実際に加入している保険会社から人気ランキングについてを細かく調査いたしましたので、そちらをご紹介していきたいと思います。
目次
気になる学資保険の月々保険料は?
学資保険だけでなく、保険といえばまずいちばんに気になるのは、月々の保険料。加入することを心に決めたとしても、実際にかかってくる保険料をいくらにしたらいいのか、気になりますよね。
そこで今回は、実際に学資保険に加入している方々に、月々いくらぐらいの保険料をお支払しているのか、調査いたしました。さっそく結果を見ていきましょう。
約8割が5千円から1.5万円の間に!
こちらのアンケート結果でもわかるように、月々の保険料の額で一番人数が多かったのは、毎月5千円〜1万円でが最も多く41人、1万円〜1.5万円が次に多く35人。
約8割が5千円〜1.5万円の間の金額で、そこまで大きな額ではないことがわかりました。逆に金額が多いほうが少ない結果であることから、やはり保険料は月々の生活に支障が出ないほどの額にとどめている方が多いことがわかります。
仮に保険料1万円で18年間の積立を行った場合、だいたい200万円前後が返戻金となることが想定されます。なぜこの金額で設定されている方が多いのでしょうか?
月々の保険料の金額はどうやって決める?
学資保険を加入するにあたり、一番積立の目的になるのが、子供の大学の費用なのをご存知でしょうか。
実際に、子育てにおいて一番お金がかかる時期は、子供が大学生の時で、私立や国公立でも差がありますが、だいたい4年間で500万円〜700万円の費用がかかると一般的に言われております。
またこの費用のうち、だいたい100万円〜200万円が入学費として一番最初に支払わなければならない大きな額となっており、この金額を学資保険の積立金で支払うという考え方が基本となっているケースが多いのです。
できれば全額を学資保険で補いたいところではありますが、そうすると毎月の保険料が3万円にほどになる場合があり、途中で減額が難しい学資保険ではリスクになるため、バランスを考えてアンケート結果のような金額で設定されているご家庭が多いのです。
学資保険を加入したタイミングは?
次に、実際に学資保険に加入したタイミングについて調査いたしました。
学資保険は基本的に、子供が生まれてから加入するものと考えていらっしゃる方が多いかと思いますが、実は保険会社によっては妊娠中(出産の140日前)から入ることが可能なところもあるのです。
今回は、出産後と出産前でわけて、どれくらいのタイミングで加入している方が多いのかを探ってみました。
やはり出産後が多い
保険会社も限られる分、やはり出産後に学資保険に加入する場合が、全体の86%と多くの割合を占めていることがわかりました。
しかしながら、出産前に学資保険に入り、死産をしてしまったなどの場合は、基本的に契約が無効になり支払った金額が戻ってくるので妊娠中で学資保険の加入を希望している方は、出産後忙しくなる前に、加入してしまうのもひとつの方法かと思います。
なぜできるだけ早めがいいのか?
学資保険も他の、保険などと同様に、加入するのであればできるだけ早めに加入した方がお得になるケースが多いです。
子供の年齢がひくいタイミングで加入すると、月々の保険料が安いのは当然ですが、それだけでなく、親の年齢も実は保険料に関係してくるのをご存知でしょうか。
親の年齢が学資保険に関係してくる主な理由としては、ほとんどの学資保険の補償に、生命保険や死亡保険が入っており、年齢があがることで死亡率もあがることが理由となっております。
ですので、自分の年齢も考慮した上ではやめに、加入をするかどうかの検討をすることが大事な要素となってくるのです。
こちらの記事でも加入タイミングについては、いろいろご紹介させていただいておりますので是非ご覧ください。
学資保険を加入する際に保険会社を比較している人は?
学資保険を提供している会社は、さまざまありますが、実際に現在加入している人はアンケート結果からも分かる通り、しっかりと保険会社を比較して選んでいることがわかりました。
また、保険会社を選ぶ際の大きなポイントとして、返戻率を気にされる方が多く、返戻率が高いところを単純に選んでしまう方も多いかと思いますが、返戻率が低い保険会社は、他の保険会社よりも補償内容が充実している場合などもあります。
保険は、加入者の状況や希望によって適切なものが、さまざまですので、しっかりと比較をして、自分にしっかりあったところを選ぶことが大切です。
人気学資保険会社ランキング!
次はついに、実際にアンケートを実施した100人それぞれがどの保険会社に加入しているかを調査した結果をご紹介します。
今まさに保険会社を検討されている方は是非、参考にしてみてはいかがでしょうか?
今回のアンケート結果では、一番多く加入されてる保険会社は26人で、日本郵便が運営している、かんぽ生命であることがわかりました。
ただ、やはりひとつの会社に圧倒的に集中しているわけではなく、さまざまな保険会社に加入されていることもわかります。ではどういった理由でそれぞれの保険会社に加入されたかの実際の理由を一部ご紹介していきたいと思います!
かんぽ生命を選んだ理由は安心感が多い?
たしかに、保険会社が倒産してしまうといったリスクは、0%ではないことを考えると、このようなポイントは大事な点かもしれません!
たしかに友人が入っているということは、保険会社を選ぶ際に一つ安心できるポイントになりますよね。
ひとえに学資保険と言っても、保険内容や補償内容がそれぞれことなるので、内容がシンプルでわかりやすいというのは確かに、選ぶ際の良いポイントになるかもしれませんね。
以上のように、かんぽ生命の場合は、理由の多くが提供会社が日本郵便であるという”安心感”であることがわかりました。
たしかに学資保険について、何かわからない点や困った場合に、すぐに近くの郵便局などに直接聞きに行けるのは大きなメリットかもしれませんね!
ソニー生命を選んだ理由は返戻率?
やはり、保険を選ぶ際の大きな理由の一つは返戻率。もちろん返戻率は、加入者の状況や年齢などで会社ごとにことなるので、しっかりと比較したいところですね。
こちらの方は、しっかりとインターネットを利用して、それぞれの保険会社を比較した結果、ソニー生命の口コミから選んだとのこと。自分でしっかりと調べて理解度を深めてから入ることは、ある意味安心感がありますよね。
毎月の保険料をそこまで多くだすことができない方にとっては、たしかに返戻率が高いことは大きなメリットの一つですね。
フコク生命を選んだ理由は割引や同時加入?
保険会社によっては、このように複数のお子さんがはいることで、生じる割引もあるようです。一人目の加入を検討されてる方も、将来的にお子さんを増やしたいなどの場合には、割引のことなども考慮した上で保険を選ぶのも良いかもしれませんね。
もともと、他の保険で加入している保険会社であれば、その会社のことを理解されていますし、安心感もありますよね。こういった理由の方も多いようです。
保険内容だけでなく、実際にその会社で働かれている人がどんな人かも意外と信頼において重要なポイントかもしれません。保険に関しては、長年寄り添っていくものですから実際に紹介してくれる人がどんな人かもしれると安心できますよね。
アフラックを選んだ理由はお祝い金?
学資保険には、このようにさまざまなタイミングで保険会社からお祝い金のようなものが支払われるものがあります。たしかに毎月ずっとお金を支払うよりもこういったタイミングでお金がもらえるのもとても良いポイントですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
学資保険は、子育てに必要な資金を貯蓄していくための方法の一つとして、良い方法である一方で、ひとそれぞれ、加入のきっかけやタイミング、加入している保険会社が異なることが今回のアンケート結果からわかりました。
実際にこれから加入を検討されている方も、今回のアンケート結果を参考に、保険加入や保険選びに役立てていただけると幸いでございます!
fincleでは今回のように、さまざまな保険やお金に関する情報について、実際のアンケートを元に今後も情報を紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!
※こちらの記事はあくまでも、fincleで行ったアンケートデータを元に記事を作成しており、学資保険の加入や各保険会社を勧めているわけではございません。保険の加入はご自分の判断でお願い致します。