仮想通貨のEthos(イーソス)とは?特徴や取引所一覧など徹底解説!

こんにちは、fincle専属ライターのケントです!

皆さんはEthos(イーソス)という仮想通貨はご存知でしょうか。

Ethosは2017年に公開された通貨で、仮想通貨で使われるウォレット操作をより簡単にし実用化していくことを目的としています。

具体的にどんな風に簡単になるの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回の記事ではEthosについて詳しく解説していきます!

 

仮想通貨Ethos(イーソス)とは?

EthosはBitquene(ビットクエンス)という仮想通貨からリブランディングされた仮想通貨です。

リブランディングとは通貨のプロジェクトなどについて見直した結果新たな仮想通貨が生まれる一連の流れを指します!

Ethosは「世界に仮想通貨とブロックチェーン技術を広め、インフレのない新たな経済成長モデルを作ること」を最終目的にしています。

どのようにしてその最終目的を達成しようとしているのかは後ほど詳しく解説します!

早速、Ethosの基本情報をチェックしていきましょう!

通貨名Ethos
通貨単位ETHOS
発行上限222,295,208 ETHOS
時価総額約138億円(2018年7月現在)
ホワイトペーパーhttps://www.ethos.io/Ethos_Whitepaper.pdf
公式サイトhttps://www.ethos.io/
公式Twitterhttps://twitter.com/ethos_io

Ethosは2018年1月時点では時価総額が約700億円を記録していましたが、その後現在の価格まで落ちています。

最高値を記録した頃と比べ値段は落ちたものの、現在(2018年7月)は1ETHOS=240円前後を記録しており一時期と比べ回復傾向にあります。

時価総額ランキングでは81位(2018年7月現在)に位置しており、今後の上昇が待ち望まれます。

 

Ethosの特徴

127071 / Pixabay

Ethosの基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう!

 

ユニバーサルウォレットで仮想通貨の管理を容易化

先ほど、Ethosは「世界に仮想通貨とブロックチェーン技術を広め、インフレのない新たな経済成長モデルを作ること」が最終目標であると書きました。

この最終目標を達成するために必要不可欠なのが「ユニバーサルウォレット」です。

一般的に投資家はさまざまな銘柄の仮想通貨を持っていますが、それらを保管する際にはウォレットが必要になります。

しかしこのウォレット、基本的にはウォレットにつき一つの銘柄しか保管できません。

日本円専用の財布には日本円のみ、ドルやユーロは保管できないということです!

たくさんの仮想通貨を持っている人からすると、いくつものウォレットを持たなければならず不便ですよね。

この問題を解決するのがEthosのユニバーサルウォレットです!

具体的には、Ethos専用のアプリを使うことで複数あるウォレットをアプリ内でまとめて使えるようになります。

この機能の実施によって、仮想通貨を取引する上でネックとなっていたウォレット分散の煩わしさが解決されることでしょう。

 

流動的なネットワークシステムの構築

Ethosは上記したユニバーサルウォレットの機能にプラスして、流動的なネットワークシステム構築を目指しています。

具体的には、瞬時に預金の引き出し・出金・取引が可能となり更に利便性が高まるよう計画されています。

また、配達でお馴染みの追跡サービスを仮想通貨にも取り入れることで、資産が安全に移動しているかどうか確認ができるようになるなど安全性の更なる向上を図っています。

 

民主的なコミュニティシステム

EthosはEthos Socialというコミュニティシステムを採用しています。

具体的には、膨大な取引記録が専門家によりすべてクラウド上にバックアップされるようになる機能を備えていて、通貨の今後の動きや予測をすべてユーザーたち同士で行うことができるようになります。

そうすることで、投資家自らの手でEthosのシステム構築を民主的に行っていくことが可能となります。

このコミュニティ内で結果を残し高評価をもらったユーザーは、エキスパートユーザーとして他のユーザーにアドバイスなどを行うこともできるようになるなどユーザー同士によってコミュニティが作られていきます。

他の仮想通貨ではなかなか見られない画期的なシステムですね!

 

安全性の高いセキュリティシステム

Ethosで通貨を保管することにより、セキュリティ面で信頼性の低いウォレットや取引所を利用する必要がなくなります。

レベルの高いセキュリティコールドストレージを兼ね備えていることで、資産を安全に管理することができるようになるのです。

ちなみにコールドストレージとは、オンラインを介さないもっとも高いレベルのセキュリティを持つ仮想通貨の保管方法のことを指します。

 

仮想通貨Ethosの取引所

PIX1861 / Pixabay

国内取引所でEthosは取り扱われていません。

Ethosを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。

主にこれらの取引所で取引が可能となっています。

取引所手数料(Maker/Taker)取り扱いコイン数
 Binance(バイナンス) 中国 0.1% 111種類
 HitBTC(ヒットビーティーシー) イギリス -0.01%/0.1% 400種類以上
 COBINHOOD 台湾 0% 60種類以上
 Livecoin(ライブコイン) ロシア 0.18% 300種類

Ethosを取引する際には中国最大の仮想通貨取引所であるBinanceがオススメです!

BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説!
↑Binanceの登録方法や入金方法などを知りたいと思った方はコチラの記事をご覧ください

 

Ethosの買い方

Ethosがどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。

海外の取引所で買うと少しハードルが高そうですが、簡単なので安心してください!

 

Ethosを取り扱っている海外の取引所に登録

Ethosは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

 

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

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国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、Ethosを購入することが可能となります!

 

おわりに

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今回は仮想通貨のEthosについて詳しく解説しました。

仮想通貨取引の際ネックとなっているウォレットの複雑化も、今後普及すればEthosがすべて解決してくれることでしょう。

最後に、もう一度Ethosの特徴を確認していきます。

  1. ユニバーサルウォレットで仮想通貨の管理を容易化
  2. 流動的なネットワークシステムの構築
  3. 民主的なコミュニティシステム
  4. 安全性の高いセキュリティシステム

このような特徴があります!

開発チームの独断で決定しがちな仮想通貨の開発プロセスも、民主的な方法で運営することでバランスを図るなど投資家にとっては投資のしがいがある仮想通貨です。

ユニバーサルウォレットが当たり前のように普及して、仮想通貨がますます広く一般に根付くと良いですね!

今後はぜひEthosも投資候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか!