皆さんは仮想通貨のStorm(STORM/ストーム)を知っていますか?
Stormは、イーサリアムベースのブロックチェーン上で展開されるマイクロタスクプラットフォームです。
マイクロタスクとは、簡単に言うとクラウドソーシングなど軽作業を中心とした仕事のことを意味します。
日本では既に、クラウドワークスやココナラなど有名なクラウドソーシングサービスがありますが、Stormはこれらの欠点を補ったプラットフォームの構築を目指しています。
いったいどのような通貨なのでしょうか?
今回は既存のクラウドソーシングの問題点を含めStormについて詳しく解説していきます!
目次
Storm(STORM/ストーム)とは?
Stormは先ほど解説したとおり、ブロックチェーン上で展開されるマイクロタスクプラットフォームです。
特にフリーランスとして働いている人は、クラウドソーシングを頻繁に利用するという人も多いでしょう。
しかし、既存のクラウドソーシングの場合は仲介手数料が高いなどさまざまな問題点があります。
Stormではそのような問題を解決する力を秘めています。
どのような特徴があるのか、後ほど詳しく解説していきます。
まずは基本情報について確認していきましょう。
通貨名 | Storm |
通貨単位 | STORM |
時価総額 | 約45億円 |
発行上限 | 100億枚 |
ホワイトペーパー | https://whitepaperdatabase.com/storm-storm-whitepaper/ |
公式サイト | https://www.stormx.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/storm_token |
時価総額ランキングでは現在140位(2018年11月現在)に位置しています。
また、取引価格は1STORM=1円(2018年11月現在)で取引されています。
2018年4月に一時1STORM=10円前後の値を付けていましたが、その後は1円前後で安定しています。
既存のクラウドソーシングの問題点
既存のクラウドソーシングの問題点を解決するために誕生しました。
しかし、実際にクラウドソーシングにどのような問題点あるのかピンとこない方も多いでしょう。
なので、まずはクラウドソーシングの問題点について確認していきます。
手数料が高い
クラウドソーシングの手数料はサービスによって異なりますが、多くのサービスは10%以上の手数料を取る場合が多いです。
もちろん、それ相応のメリットをフリーランサー側も受けているとはいえ、もっと安くなれば嬉しいのは間違いないでしょう。
支払いが遅い
サービスによって多少異なってきますが、一般的にクラウドソーシングによる報酬の支払いは早いとはいえません。
アルバイトと同じように、締め日と支払日があって支払われるのは月に一度という場合もあります。
また、案件ごとによる支払いの場合でも、作業完了から数日後に支払いというケースが多いです。
Stormの特徴
既存のクラウドソーシングにどのような問題点があるのか分かったところで、次にStormの特徴について確認していきましょう。
プラットフォーム・Storm Market
クラウドソーシングサービスのプラットフォームとなるのが、Storm Maketです。
一般的なクラウドソーシングと同じように、依頼者が請負を依頼したいタスクをプラットフォーム上に投稿し、フリーランサー側は好きなタスクを選ぶことが可能となっています。
タスクが完了した際には、一般的なクラウドソーシングとは違い即座に利用者側に報酬が支払われます。
手数料が安い
Stormが既存のクラウドソーシングサービスと大きく違うのが、手数料が安いという点です。
具体的には、Stormを利用した場合掛かる手数料はわずか1%と既存と比べてかなり低価格となっています。
また、イーサリアムベースのため手数料とは別にEthereum Gas Costというものが掛かりますが、それを差し引いても既存のクラウドソーシングサービスと比べて低い手数料となります。
世界中で利用されている
Storm Marketを展開しているStorm Playは、世界180カ国以上で展開しています。
これが何を意味するか、つまりフリーランサー側は日本だけでなく世界中の顧客を相手にタスクを請け負うことが可能ということです。
一気に潜在顧客が増えるのは、フリーランサー側としてはとても嬉しいですね。
経験値システム「ゲームフルデザイン」を採用
Storm Marketでは、フリーランサー側のモチベーションアップの一環として「ゲームフルデザイン」という経験値を導入しています。
具体的には、フリーランサーが案件をこなすとその度にゲームのように経験値が取得でき、レベルアップするというシステムです。
このように、Discoveryからスタートしていきます。
ランクがアップすると、その度にSTORMがプレゼントされるためフリーランサーも目的を持ってタスクに取り組むことが可能となります。
Stormの将来性
Stormの特徴が分かったところで、次に将来性について確認していきましょう。
サービス内容が先進的
クラウドソーシングサービス自体は既に馴染みのあるものとなっていますが、クラウドソーシングサービスに経験値システムを導入するという発想は先進的といえるでしょう。
現時点でStorm Playと同じようなシステムを導入するサービスは存在していないため、期待が持てそうです。
また特に、手数料の安さに関しては目を見張るものがあり、既存サービスの手数料に不満を覚えるフリーランサーが乗り換えてくる可能性も十分に期待できます。
既にサービスを実施済み
ICO案件の多くは、あくまでロードマップのみ存在するものが殆どですよね。
つまり、これから数年かけてサービスを開発していくため途中でプロジェクトが頓挫することもしばしばあります。
Storm Playは既にサービスを実施済みであるため、そのような心配をする必要がありません。
また先ほど紹介したように、既に世界180カ国でサービスが利用されており、今後のユーザー増加が期待されます。
Android版のアプリがリリースされているので、気になる方はぜひご覧ください。
Storm Play – Earn Free Bitcoin, Ethereum & Storm
なお、iOS版はリリースされていないため今後の動向に注目しましょう。
Stormの取引所
国内取引所でStormは取り扱われていません。
Stormを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。
主にこれらの取引所で取引が可能となっています。
取引所 | 国 | 手数料(Maker/Taker) | 取り扱いコイン数 |
Bittrex | アメリカ | 0.25% | 約200種類 |
Upibit | 韓国 | 0.05~0.25% | 124種類 |
Purcow | 香港 | 不明 | 不明 |
Binance | 中国 | 0.1% | 140種類以上 |
バイナンス(Binance)とは?登録方法も紹介します!
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Stormの買い方
Stormをどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。
Stormを取り扱っている海外の取引所に登録
Stormは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。
何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。
国内の取引所に登録してビットコインなどを購入
海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。
海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引しなければなりません。
そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。
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国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金
国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。
送金が完了すれば、Stormを購入することが可能となります!
おわりに
今回は仮想通貨のStormについて詳しく解説しました。
従来のクラウドソーシングサービスとは違った魅力が満載なStrom。
順調に開発が進んでいけば、ユーザーの流入も見込めそうです。
最後に、もう一度特徴について確認していきます。
- プラットフォーム・Storm Market
- 手数料が安い
- 世界中で利用されている
- 経験値システム「ゲームフルデザイン」を採用
以上となっています!
今後どのような動きを見せるのか注目して見守っていきましょう。