仮想通貨のGameCredits(GAME/ゲームクレジット)とは?将来性や取引所情報など徹底解説!

ケント
こんにちは、fincle専属ライターのケントです。

皆さんは仮想通貨のGameCredits(GAME/ゲームクレジット)を知っていますか?

GameCreditsは2014年に公開された通貨で、ゲーム業界に特化した仮想通貨として注目を集めています。

ゲーム内アイテムを購入する時などに使われる通貨で、GameCreditsでゲームそのものを購入することも可能となっています。

また、MobileGoというモバイルゲームに特化した仮想通貨の大元でもあります。

いったいどのような通貨なのでしょうか、今回はGameCreditsについて詳しく解説していきます!

 

GameCreditsとは?

先ほども解説したとおり、GameCreditsはゲーム業界に特化した仮想通貨となっています。

2014年に作られており、仮想通貨の中では比較的古株なのも特徴で、当時から多くのユーザーの間で注目を集めてきました。

まずは、基本情報について確認していきましょう。

通貨名GameCredits
通貨単位GAME
時価総額約12億円
発行上限8400万枚
ホワイトペーパーなし
公式サイトhttps://gamecredits.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/gamecredits

時価総額ランキングでは現在398位(2018年11月現在)に位置しています。

また、取引価格は1GAME=11(2018年11月現在)で取引されています。

2018年2月に1GAME=200円前後の値を付けていましたが、その後は50円前後で安定しています。

 

GameCreditsの特徴

Pexels / Pixabay

基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう。

 

プラットフォームへの手数料が安い

GameCreditsはプラットフォームとして徴収する手数料が安いのが特徴です。

App StoreやGoogle Play経由によって配信されるゲームは、ゲーム内アイテムの課金手数料として30%掛かる仕組みとなっています。

ケント
例えばiPhoneユーザーがパ◯ドラに1000円課金したら、開発者側はAppstoreに300円を手数料として支払う必要があるということです。

一方で、GameCreditsは手数料が10%と低いため開発者にとっても嬉しい設計となっています。

 

GameCreditsのプラットフォーム参入障壁が低い

一般的に、ゲーム開発において課金システムを実施することは簡単ではありません。

具体的な決済方法や手順など、さまざまなAPIを構築する必要があるためです。

GameCreditsでは、課金システムを実施するにあたり必要なAPIを公開することで、プラットフォームの参入障壁を低くしています。

開発者側も、あまり手間をかけることなく課金システムを実装できるため大きなメリットといえるでしょう。

 

共通通貨なので他ゲームでも利用可能

一般的に、ゲーム内通貨というのはそのゲーム内でしか利用できません。

そのため、もしそのゲームに飽きたり、サービスが終了した際には集めた通貨はすべて無駄になってしまっていました。

GameCreditsは、同一プラットフォームを利用したゲームの場合には通貨・GAMEを併用可能です。

ケント
ゲーム内通貨はゲームでしか使えないことは当たり前だと思っていましたが、それが当たり前ではなくなるなんてスゴいですよね…。

 

GameCreditsの問題点

GameCreditsにはさまざまな魅力があることが分かりましたが、同時にいくつか問題点も存在します。

それぞれ確認していきましょう。

 

ホワイトペーパーがない

基本情報のところでホワイトペーパーの記載がなかったとおり、GameCreditsにはホワイトペーパーがありません。

ケント
同じプロジェクトであるMobileGoにはあるのに、なぜだろう…。

そのため、具体的なロードマップや性能などはすべてホームページからのみ参照が可能となっており、投資をするにあたり公式情報が少ないのは否めません。

一般的に、ほとんどの仮想通貨はホワイトペーパーを作成しているため、このような対応は問題が有るといっていいでしょう。

 

開発が遅れている

二つ目に挙げられる問題点として、開発が遅れていることが挙げられます。

例えば、2017年にGameCreditsのサービスが正式にリリースされる予定でしたが、いまだにベータ版で開発が滞っています。

また、これに限らずロードマップ上の計画が完了していない項目がいくつかあるため、運営側の姿勢には疑問が残ります。

公式Twitterは更新されていますが、肝心のサービスが遅れているため購入の際には十分検討する必要があります。

ケント
一概には言えませんが、時価総額がどんどん下がっているのはこのような要因が少なからず関係あるといえます。

 

GameCreditsの将来性

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GameCreditsにはさまざまな問題点がありますが、将来性はどうでしょうか。

確認していきましょう。

 

通貨の発想自体は◎

GameCreditsは、同じプロジェクトであるMobileGoと併せてゲーム業界に特化した通貨です。

ゲーム業界に特化するという発想自体は高い評価を得ており、2018年1月には1GAME=740円という高値を記録しました。

これはビットコインバブルの余波を受けたものですが、通貨自体の評価が高くなければここまで価格は上昇しません。

 

ゲーム市場の伸び代が高い

冒頭でも解説したとおり、スマートフォンやVRの普及によってゲーム市場はさらに伸びていく市場と予想されます。

ケント
昔と比べてe-Sportsもかなり市民権を得てきていますもんね~。

また、新たに5G回線が普及することで、高性能・高画質なモバイルゲームのリリースが増えていくでしょう。

これからの時代に、GameCreditsの利便性の高さは大いに需要があると考えられます。

GameCreditsの取引所

skeeze / Pixabay

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国内取引所はGameCreditsは取り扱われていません。

GameCreditsを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。

主にこれらの取引所で取引が可能となっています。

取引所手数料(Maker/Taker)取り扱いコイン数
Upbit韓国0.05%~0.25%124種類
Bittrexアメリカ0.25%約200種類
Poloniexアメリカ0%~0.15%64種類
HitBTCイギリス0.01%~0.1%500種類以上

 

GameCreditsの買い方

PIX1861 / Pixabay

 

 

 

 

 

 

 

 

GameCreditsをどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。

海外の取引所で買うと少しハードルが高そうですが、簡単なので安心してください!

 

GameCreditsを取り扱っている海外の取引所に登録

GameCreditsは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

 

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引しなければなりません。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

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国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、GameCreditsを購入することが可能となります。

 

おわりに

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今回は仮想通貨のGameCreditsについて詳しく解説しました。

ゲーム通貨としては大きな可能性を秘めていますが、開発の遅れや透明度の低さが気になるところです。

プロジェクトが上手くいけば、ゲームのあり方をも変える可能性があるだけに何とか持ち直してほしいですね。

最後に、もう一度特徴について確認していきます。

  1. プラットフォームへの手数料が安い
  2. GameCreditsのプラットフォームへの参入障壁が低い
  3. 共通通貨なので他ゲームでも利用可能

以上となっています!

今後どのような動きを見せるのか注目して見守っていきましょう。

今後は是非GameCreditsも投資候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか!