突然ですが、クレジットカードを使う頻度は月にどのくらいでしょうか。クレジットカードは手元に現金がない時やネット上で何かを購入する際に活用しやすいアイテムではありますが、使い方を誤ると浪費につながるアイテムでもあります。ところが使い方次第では、浪費を防止するアイテムにもなります。
そこで今回は浪費につながってしまうクレジットカードの使い方と、浪費を防止するためにおすすめのクレジットカードの使い方についてご紹介していきます。カードの請求金額で頭を抱えている人や、カードをもっと上手に活用したい方、必見ですよ。
引用元:photoAC
目次
浪費につながるクレジットカードの使い方
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クレジットカードは使い方を誤ると、浪費の原因の1つにも十分なり得ます。せっかくのお給料も、カードを使いすぎれば、そのまま財布を素通りなんてこともあります。そんな切ないことにならないためにも、今一度カードの使い方を見直してみましょう。
支出を把握していない
まず毎月の支出を把握していないことは、浪費癖につながってしまいます。特にクレジットカードの支出を把握していないと、収入以上のお金をどんどん使ってしまうことになります。見直してみると、案外購入した時には必要だと思っていたけれど、購入後は購入を疑問視するようなものもあるはずです。
支出額を見直すと、上記のようなことが起きて、落ち込んでしまったり、明細を見るのが怖いという感覚に陥るかもしれませんが、支出を把握しないことには、浪費の解消につながりません。WEB明細書やメールでカードの利用を通知してくれるもの、カードと連動して収入・支出を簡単に把握できるアプリなどさまざまな方法がありますから、お金の動きをきちんと把握するようにしましょう。
カードの数を把握していない
またカードの複数持ちも浪費につながりやすいので危険です。もちろん副業などで口座を使い分けているなど、カードの数とその収入・支出を理解しているのであればあまり問題視せずに済みますが、何枚もカードがあり、どれで支払っているのか把握できていない場合には、クレジットカードを1枚に限定することをおすすめします。
使っていないカードがあるのであれば、持ち歩くのをやめたり、解約することをおすすめします。ポイントが貯まるサービスを提供しているカードもありますが、ポイントのために浪費を重ねるのは馬鹿馬鹿しいことです。
一見便利そうな分割払いも
クレジットカードの利用で最も気をつけたいのが分割払いです。確かに支払う金額が大きい場合、分割して払うことで月々の支払い金額の負担が減り、精神的にも楽に感じるかもしれませんが、分割払いには金利が発生します。支払う金額を年間で換算すれば、一括払いより金額が高くなっていることに気づけば「あれ、もったいないぞ」と思えるはずですよ。
浪費対策になるクレジットカードの使い方
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上記で紹介したようなクレジットカードの使い方をしていると、あっという間に浪費につながってしまいますが、クレジットカードの特徴を捉えれば、逆に浪費対策にもなります。浪費対策になるクレジットカードおすすめの使い方をご紹介します。
固定費出費に活用
クレジットカード利用をおすすめしたいのは、固定費の出費です。食費や消耗品費など、月によって変動差の大きな出費にカードを使うことで、ポイントをうまく貯めて節約できている人もいますが、一番簡単にクレジットカードを活用できるのは固定費だと考えています。
例えば水道光熱費は、毎月必ず費用が発生するのは把握できていますし、夏場や冬場のような極端な天候では電気や水道に変動は起きますが、平均的に金額に大差は生じづらい固定費だと思います。そのためクレジットカードで決まった額支払えば、カード払いの金額も把握しやすいですし、毎月固定で発生するのでポイントも貯まりやすいものです。
貯まったポイントは1年間で水道光熱費いずれかの1月分くらいにはなるはずです。ポイントを貯めるために躍起になる必要もないので、クレジットカードとうまく付き合っていけるのではないでしょうか。
家計簿を付ける時も一工夫
クレジットカードは大体翌月に金額が請求されますよね。そのことをしっかり把握するために、私の場合、カードの決済ボタンを押した時点で家計簿に発生金額を記入するようにしています。先延ばしにすると出費したことを忘れてしまいがちです。そのため、支払った金額は今月分として計上し、翌月に使い過ぎないために予算を組み直すのです。
また一月に使う分のお金を前もって引き出しておいた上で、カードで払った金額をその都度必ず入金するのもおすすめです。めんどくさい方法ですが、翌月に通帳からごっそりお金がなくなる感覚は薄れますし、そのめんどくささからカードを払う頻度を減らす効果もあります。
まとめ
クレジットカードは手元に見えないお金をやり取りするので、ついつい使いすぎてしまう人も多いことでしょう。浪費を防止するためには、手元に見えないお金をしっかり把握することが必要です。カード払いで浪費しすぎないように、出費するものやカードそのものを限定、制限することがおすすめです。