家計を管理する上で、取り掛かりやすいのが食費の節約。
安い食材を使用して、かつ美味しい料理を作りたい…そう思われる方は多いですよね。
今回はそんな主婦の皆さんのお助け食材代表である、鶏むね肉にフォーカスを当てました!
鶏むね肉は、安く手に入るお肉ですが、どうしてもパサパサになったり、固くなったりしやすいですよね。
そこで、ちょっとした工夫で柔らかくジューシーに仕上げる技をご紹介します!
目次
主婦の強い味方、鶏むね肉!
柔らかくジューシーな鶏もも肉。
国産のものですと、一般的に100g110円前後で購入できますよね。
一方で鶏むね肉は、100g60円前後とリーズナブル!
ちなみに、筆者の近所のスーパーでは、毎週1度ある特売で100g30円ほど購入できます。
そんな家計の強い味方である鶏むね肉ですが、調理するとどうしても固くなったり、パサパサになったりしがちです。
ここからはそんな鶏むね肉を美味しくジューシーに調理するコツをご紹介します。
コツその①調理前に常温に戻す
まず1つ目は、調理の前に常温に戻すこと。
お肉全般に言えることですが、冷蔵庫から出したてのお肉を調理すると、火が内側まで均一に通り難いです。
それなので、外は焼けていても内側に火が通らず、内側に火が通ったころには外がパサパサに固くなってしまうのです。
鶏むね肉の場合は、調理の10分前には冷蔵庫から出しておきましょう。
お肉の大きさや厚さによって、時間は変えてください。
また、夏場など室温が高い場合は、痛むこともありますので気を付けてくださいね。
コツその②じっくり火を通す
2つ目は、火を通す温度についてです。
鶏むね肉に急激に火を通すと、固くパサパサになりやすいです。
そこでおすすめなのが、だんだんと温めて火を通す方法です。
色々な方法がありますが、ここでは一番簡単なものをご紹介します。
まずは、コツ①で常温に戻した胸肉を、水をたっぷり入れた蓋つきのお鍋に入れます。
お鍋を火にかけ、沸騰するまで放置し、沸騰したらすぐに火を止めてください。
それからお湯が冷めるまで放置!これだけです。
こうして火を通した胸肉を割いて、
胡瓜の千切り、トマトの薄切りと一緒に盛り付けて出せば、簡単棒棒鶏風サラダの出来上がりです♪
余ったゆで汁は、中華スープなどに使用できますので、一気に2品できちゃいますよ。
是非お試しくださいね。
コツその③お助け食材で漬け込む
鶏むね肉を調理する時におすすめしたいのが、お肉を柔らかくするためのお助け食材。
ここでは、どのご家庭にもある3つの食材をご紹介します。
お助け食材その①玉ねぎ
まず1つ目は玉ねぎです。
玉ねぎには、お肉を柔らかくする酵素が含まれているんです。
この酵素パワーを生かすには、玉ねぎをすりおろすのが一番。
すりおろし玉ねぎと鶏むね肉をジッパーバッグに入れて寝かせてください。
そうすると、鶏むね肉が驚くほどジューシーに、柔らかく仕上がります。
鶏むね肉とすりおろし玉ねぎを使用したおすすめレシピも参考にしてくださいね↓
お助け食材その②大根
2つ目は、大根です!
大根にも、玉ねぎと同様にタンパク質分解酵素が含まれています。
玉ねぎの時と同様、すりおろした大根と共に鶏むね肉を漬け込むと、お肉が柔らかくなります。
または、大根おろしの水気を切った時に出る汁で漬け込んでも、十分に効果があります。
お助け食材その③牛乳
3つ目は、牛乳です!
意外かもしれませんが、牛乳にもお肉を柔らかくする成分が含まれています。
今回ご紹介したお助け食材の中では、個人的にはこちらが一番おすすめ。
冷蔵庫に必ずあると言っても良い食材ですし、すりおろしたりする手間がいらないのも魅力です。
以上が、鶏むね肉を柔らかくするお助け食材です。
どれも漬け込むだけで、驚くほど柔らかくジューシーになりますよ。
ポイントは、漬け込む前に、鶏むね肉にフォークなどで穴を空けることと、漬け込む時間です。
漬け込み時間は、どれも30分以上が理想です。
一晩寝かせるとかなり効果がありますので、前日の夜に仕込んでおくのがおすすめです。
どれも身近な食材ですので、試してみてくださいね。
コツその④片栗粉をまぶす
最後にご紹介するのは、片栗粉をまぶす方法。
胸肉にありがちな”パサパサ”な食感は、この方法で解決することができます!
片栗粉をまぶすことによって、お肉の表面がコーティングされ、内側に適度に水分が残った状態になります。
それなので、鶏むね肉でも、ジューシーな食感を生み出すことが出来ます。
鶏むね肉×片栗粉のおすすめレシピも参考にしてくださいね↓
安い鶏むね肉も、美味しくジューシーに♪
いかがでしたか?
家計の強い味方である鶏むね肉を、柔らかく、ジューシーに調理するコツをご紹介しました。
どの方法も、簡単に、すぐできることばかりでしたよね。
今回ご紹介したコツを掴めば、安い鶏むね肉を使った料理でも、
「えっ、これ鶏もも肉じゃないの!?」と驚かれちゃうかもしれません♪
食費を節約したい方は、是非参考にしてみてください。