ふるさと納税が簡単にできるワンストップ特例制度とは?

自治体に寄付することによって所得税の一部が還付されたり、住民税が控除されたりと何かとお得なふるさと納税。

しかし、確定申告が必要だということで踏み切れないという方も多かったのではないでしょうか?

そんなあなたは、2015年の4月から始まった、確定申告が不要になるワンストップ特例制度というものをご存知でしょうか。

そこで今回は、ふるさと納税が簡単に?!ワンストップ特例制度についてご紹介します。

私もふるさと納税経験者ですが、確定申告からこのワンストップ特例制度へ変更されて、還付や控除を受けるための手続きが劇的に簡単になったんですよ。

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ワンストップ特例制度とは?

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確定申告より簡単だという、ワンストップ特例制度。

ふるさと納税をお考えのあなたにとっては、とても気になる制度なのではないでしょうか。

では、さっそくワンストップ特例制度がどのような制度なのかご紹介しますので一緒に見てみましょう。

ワンストップ特例制度とはどのような制度?

ワンストップ特例制度とは、ふるさと納税による寄付金控除を受けるために確定申告以外に使える制度です。

特定の条件を満たしていれば確定申告することなく、こちらのワンストップ特例制度を使っても確定申告と同じようにふるさと納税による寄付金控除が受けfられるという制度なんですよ。

特定の条件とは?

ワンストップ特例制度が適用される特定の条件というのが気になりますよね。

気になる特定の条件とは下記の2つなんですよ。

  • 確定申告の必要のない給与所得者などであること
  • 1年間の寄付先の自治体が5つ以内であること

ですので、確定申告をしている自営業者の方や医療費控除などの理由で確定申告をする方は残念ながら対象とはなりません。

とはいうものの、確定申告しなければいけないのであれば確定申告の際に寄付金控除の手続きをした方が楽かもしれませんよね。

確定申告とどのような違いがあるの?

特定の条件によって、確定申告でもワンストップ特例制度でも寄付金控除の手続きができるという方もいますよね。

では、確定申告とワンストップ特例制度でどのようが違いがあるかを比較してどちらで手続きをするのがあなたにあっているかを考えてみましょう。

まずは、書類を作成する難しさについて比較してみると、ワンストップ特例制度を利用する方が確定申告するよりも簡単に作成できるんですね。

しかし、手続きの回数で見てみると確定申告は年に1回でよいのに対し、ワンストップ特例制度は寄付をする度に手続きをしなければならないんですね。

これは、少し面倒だと感じる方もいるかもしれませんね。

期限に関しても、確定申告が3月15日に対して、ワンストップ特例制度は1月10日までと少し早くなっています。

ですが、寄付金控除される額はもちろん同じですよ。

ワンストップ特例制度の手続きとは?

では、ワンストップ特例制度の手続きにはどのようなものがあるのでしょうか。

申請方法や必要書類についてご紹介しますので一緒に見てみましょう。

ワンストップ特例制度の申請方法とは?

ワンストップ特例制度を利用するには、申請書などを郵送する必要があるんです。

ごく一部の自治体では電子申請も受け付けているようですが、基本的には電子申請はないと考えておいて下さいね。

郵送する書類は、寄付をした自治体から送られてくるワンストップ特例制度申請書と本人確認書類のみですので比較的簡単ではないでしょうか。

必要な書類は?

前のワンストップ特例制度の申請方法で述べたように、手続きに必要な書類は2種類ありましたよね。

ワンストップ特例申請書である寄付金税額控除にかかる申告特例申請書は簡単に手に入れられますし、記入例も同封されている場合が多いので苦労することはないと思います。

しかし、2016年にマイナンバーが施行されたことによって、本人確認書類というのが少し複雑になったんですよ。

写真付きのマイナンバーカードを作成している方は、マイナンバーカードのコピーだけを提出すれば大丈夫です。

もし、マイナンバーを証明する書類がマイナンバー通知カードの場合には他の写真付きの本人確認書類1点(運転免許証、パスポートなど)が必要となるんですよ。

さらに、もし写真付きの本人確認書類がない場合には、公的機関が発行した本人確認書類2点(健康保険証、年金手帳など)が必要となってしまうんですね。

こうなってしまうと少し面倒ですし、寄付する自治体が増えればその都度必要となってきます。

この機会に、マイナンバーカードを作るというのもひとつの方法ではないでしょうか。

ワンストップ特例制度で注意すべき点は?

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前にも書きましたが、ワンストップ特例制度の申請期限は1月10日までとなっています。

期限を越えてしまった場合には、確定申告しなければ寄付金控除が受けられなくなってしまうんですよ。

そうならないためにも、寄付をする度にワンストップ特例制度の申請を忘れないようにしたいですよね。

あとは、寄付をする時期は年末などのギリギリの時期だと、寄付をする自治体もあなたも慌てて手続きをしなければいけません。

ですから、寄付をする時期については、余裕をもって考えた方がよいでしょう。

まとめ

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今回は、ふるさと納税が簡単に?!ワンストップ特例制度についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

以前の確定申告に比べると、ワンストップ特例制度は控除される金額などにかわりはないのに、手続き方法が本当に簡単になりましたよね。

この機会に、あなたもふるさと納税で節税を始めてみてはいかがでしょうか。