皆さんは仮想通貨のPundiX(プンディ エックス/NPXS)を知っていますか?
PundiXは仮想通貨に馴染みのない人でも、気軽に決済ができるようにすることを目的として開発されているプロジェクトです。
どのようなシステムかと言うと、PundiX専用デバイスが設置されているお店でQRコードをかざすと瞬時に仮想通貨で決済が可能になるというシステムです。
これにより、世界のどこに居ても仮想通貨で決済が可能となります。
一体どのような通貨なのか、詳しく解説していきます!
目次
PundiXとは?
先ほども解説した通り、PundiXは専用デバイスを使うことで仮想通貨が身近ではない人でも気軽に決済目的でPundiXを使うことが出来るようになります。
実際、どのようにPundiXが使われるのかコチラの動画を見てもらえると分かりやすいでしょう。
動画で出てくるように、PundiXで支払いたい旨を伝えれば後はQRコードをかざすだけで決済が可能です。
このように、PundiXは仮想通貨に馴染みがない人でもより身近に感じることのできるプロジェクトとなっています。
決済の具体的な仕組みなどは後ほど詳しく解説するので、まずは基本情報について確認していきましょう!
通貨名 | PundiX |
通貨単位 | NPXS |
発行上限 | 2810億枚 |
時価総額 | 約195億円 |
ホワイトペーパー | https://pundix.com/pdf/PundiX_Whitepaper_EN_Ver.pdf |
公式サイト | https://pundix.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/pundixlabs |
時価総額ランキングでは現在46位(2018年8月現在)に位置しています。
また、取引価格は1NPXS=0.19円(2018年8月現在)で取引されています。
2018年5月に一時1NPXS=1円前後の値を付けていましたが、その後は0.5円前後で安定しています。
Pundixの特徴
Pundixの基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう!
POSシステムで購入が可能
PundiXはPundiX POSという独自のPOSシステムを備えたデバイスを開発しました。
上の写真が、実際に使われているPundiX POSです。
このPundiX POSを店舗に設置することで、利用者は仮想通貨による決済を行うことが可能となります。
PundiX POSにはいくつか特徴があるため、それぞれ詳しく解説します。
QRコードで仮想通貨の購入・決済が可能
PundiX POSはレジでQRコードをかざすだけで、クレジットカードや現金払いで仮想通貨の購入が可能です。
従来は取引所で購入し、購入した仮想通貨をウォレットに移す必要があるなど手間が掛かることが課題でした。
PundiX POSはそのような作業を簡略化することができます。
また、商品を購入する場合にも先ほどの動画のようにQRコードをかざすだけで購入が可能です。
日本では当たり前となっているSuicaやApple Payを想像してもらえると分かりやすいでしょう。
支払い方法
では、実際にどのような仕組みで支払いが完了するのでしょうか。
現在日本でPundiX POSは導入されていませんが、ここでは分かりやすく日本円を例にします。
この時に、僕はコンビニで100円の水を買うためにビットコインで決済します(ビットコイン以外も可)
100円は0.00014BTC(2018/8/20現在)のため、QRコードを読み取った瞬間に0.00014BTCを売って100円を手に入れるという仕組みです。
この一連の決済はすべて瞬時にかつ自動で行われるため、消費者はスムーズに商品の購入が可能です。
また、これにより海外に行った際にも現地の法定通貨へ両替をする必要がないためすべてBTCを通貨基準として商品を購入することが可能となります。
さまざまな仮想通貨で利用が可能
先ほど支払い方法の解説でビットコインを例に出しましたが、Pundi Xは他にもイーサリアムやライトコインなど主要アルトコインでの支払いが可能です。
今後も対応通貨は続々と増えていくと予想されており、大きな期待を集めています。
既に一部の国でサービスが実施
仮想通貨のプロジェクトでありがちなのが、ロードマップ自体は立派でも実現性が伴わないという問題です。
また、途中で企画が頓挫してしまうなどの問題もあります。
一方でPundi Xは既にインドネシアやインドなどでサービスが実施されており、PundiX POSも500店舗以上で導入されています。
特にインドネシアの首都であるジャカルタでは10万人以上が同サービスを利用しているので、デバイスさえ普及すればユーザー数は爆発的に伸びるといっても過言ではないでしょう。
エアドロップが太っ腹
Pundi Xはエアドロップを実施していますが、その内容が他のエアドロップと違い注目を集めています。
何が違うのか、それはPundi Xを保有しているだけで自動的に毎月Pundi Xが7%増えるということです。
これにより、投資家同士の売買をできるだけ抑制し価格を安定させる効果があります。
通貨を持ち続けた方がほぼ確実にメリットがあるというのは、Pundi Xならではの特徴でしょう。
将来性
PundiXの特徴が分かったところで、次に将来性について確認していきましょう!
今後3年間で70万台を実店舗に導入
PundiXはICOで調達した資金を元手に今後3年間で70万台のPundiX POSを実店舗に導入する予定です。
既に導入されているインド・インドネシアだけでなく日本にも導入をしていくとのことです!
日本語版のTwiterが開設されるなど、運営側も日本での市場拡大に力を入れている様子が伝わります。
また、他にもコロンビアやトルコなど世界中で導入が進められており今後に大きな期待ができそうです。
既にサービスが実施されている
先ほどから繰り返し解説している通り、PundiXは既に世界中でサービスが実施されています。
仮想通貨の今後を考える上で、サービスが実施されているかどうかは大きな指標となります。
PundiXの場合、サービスが実施されている上にサービスのレベルも高いため、理解さえ深まれば今後新たな決済手段として急速に展開されていくと予想されます。
PundiXの取引所
国内取引所でPundiXは取り扱われていません。
PundiXを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。
主にこれらの取引所で取引が可能となっています。
取引所 | 国 | 手数料(Maker/Taker) | 取り扱いコイン数 |
Binance | 中国 | 0.1% | 380種類 |
Hotbit | イギリス | 0% | 145種類 |
OKEx | マルタ | 0.15%/0.2% | 90種類 |