皆さんは仮想通貨のDropil(DROP/ドロッピル)を知っていますか?
Dropilは投資家にとって最適なトレーディングシステムを実現するために開発された仮想通貨で、ブロックチェーン技術を用いることでさまざまなメリットをもたらしています。
2018年1月に公開された通貨でありながら、グングンと時価総額を上げておりとても注目を集めているのも特徴です。
一体どのような通貨なのか、詳しく解説していきます!
目次
Dropilとは?
先ほども解説した通り、Dropilは投資家にとって最適なトレーディングシステムを実現するために開発された仮想通貨です。
具体的には、DEXと呼ばれるスマートトレーディングシステムを利用することで最小限のリスクで投資家にとって確実に利益をもたらすことができるように設計されています。
どのようにしてそれらを実現するのかは後ほど詳しく解説するので、まずは基本情報について確認していきましょう。
通貨名 | Dropil |
通貨単位 | DROP |
発行上限 | 300億枚 |
時価総額 | 約94億円 |
ホワイトペーパー | https://dropil.com/wp-content/uploads/2018/01/Dropil_WhitePaper.pdf |
公式サイト | https://dropil.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/dropilcoin |
時価総額ランキングでは現在67位(2018年9月現在)に位置しています。
また、取引価格は1DROP=0.4円(2018年9月現在)で取引されています。
2018年5月に一時1DROP=0.7円前後の値を付けていましたが、その後は0.5円前後で安定しています。
Dropilの特徴
Dropilの基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう!
スマートトレーディングシステム・DEX
世の中にはたくさんのトレーディングシステムが存在しますが、そこで大きな利益をあげることのできる投資家は多くありません。
DropilはDEXと呼ばれるスマートトレーディングシステムを採用することで、DROPへ投資する際に投資家にとって最小限のリスクで大きな利益をもたらすことができる特徴があります。
具体的に、DEXはディープラーニングによる自立学習を確率することでより多くのデータ解析を可能とします。
そうすることで、徐々に投資に関する解析を進め成功率を向上させていくという狙いがあるのですね。
さらにDEXの凄いところが、取引を自動で最適化し効果的な投資戦略に切り替えることが可能な点です。
これにより、投資家はパソコンの前に座らなくとも確実に収益を期待することができます。
さまざまなロジックを組み合わせ、各投資に対し複数の戦略を提供することでこのようなプランを実現しています。
アービトラージ分析・Arthur
Dropilにあるもう一つ大きな特徴が、Arthurという裁定取引(アービトラージ)の際に情報を教えてくれるシステムを採用していることです。
裁定取引のために利用可能な取引所は、現時点でBinanceをはじめ大手取引所13箇所ですが今後アップデートすると発表されています。
現時点では対象となる通貨は少なく、また裁定取引を行うタイミングをメッセージ通知するのみですがこちらも同様にアップデートされていくでしょう。
アップデートされた際には、自動的に裁定取引が行われるようになります。
このシステムが実現されれば、裁定取引に対して馴染みの薄い投資家も手軽に投資をすることが可能となるため大きな注目が集まっています。
なお、既にこちらのサービスは利用可能となっているので興味のある方は是非ご覧ください。
将来性
Dropilの特徴が分かったところで、次に将来性について確認していきましょう。
本当に稼げるシステムを確立できるかどうか
Dropilは従来とは違ったシステムを採用することにより、確実性の高いトレーディングシステムの実現を目指しています。
しかし注意が必要なのは、ホワイトペーパーにも記載されている通り確実に利益を上げることは保証していません。
あくまでも、従来までのトレーディングシステムと比較した際に利益性が高いという点は留意する必要があるでしょう。
実際にDropilの大きな特徴であるDEXやArthurがどれほどの効果があるのか証明され、実績を積み上げる必要があります。
つまり、Dropilを利用して本当に稼げるのかどうかが重要な点となるでしょう。
アービトラージ分析が仮想通貨で有効かどうか
アービトラージ分析は精度の高さが売りですが、株式市場など従来から存在する投資の場合には豊富な資金力を必要とします。
なぜなら、仮想通貨とは違い各取引所間での価格差がほぼ無いためアービトラージ分析を行うのにそれ相応の資金が必要となるのです。
一方で仮想通貨の場合はボラティリティが激しいため、価格差を利用した投資(つまりアービトラージ分析)が可能となっています。
今でもこそ仮想通貨はボラティリティが激しいのは当たり前ですが、時代が進化し市場が成熟してくると従来と同様個人投資家がアービトラージ分析を利用するのは難しくなってくるでしょう。
そのような状況を考慮できるかが重要となってきそうです。
Dropilの取引所
国内取引所でDropilは取り扱われていません。
Dropilを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。
主にこれらの取引所で取引が可能となっています。
取引所 | 国 | 手数料(Maker/Taker) | 取り扱いコイン数 |
Idax | モンゴル | 0.2% | 78種類 |
Tidex | イギリス | 0.1% | 152種類以上 |
Dropilの買い方
Dropilがどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。
Dropilを取り扱っている海外の取引所に登録
Dropilは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。
何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。
国内の取引所に登録してビットコインなどを購入
海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。
海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。
そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。
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国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金
国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。
送金が完了すれば、Dropilを購入することが可能となります!
おわりに
今回はDropilについて詳しく解説しました!
従来とは違った独自のトレーディングシステムを兼ね備えているDropil、今後さらに注目を集めそうです。
また、実用性が確保された場合にはさらに仮想通貨取引の敷居が下がることが期待できるでしょう。
最後に、もう一度特徴について確認していきましょう。
- スマートトレーディングシステム・DEX
- アービトラージ分析・Arthur
このようになっています!
今後どのような動きを見せるのか注目して見守っていきましょう。