テーブルや棚をはじめとした家具はピンからキリまでありますが、何かとお金がかかります。それに自分の好きなデザインや色の家具がなかなか見つからないということも多いですよね。
そんな時はDIYがおすすめです。
DIYとは“Do it yourself”の頭文字を取ったもので、簡単に言ってしまえば日曜大工のことを指します。
ホームセンターやお店に家具を探しに行ったものの、気に入った商品が見つからない事は多いのではないでしょうか。気に入らない家具を買うよりは、材料を揃えて世界に一つしかない素敵な家具を作った方がお金にも優しいですし、自分の希望も満たされて満足できます。
今回は私の実体験から、このDIYのコツについてご紹介します。
目次
DIYの材料は100均で!
DIYグッズはほとんど100均で手に入れることができます。したがって、100均を活用することをおすすめします。
ここでは100均で手に入る代表的DIYグッズを確認してゆきましょう。
木箱
おしゃれな柄がついていたり、中に仕切りがあったり、様々なタイプがあります。
工作用 板
DIY初心者には必須の板。棚を作る時には必要です。
蝶番
扉を取り付けたいとき、ねじとドライバーを使って簡単に取り付けることができるお役立ち部品。
すのこ
DIY用品の王様ともいえるすのこは使える用途がたくさんあります。
取っ手
引出しをDIYするときに必要な取っ手は様々なデザインのものがあるので、お気に入りの取っ手を選んでください。
コレクションケース
ガラスがはめ込まれ、中身が見える小さな木箱です。
金網
ラジオペンチで折り曲げて使います。用途に合わせて好きなように折り曲げることができます。
その他、ボンドやグル―ガン、かなづち、メジャー、ペンチ、釘などの小道具も100均で購入できます。
作りたい家具の図面を考えよう
DIYにおいて最も大事なことは図面を考えることです。
100均で材料を揃える前に、必ず作りたい家具の大きさを見積もり、どのようなデザインにしたいか考えましょう。
図面作りに取り掛かる前に一番大事なことは、部屋のスペースに合ったサイズの家具を作ることです。まず、家具を置きたい場所に、どの程度の大きさの家具が置けるかメジャーなどを利用して図りましょう。
使えるスペースを図り終えたら、作りたい家具の図面を描きましょう。
まずは大まかな全体像、次に細部にどのような材料を使うか、どのように仕切りを入れるかなど部分的な計画を立てると設計しやすいです。
図面が出来上がったら、それを持ち100均へ出かけ、材料を揃えましょう。このとき、忘れずに持っていきたいものはメジャーです。自分が作りたいサイズに作れるか、メジャーで測ってから購入しましょう。
実際に作ってみよう
DIYお役立ち用品を確認したところで、次はいよいよ家具を作ってみましょう。
DIYは基礎から上級まであり、奥深い世界です。最初は簡単にできるものから挑戦して、だんだんと自分独自のアレンジを加えて上級を目指すのも楽しいですよ。
100均で扉付きカラーボックス
カラーボックスは収納や本棚としてとても重宝します。しかし、難点は扉が無いので中身が完全に見えてしまうという点です。
そこで役に立つのが100均の材料を使った扉。
用意するものは、以下の通りです。
・カラーボックス
・蝶番
・ガラスシート
・カードケース
・コルクボード
・取っ手
材料が揃ったら次に作り方を確認しましょう。
- コルクボードのコルクを外す。
- 木枠にガラスシートをセットし、取っ手を取り付ける。
- 本体と扉を蝶番でつなぎ合わせて完成。
コルクボードはお好みで取り外さなくても便利な扉が出来ます。ちょっとしたアレンジとして、コルクボードの上に100均の黒板シートを貼って文字を書いてメモ帳のようにしたり、絵を描いたりできます。
ディッシュラックを使った便利家具
ディッシュラックは名前の通り、お皿を立て掛けるものですが絵本棚やメガネ収納、本来お皿を支える部分に板を通して万能の棚に変身します。
すのこシューズラック
靴をたくさん持っている方はシューズラックを手作りしてみましょう。
用意するものは、すのこ5枚と釘、かなづち、好きな色に塗りたい方はペンキです。
まず、すのこ2枚が足を内側に向い合せになるように立てます。その向かい合った足の部分に3枚のすのこをそれぞれ置いて釘で固定すれば完成です。
玄関の雰囲気に合わせて好きな色に塗れば、ちょっとおしゃれなシューズラックができ、部屋ののアクセントになります。
S字フックでおしゃれな調理器掛け
キッチンの吊り戸棚と壁の間のスペースに突っ張り棒を取り付けてS字フックを掛ければ調理器掛けができます。ガスレンジの上に調理器掛けを取り付ける場合は、火の熱で溶けないようなスチール製の突っ張り棒を使用しましょう。
カッティングボードでアクセサリー掛け
カッティングボードにネックレスやブレスレットを掛けることができるように釘を打ち込みます。釘を打ち込んだカッティングボードを壁に掛ければ、おしゃれなアクセサリー掛けの出来上がり。
まとめ
DIYは自分の手で家具を製作するので、最初はなかなか器用に、思い通りに作れないかもしれません。しかし、少し手間を掛けて作った家具は手作りの味が出てお部屋もアナログな雰囲気になります。自分の自由な発想で作れるので、DIYに慣れてきたらまた一段階難しい家具作りに挑戦してみると楽しくなります。節約にも、収納にも、趣味にもなるDIYを今週末から始めてみましょう!