今回は仮想通貨のGifto(ギフト)について詳しく解説していきます!
Giftoはコンテンツ配信者に対して金銭価値のあるバーチャルギフト(Gifto)を贈ることができるサービスです。
いわゆる投げ銭システムと似たような仮想通貨となっています。
YoutubeやInstagramなど既存のSNS上にアップされたコンテンツに対して、ユーザーはGiftoを贈ることができます。
さて、どのような機能を持った仮想通貨なのか詳しく見ていきましょう!
目次
Giftoとは?
Giftoは、先ほども解説したとおりユーザーがクリエイターに対し直接バーチャルギフト(Gifto)を送り応援することができるサービスとなります。
香港に拠点を置く企業によって開発されており、2017年12月に仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)でICOが行われました。
なぜGiftoがこれほど注目を集めるのか?、それは既存のクリエイターに対する報酬制度をガラリと変える力があるからです。
どのようにして変えるのか解説する前に、まずは基本情報をチェックしていきましょう!
通貨名 | Gifto |
通貨単位 | GTO |
発行上限 | 10億GTO |
時価総額 | 約72億円 |
ホワイトペーパー | https://whitepaperdatabase.com/gifto-gto-whitepaper/ |
公式サイト | https://gifto.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/GIFTO_io |
時価総額ランキングでは現在112位(2018年8月現在)に位置しています。
また、取引価格は1GTO=13円(2018年8月現在)で取引されています。
2018年1月に一時1GTO=100円台の値を付けていましたが、その後は10~20円台で安定しています。
Giftoの特徴
Giftoの基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう!
こちらは英語の動画ですが、イラストで大まかにGiftoについて確認することが可能です。
クリエイターにGiftoを贈ることが可能
先ほども解説した通り、ユーザーは応援したいクリエイターに対しGiftoを贈ることができます。
Giftoは、いわゆる投げ銭システムを採用しています。
広告収入と投げ銭システムの違いは、ユーザーによる意思が伴うかどうかという点にあります。
例えば投稿者がYoutubeで収益を上げる場合、動画内で再生される広告を視聴者に観てもらう必要があります。
しかし、この仕組みの場合だと動画ではなく広告を観てもらうことが重要になってしまいますよね。
本来であればコンテンツが重視されるべきところが、広告を観てもらうことが目的となってしまうのです。
そのような歪みを改善するために、Giftoが活用されます。
Giftoの投げ銭システムならば、ユーザーの意思によってコンテンツに対し報酬が支払われるのです。
既にライブ配信サイトでサービス開始済み
ICOプロジェクトで多いのが、具体的なロードマップは公開しているもののサービスが未実施であるという点です。
多くのプロジェクトが壮大なものであるため仕方のない面もありますが、投資家からすると心配になりますよね。
一方、Giftoは既にGiftoを投げ銭システムとして採用したライブ配信サイトが登場しています。
それがUplive(アップライブ)というライブ配信サイトです。
全世界での登録者数は既に2000万人を超えており、中国では有名なライブ配信サイトなっています。
日本における知名度は低いものの、既にUpliveでライブ配信をしている日本人もいます。
現在はUpliveでのみGiftoが利用できますが、今後はYoutubeやFacebookなどでもサービスを実施していく予定と発表されています。
すべてのSNSで順次利用可能に
先ほども解説しましたが、GiftoはUpliveだけでなくすべてのSNSでGiftoをトークンとして利用できるよう開発が続けられています。
2019年度中にはYoutubeなどでサービス開始を目指しているとのことです。
Giftoの将来性
Giftoの特徴が分かったところで、次に将来性について確認していきましょう!
Giftoのようにトークンを使った投げ銭システムは、すでに競合がいくつかあります。
今後どのようにしてそれら競合から勝ち抜くかが重要となってきます。
しかし、Giftoは他のトークンより一歩リードしている状況といえるでしょう。
なぜなら他のトークンとは違い、既にUpliveでGiftoが投げ銭システムとして採用されているからです。
今後、ライブ配信サービスはさらに市場を伸ばしていくと予想されています。
そのような中で、既に採用されているUpliveが市場を伸ばすことに成功した際には更にGiftoへの需要が集まる可能性は高いと予想されます。
また、2018年末までにGiftoトークンによる支払いが30%に到達することを目指しています。
2019年にはこの数字を70%まで引き上げることを目標としており、2018年・2019年にどれだけGiftoが受け入れられるかが勝負となるでしょう。
Giftoの取引所
国内取引所でGiftoは取り扱われていません。
Giftoを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。
主にこれらの取引所で取引が可能となっています。
取引所 | 国 | 手数料(Maker/Taker) | 取り扱いコイン数 |
Binance(バイナンス) | 中国 | 0.1% | 111種類 |
OKEx(オーケーイーエックス) | 香港 | 0.15%/0.2% | 153種類 |
Bibox(ビーボックス) | エストニア | 0%/0.1% | 52種類 |
Giftoを取引する際には中国最大の仮想通貨取引所であるBinanceがオススメです!
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Giftoの買い方
Giftoがどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。
Giftoを取り扱っている海外の取引所に登録
Giftoは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。
何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。
国内の取引所に登録してビットコインなどを購入
海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。
海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。
そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。
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国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金
国内の所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。
送金が完了すれば、Giftoを購入することが可能となります!
おわりに
今回はGiftoについて詳しく解説しました!
トークンを利用した投げ銭システム自体は幾つかありますが、既にサービスを実施しているという点は他の仮想通貨と大きく異なります。
数年後には、当たり前のようにクリエイターの報酬がGiftoになる時代が到来するかもしれません。
最後に、もう一度Giftoの特徴について確認しておきます。
- クリエイターにGiftoを贈ることが可能
- 既にライブ配信サイトでサービス開始済み
- 既存SNSでも順次利用可能に
このようになっています!
今後の様子をしっかりと見守っていきましょう!