定形外郵便の料金や送り方、配達日数についてわかりやすく解説!

メルカリ・ヤフオクなどを利用している方が最も利用する定形外郵便。送料が安価であるため、頻繁に郵送でのやり取りを行う場合には良心的な郵送サービスです。

定形外郵便って、名前はもちろん知ってるけど、いざ使おうと思ったらいつも料金や送り方が分からなくて困るんだよなぁ・・・

と思われている方も多いのではないでしょうか?

もちろん便利な郵便サービスは他にも多くありますが、それらでは対応できないものも、定形外郵便であれば送ることも可能です。郵便サービスに詳しくなくても、比較的名前をよく耳にする有名な定形外郵便ではありますが、どのような機能を果たすのか説明できますか? 定形外郵便の特徴をしっかりと把握し、さらに他の郵便サービスとの違いを知っておくことで、お得に郵送することができ、節約にもつながります。

今回は、ヤフオクなどを始めたばかりの方や郵便をよく使う方は、特に知っておきたい、定形外郵便について詳しくご紹介します。

 

目次

定形外郵便とは

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定形外郵便とは、端的に説明すると「比較的小さなものを安価で送ることのできるサービス」です。特に、メルカリやヤフーオークションなどで商品取引を頻繁に行う方には、コストをおさえることができるサービスとして最も良く使われます。

それでは、定形外郵便には具体的にどのような特徴があるのでしょうか。ご一緒に詳しく見て行きましょう。

定形外郵便の特徴

定形外郵便の特徴は、主なものを挙げるとすると、次のようになります。

 サイズの制限が定形郵便より緩い

定形外郵便で送れるサイズの規定は定形郵便より緩く、料金は重量で決まります。しかし、サイズに制限が無いということではないので、サイズの確認はしっかりと行いましょう。これについては後ほど、ご紹介します。

「クリックポスト等のサービスでは対応できないけれど、宅急便を利用するほどのサイズではないもの」を送る際に便利なサービスです。

ポスト投函が可能

定形外郵便はポスト投函のできるサイズであれば、切手を貼り投函することが可能です。ただし、重量を間違えた場合には返送されてしまいます。ポスト投函を行う際には、正確に重さを量るように万全を期すことですね。定形外郵便の出し方については後ほど詳しくお伝えします。

全国一律料金

定形外郵便は重さにより料金が変わりますが、全国どこへ郵送しても同じ値段です。重さと料金については、後ほどお伝えします。

郵便局留めが可能

定形外郵便は郵便局留めが可能です。オークションなどで定形外郵便を利用する時には、相手に自分の住所を知られたくないという方もいらっしゃるでしょう。その場合には、自分が指定した郵便局に郵便物を届けてもらい、そこに取りに行くことのできる郵便局留めサービスが使える定形外郵便がおすすめです。

信書取扱い可能

定形外郵便は信書の取り扱いが可能です。したがって、請求書や証明書、ダイレクトメールなどを送ることができます。

信書に該当するものは、こちらをご覧ください。

配達方法

定形外郵便の配達方法は基本的にはポストへの配達です。ただし、郵便物がポストに入りきらない大きさである場合には、手渡しとなります。送り先の相手が不在である場合は、不在票を通して配達が行われます。取り置き期間は、ゆうパックと同じく7日間となります。

定形郵便との違いは?

定形郵便・定形外郵便という言葉をよく耳にしますよね。しかし、この2つの違いは何かと聞かれたら、あなたは答えることができるでしょうか。

定形郵便と定形外郵便の決定的な違いは重さ・サイズの上限です。(最小のサイズは同じです。)

定形郵便の場合は最小が14cm×9cm、上限(最大)が23.5cm×1cm×12cmです。一方で、定形外郵便であれば最小は14cm×9cm、上限(最大)が高さ60cmまでで3辺の合計が90cmまでです。

定形郵便の3辺を合わせると上限は36.5cmとなるので、定形外郵便の上限90cmとは大きな違いがあることが分かりますね。

 定形外郵便の出し方

先ほど定形外郵便はポスト投函が可能だとお伝えしました。しかし、方法は他にもあり、主に3通りの方法で郵送することが可能です。全部で次のような方法です。

  1. 郵便局窓口から郵送を頼む方法
  2. ポスト投函
  3. コンビニ内のポスト投函

この中で一番おすすめの方法は、郵便局窓口からの発送です。定形外郵便はポスト投函が可能です。しかし、送りたいものの重量に合わせた額の切手を貼る必要があります。したがって、ポスト投函の場合には、自分で量った重さが重さが間違っていると後日返送されてしまいます。自分で重さを量る際、正確に量れているか不安ではありませんか? 重さの量り間違えが不安な方には、郵便局窓口からの発送が最もおすすめです。

また、コンビニでは店員の方に手続きを頼むことはできませんが、コンビニ内のポストには投函可能です。ちなみにポストが設置されているコンビニはローソンとミニストップ、セイコーマートのみのようです。大手全国区で設置され、ほぼ全店舗にポストがあるのはローソンであるといえるでしょう。

参考元:日本郵便 コンビニエンスストアをさがす(2017年著者調べ)

定形外郵便のサイズや重量は?

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ゆうメールやクリックポストでは送れない場合に便利だという定形外郵便。そのサイズや重さの制限についてはどのような決まりがあるのでしょうか。詳しく見て行くことにしましょう。

重さ

定形外郵便の重さは4kg以内です。一方定形郵便の場合には50g以内。大きな差があることが一目瞭然です。

サイズ

サイズは最小14cm×9cm、最大は高さ60cmで3辺の合計が90cmまでです。ただし、円形筒状のものを送る場合には、最小は直径3cm高さ14cmと定められています。

また、サイズに関しては特別なケースもあります。最小の14cm×9cmであっても、6cm×12cm以上の耐久性のある厚紙や布製のあて名札を付ければ、郵送することが可能です。

参考元:日本郵便 定形郵便物・定形外郵便物のサイズ・重さについて(2017年著者調べ)

定形外郵便の料金は?

定形外郵便の料金は全国一律であることが特徴です。また、最大4kgまでで、それぞれの重さにより、料金が変動する点も大きな特徴です。比較的安く郵送することができますが、場合によっては他の郵便サービスを利用した方がお得になるので、よく検討した上で最善の郵送方法を利用しましょう。他のサービスとの比較については、後ほどお伝えしますね。まずは、本題の重さと値段について確認しましょう。

重さと値段

定形外郵便の値段は重さによって変わります。重さと値段をまとめると以下のようになります。

~50g(50g以内)120円

~100g(100g以内)140円

~150g(150g以内)205円

~250g(250g以内)250円

~500g(500g以内)400円

~1kg(1kg以内)600円

~2kg(2kg以内)870円

~4kg(4kg以内)1180円

 

参考元:日本郵便 国内の料金表 手紙・はがき(2017年著者調べ)

他のサービスとどちらがお得か

定形外郵便は比較的に厚みがあるものを送る際に役立つサービスです。厚みがあるということは、自ずと重量もそれなりである場合が多いでしょう。

しかし、厚さが薄いのに重いものもあります。そのような郵便物を送る場合には、定形外郵便よりもクリックポストスマートレターを送った方がお得に郵送することが可能です。クリックポストの場合は厚さ3cm、重さ1kgまでの郵便物であれば164円で日本全国に郵送可能ですスマートレターであれば、封筒形のA5サイズで厚み1cm、重さ1kgのものが180円で郵送できます。

関連記事:日本郵便のクリックポストって?配達日数やデメリットを徹底解剖!

また、送りたい郵便物が1kgを超えると、ゆうパックとの値段の差が目立たなくなります。この場合、ゆうパックには補償がついているので自ずとそちらを選びますよね。したがって、定形外郵便をお得に利用できるのは500g以下のものを送る場合だと言えるでしょう

また、CD・DVDなどはゆうメール、雑誌は第三種郵便物を利用した方がお得に郵送することができます。

定形外郵便はどこで買える?

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郵便サービスには様々なものがありますが、専用封筒を利用しなければならないものと、自分で必要な封筒や入れ物を用意して梱包するものの2種類があります。レターパックミニレターであれば、専用封筒が必要ですね。では、定形外郵便を利用する場合、専用封筒のようなものを購入する必要があるのでしょうか。ここでは定形外郵便について、専用パッケージの有無や支払方法についてご紹介します。

定形外郵便には指定の封筒はある?

定形外郵便には、指定の封筒がありません。したがって、高さ60cmまでで3辺の合計が90cm以内のサイズのものであれば、どのような封筒や包装であっても良いのです。ただし、定形外郵便には補償が付いていないので、壊れやすいものは緩衝材を使い、慎重に包みましょう。

支払方法

定形外郵便は先にお伝えしたように、重さによって料金が決まるということでした。郵便局窓口で送料を支払う場合は重さを量ってもらい、その場で送料を支払います。

郵便窓口での送料の支払い方は①現金支払②切手支払の2通りです。節約をしたいのであれば、切手支払の方をおすすめします。というのも、金券ショップなどを利用すれば、切手を安く仕入れることができるためです。切手の入手方法については、次の項目で詳しくご紹介しますので、そちらをご参照くださいね。

さらに、ポスト投函を行う場合には、自分で重さを量り、その重さに対応する額の切手を貼ります。ただし、ポスト投函を行う場合には重さを量り間違えてしまうと後日返送されてしまうので、郵便局窓口から発送するのが誤りのない送料を支払う確実な方法でしょう。

送料を安くする方法

送料を安くする鍵は「切手を実際の額よりも安く手に入れること」です。切手を定価よりも安く仕入れることができれば、それを現金の代わりとして郵便局窓口で支払を済ますことができるのです。また、郵便局窓口での支払でなくポスト投函の場合も、切手を貼ってポストに出すので、実際に支払わなければならない金額よりも安く抑えて郵送することが可能です。

それでは、切手を安く手に入れる方法としてどのようなものが挙げられるのでしょうか。

金券ショップ

金券ショップでは定価の95%前後で販売されているので、お得に切手を手に入れることが可能です。お店にもよりますが、10枚セットなど、まとめて販売している金券ショップが多いようです。

「切手SHOP」

切手SHOPは、日本郵便が運営している、郵便商品の通販サイトです。このサイトでは、クレジットカードで買い物ができるので、ポイントの分は節約に回すことが可能となるのです。

「切手販売」

切手販売」というサイトでは切手が額面の92%以下で購入できます。切手の他にも、はがきやレターパック、郵便書簡、航空書簡なども販売されているので、これらを安く手に入れたい時には非常に重宝します。また、外へ出る手間をかけずにオンラインですぐに切手を購入できるので、金券ショップほど切手を探すのに手間はかかりません。

定形外郵便の配達日数は?

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定形外郵便の配達日数は、2パターンに分けられることができます。それは、①基本運賃のみの場合と②速達オプションを付けた場合です。まずは①基本運賃のみの場合の配達日数について確認してみましょう。

基本運賃のみの場合

基本運賃のみの場合、配達にかかる時間は1~2日です。翌日、翌々日には届くということですね。

差出場所と同じ都道府県内または近隣へ送る場合は、たいてい翌日には配達が完了します。しかし、差出場所から遠く離れた地域(例えば東京から大阪あるいは沖縄に送る場合)であっても、午前中までに郵便局窓口から発送をお願いすれば、たいてい翌日に届きます。ただ、差出が午後になれば、遠隔地の場合は翌々日に届きます。

差出時間によって、届く日にちが異なるということですので、速達オプションは付けずに翌日までに届けたい場合は、「午前中に郵便局窓口で発送を頼む」ことが大切です。

この「郵便局窓口で差し出す」という点が重要です。午前中にポスト投函するのでも良いじゃないかと思われるかもしれませんが、ポストは集荷(ポスト内の郵便物を取りに来る作業)する時間が決まっており、タイミングが悪いと集荷直後に投函してしまう恐れがあります。そのような場合は、次の集荷時間まで郵便局に運ばれません。

つまり、「午前中にポスト投函しても、午前中に郵便局に差し出されるわけではない」ということなのです。したがって、ポスト投函の場合は、たとえ午前中に差出したとしても、必ずしも翌日に配達が完了するとは限らないのです。

ポストの集荷時間について詳しく知りたい方は、「ポストマップ」を利用しましょう。こちらでは日本全国の郵便ポスト設置場所と集荷時間の情報が得られます。

速達を付けた場合

さて、定形外郵便は速達のオプションを付けることが可能ですが、その場合は配達にどれ程の時間を要するのでしょうか。

基本的には翌日中に届きます。しかし、「差出場所からの距離」や「差出時間」によって翌日の午前に届くのか、それとも午後に届くのかが異なるのです。

東京-愛知ほどの距離までであれば、差出時間が午前であれ午後であれ、翌日の午前には届きます。しかし、東京-大阪あるいは東京-福岡ほど離れた場所に郵送する場合には、事情が変わります。この程度距離が離れていると、午前に差し出した場合には翌日の午前に届き、午後に差し出した場合には翌日の午後に郵送が完了します。したがって、翌日の午前中に届けたいのであれば、「午前中に郵便局窓口で発送をお願いする」ことが大事です。

ちなみに、東京-沖縄間ほどの距離へ届ける場合は、午前に差出したものは翌日の午前に、午後に差出したものは翌日の夕方に届きます。午後に出した場合、東京-大阪または東京-福岡間よりも少し遅く届くということですね。

基本運賃のみの場合と速達オプションを付けた場合を見てきましたが、いずれにせよ、早く届けたいのであれば、郵便局窓口で午前中に定形外郵便を差し出すことが大切だということが分かるでしょう。

土日、祝日の配達は?

定形外郵便の配達は平日・土曜日のみです。したがって、日曜日と祝日には配達さません。しかし、速達のオプションを付けた場合には、日曜日・祝日であっても配達されます。

定形外郵便で送れないものは?

引用元:photoAC

爆発性・発火性・その他危険性があるもの、毒薬・劇薬・毒物および劇物などは定形外で送ることはできません。また、生きている病原体および生きた病原体が含まれているもの、そして人に危険を及ぼす可能性のある動物、法令により移動を禁止されているもの等も郵送不可能です。

うっかり送ってしまうものとして、香水を挙げることができるでしょう。香水はアルコール分が高いために「発火性」のあるものとして扱われます。したがって、定形外郵便で送ることはできないのです。「中身を見られることは無いだろうから、別に香水くらい送っても平気だろう」と思うかもしれませんが、仮に何かの拍子で発火してしまった場合には、責任を問われることになりかねません。郵便局の規定はしっかりと守りましょう。

参考元:日本郵便 内国郵便約款(2017年著者調べ)

オプション

定形外郵便には多くのオプションを付けることが可能です。上乗せ料金はかかってしまいますが、より確実に安心して届けたい場合には利用しましょう。オプションは全部で以下の通りです。

 特定記録

160円の上乗せで利用できます。引受けを記録するため、定形外郵便を差し出した記録を残すことができます。

 速達 

280円の上乗せで利用することが可能です。モーニング10を利用すれば、翌朝の10時までに配達されます。また、新特急郵便を利用すれば、当日中の配達も可能です。

 書留

簡易書留は310円の上乗せで利用可能です。引受けから配達に至るまで記録します。また、郵便物の破損・紛失などの事故が起こった場合には、実損額を賠償してもらうことができます。

 代表的なオプションは上記3点です。この他にも、引受時刻証明・配達証明・内容証明・交付記録郵便・本人限定受取・代金引換・配達日指定などのオプションが付きます。

 参考元:日本郵便 定形郵便物・定形外郵便物の主なオプションサービス

定形外郵便の利用方法  

stevepb / Pixabay

定形外郵便の利用方法は至って簡単です。梱包のために自分で用意しなければならないものはありますが、面倒な作業ではないので気軽に準備することが可能です。ここでは参考として、定形外郵便の利用の手順についてご紹介します。

※利用方法について、ポスト投函のみに当てはまるものは【ポスト投函の場合】と表示されています。郵便局窓口からの発送方法を確認したい方は【ポスト投函の場合】と表示された項目は飛ばしてお読みください。

封筒・包装用紙・段ボールを用意

定形外郵便には、指定の封筒がありません。したがって、自分で用意した封筒や段ボールを使います。

梱包

用意した段ボールや封筒で、送りたいものを梱包します。定形外郵便には、破損・紛失の補償が付いていないので、傷つきやすい郵便物は緩衝材を使い慎重に梱包しましょう。

宛先を記入

梱包が済んだら、宛名を記入します。宛名を書く際には、送り状などが必要なのではないかと思いませんか。でも、定形外郵便の場合、宛名についての決まり事は無いのです。

したがって、梱包資材に直接書き込んでしまっても郵送することが可能です。ただし、雨などで書いた文字が消えないように、油性マジックのペンを使用して書くことをおすすめします。また、宛名ラベルを自分で作成して、そこに宛名を記入するのも良いでしょう。

送り先の宛名を間違えてしまった場合や、宛名ラベルがはがれてしまった場合を考慮して、裏面には必ず自分の住所・氏名を記入しておきましょう。

【ポスト投函の場合】重さを量る

郵便局窓口を利用せず、ポスト投函を行う際には、自分で郵便物の重さを量ります。この時には、重さを正確に量るように、注意しましょう。重さを間違えたまま切手を貼ってしまうと、料金不足のために後で返送されます。間違いの無いように送りたいのであれば、郵便局窓口で発送を依頼するのが最善です。

【ポスト投函の場合】重さに応じた切手を貼る

郵便物の重さを量ったら、その重さに応じた料金分の切手を貼りましょう。

【ポスト投函の場合】ポストに投函して、完了

ポストは郵便ポストあるいはコンビニのポストに投函することが可能です。ポストが設置されているコンビニは限られており、ローソン・ミニストップ・セイコーマートの3つです。

郵便局窓口へ持って行き、重さを量ってもらう

梱包が終わり、宛先も記入し終えたら、料金を確認するために郵便局窓口で重さを計ってもらいます。

重さに応じた料金を支払い、完了

支払の方法は、先ほどご紹介したように現金支払か切手での支払となります。お得に郵送したいのであれば、切手を安く手に入れて、それを使って支払を済ませる方法がおすすめです。

定形外郵便を利用する時の注意点

引用元:photoAC

定形外郵便は発送日数がかからず、送料もお得なサービスです。しかし、送料がお得である分、注意すべき点もあります。でも、注意点をおさえた上で対策を考えれば、安心な郵便サービスなのでご安心ください。

紛失・破損補償が無い

定形外郵便のサービスは、紛失・破損した場合の補償が付きません。そのため、紛失・破損しては困るものは、定形外郵便で送らない方が無難です。

仮にオークションなどで定形外郵便を使って郵送する場合には、「定形外郵便だと紛失・破損事故の補償が無い」ということを、送り先の相手に伝えてから郵送しましょう。ただし、書留のサービスを付ければ、実損額の補償が付き、追跡を行うこともできます

補償の付いている安全な郵便サービスを利用したいのであればゆうパックの利用がおすすめです。

追跡サービスが無い

定形外郵便には追跡サービスが付いていません。ヤフオクやメルカリを利用している方にとっては、郵便物が相手に確実に届いたか分からず不安ですよね。

そんな時には、160円の追加料金を支払い、特定記録郵便のサービスを付ければ追跡可能となります。郵便局窓口にて、特定記録のオプションを付けてもらうと、控えの伝票を渡されます。この伝票に、追跡番号が記載されており、これを使ってインターネットの専用サイトで配送ルートや到着確認を行うことができます。数千円単位の商品を郵送する時には、特定記録の利用をおすすめします。

また、特定記録を付けなくても、郵便物が届かない時に郵便局に無料で調査を依頼することも可能です。こちらは、郵便局窓口からも、インターネットからも依頼が可能です。ただ、急ぎの場合には郵便局窓口の方が、迅速に対応していただけるので、そちらを利用しましょう。

集荷サービスが無い

定形外郵便の場合は集荷サービスがありません。したがって、郵送したい定形外郵便がいくら多くても、自宅まで取りに来てくれません。どうしても集荷サービスを利用したいのであれば、ゆうパックレターパックプラスを利用しましょう。

着払い不可

定形外郵便はそもそも差出人が切手や現金により料金を支払うので、着払いは不可能です。

最後に

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今回は定形外郵便についてご紹介しました。郵便サービスは多くの種類があるので、比較が難しいですよね。しかし、それぞれサービスの特徴を知らないと思わぬところで損をしてしまいます。

1つ1つのサービスについて情報を得ながら他のサービスと比較検討して行くことで、よりお得な発送方法を見出すことができます。実際に郵便サービスを利用してみるうちに、どのような場合に何がお得なのか分かるようになります。

その都度、何が最善の輸送方法か調べてみてくださいね。最後におまけとして、郵送サービス関連の記事についてもご紹介します。ご参考にしてください。

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