日本人の2人に1人がかかり、3人に1人が死亡する「がん」は、私たちにとって身近な病気です。これほど多くの日本人が、がんと隣り合わせで暮らしているのですから、決してその現実から目をそらすことはできません。
いざ、がんにかかってしまった時に、がん治療にかかる諸々の医療費をカバーしてくれる「がん保険」は非常に心強いものです。しかし、保険の種類は非常に多く、あくまでもその中の1つである「がん保険」は本当に必要なのか。これについては、とても気になるところです。
そこで、今回はfincleががん保険に加入している方100人にアンケートを取り、がん保険のタイプや特約の付帯、加入している保険について実態調査を行いました。
インターネット上に載せられている情報だけでは、内部事情が見えず、本当にがん保険を選んで良いのか分かりませんよね。がん保険の加入について検討している方や、保険に興味のある方は、ご参考にしてみてくださいね。
この記事はアンケートをもとにしたものですが、がん保険の概要について詳しく紹介されている記事もあるので、「そもそもがん保険とはどんな保険なの?」と思われる方はそちらも合わせてご覧ください。
関連記事:がん保険の必要性って?加入するメリットとデメリットとは
目次
がん保険に加入したタンミングとそのきっかけは?
はじめに、がん保険に加入している方は「いつ」加入したのか、そして「なぜ」加入を決めたのか知りたいですよね。ここでは、実際に行ったアンケート結果を見ながら、がん保険への加入とそのタイミングについて確認してみます。
がん保険に加入したタイミングは?
がん保険に加入するタイミングは、一体いつが良いのでしょうか。
加入する際には、タイミングというものが大切です。保険料を支払うわけですから、がんのリスクに備えるとしても、そのリスクを上手くカバーできるような時期に加入しておきたいころですよね。皆さんはいつがん保険に加入しているのでしょうか。実際のアンケート結果を見てみると次のようになります。
「がん」という言葉を聞くと、なんとなく「年を取ってからかかる病気なんじゃないかな」と思いませんか。そのため、若い時から入る必要はないのではないかと思われるのではないでしょうか。
皆さんが予想される通り、実際50歳までにがんにかかる確率は、男性の場合6%、女性の場合は5%と、若いうちはがんにかかる確率がかなり少ないことが分かります。がんにかかる確率はむしろ、60歳以降から急激に増えるのです。
でも、今回のアンケート結果から分かったことは、がん保険に加入した方の95%が20代・30代の時期に加入しているのです。この理由がとても気になりませんか?
そもそも、がん保険はたいていの場合、満20歳~満80歳までの間であれば加入することができます。このように、がん保険は年齢制限の幅も広いので、もう少し年を取ってから加入しても良さそうなのに、皆さんどうして若いうちからがん保険に加入しているのでしょうか。
その理由も探りつつ、早速がんほけんに加入したきっかけについてお話しを聞いてみましょう。
参考元:国立がん研究センター がん情報サービス(2017年著者調べ)
がん保険に加入したきっかけは?
気になるがん保険への加入について、まずは95%を占めた20代から30代での加入を決めた方のお話しを聞いてみます。
この年代には「結婚」と「子供」が、がん保険への加入への大きな要因となっていることが分かります。結婚して家庭を持ち、出産により家族ができることで、守るべきものが増えるため、自分の身に何かあった時にも家族が安全に暮らして行けるように、と加入する方が多いのですね。
アンケート結果を見るとこの理由が一番多かったのが印象的です。
もう一つ、興味深かったのがこのお答えです。若いうちから加入しておくことで、計画的に支払を行う、これは経済面を考える際にとても大切なことです。この方は、がん保険と合わせて医療保険にも加入したようです。他の保険と併用することで、計画的に万が一に備えて対策を取ることができるのですね。
そして、がん保険は、加入年齢が若いほど保険料は安く済みます。できるだけ保険料を抑えたい方は、若いうちからの加入も検討してみる価値がありますね。
また、女性に限って言えることですが、乳がんや子宮がんに備えて若いうちからがん保険への加入を決めた方もいらっしゃいました。実は女性の場合、子宮がんや乳がんは20代や30代でかかる確率が非常に高いのです。したがって、女性にとっては若いうちから乳がんや子宮がんに備えておくことが、大きな安心材料となるのです。
ちなみに、子宮がんや乳がんをはじめとした女性特有の病気に特化した「女性保険」というものも存在します。こちらについては、別の記事で詳しくご紹介しているので、保険を見比べてみたい方はご参照くださいね。
参考記事:20代と30代におすすめ!女性保険の選び方や比較ポイントについて
一方で、今回のアンケート結果では少数派だった40代~50代で加入した方の加入のきっかけについても見て行きましょう。
こちらの場合は、「自分の体調の変化」と「周囲の方の状況」ががん保険加入への大きな要因となっているようです。確かに、自分の体が歳とともに上手く行かなくなってしまったり、周りの方ががんにかかって行くのを見てしまうと、「そろそろ、まだ健康でがん保険に加入できるうちに加入しておこうかな」と思いますよね。
若い時から保険に入る理由も、少し後で保険に入る理由も、どちらも納得の行くものですね。加入するタンミングは、ご自身の経済状況や既婚・結婚あるいは子供の有無によって、人それぞれ大きく異なります。今回のアンケートのお答えとご自身の状況を重ね合わせて加入のタンミングを考えてみると良いでしょう。
「定期型」と「終身型」、みんなどちらを選ぶ?
がん保険には2種類のタイプが存在します。それは「定期型」と「終身型」です。これらの2つのタイプのうちどちらを選ぶ方が多いのでしょうか。ここでは、fincleのアンケート調査の結果と「定期型」・「終身型」保険とは何かについてご紹介します。まず、そもそも「定期型」と「終身型」とは一体どのようなタイプであるのかについて確認してみましょう。
そもそも「定期型」と「終身型」って何?
既にお伝えした通り、がん保険には「定期型」と「終身型」があります。簡単に言ってしまえば、「定期型」には保険の契約に期限があり、「終身型」では契約が無期限で一生涯続くという違いがあります。契約がいつまで続くかとういう点に大きな違いがあるのです。
両者の違いをより詳しく見てみると、次のようになります。
「定期型」
定期型は5年、10年と言った契約期限を設定するタイプで、契約が続く限り補償を受けることが可能です。契約期間が終了すると保険の補償を受けることができません。
しかし、後述する「終身型」と比べて「定期型」は加入時の保険料が割安となり、さらに補償内容の見直しを行いやすいという利点があります。特に、がんの場合は新しい治療方法や治療薬が日進月歩で開発されていくので、それに伴って補償の内容も見直して行く必要があります。
さらに、「定期型」の場合は保険の契約期間が終了した後も更新することができ、多くの場合は自動更新となっています。ただし、更新をすると保険料が高くなり、継続しにくくなる点が難点です。
「終身型」
一方、終身型は一生涯補償を受けることのできるタイプの保険です。保険料の支払いは一生涯支払い続けるか、ある期間まで支払うという方法を取ります。ある期間まで支払う方法を取った場合は、支払を終えた後も補償は一生涯受けることができます。
「終身型」は「定期型」と異なり、更新がないために保険料は上がらず、一定の保険料を支払い続けることになります。その代わり、「定期型」に比べて料金は高くなります。ただ、更新をする度に保険料の上がる「定期型」と比較すると、保険料総額は終身型の方が安くなるのです。
どっちが人気?
それでは、実際「定期型」と「終身型」のどちらが多く選ばれているのでしょうか。まずはアンケート結果を見てみましょう。
上の図を見ると、圧倒的多数の方が「終身型」を選んでいることが分かります。70%以上の方が「終身型」を選んでいるのですね。この結果は予想通りだと言えます。なぜなら、通常がん保険は「終身型」を選んだ方が、大きなメリットを得られるからです。
長期的に見ると「終身型」に加入していた方が保険料はお得になりますし、それに一生涯の間、万が一のことがあった場合には、補償を受けることができるので安心です。
ただ、一定の期間だけがん保障を手厚くしたいと思っている方や、高い保険料を定期的に支払うのは気が引けるという方、がん保険の補償内容を定期的に見直せるようにしたいという方には「定期型」が適していると言えるでしょう。
このアンケート結果をご参考の1つとして見ていただきながら、ご自身の状況に合った方を選ぶと良いでしょう。
診断給付金はいくら?
「診断給付金」とは、一体何のことでしょうか。それは、がんにかかった時に受ける治療や検査などにかかる費用を一部負担してくれる給付金のことです。
この給付金はがん保険のプランによって、給付される額が異なります。そして、万が一の場合に備えて給付額を大きく設定しておくほど保険料は高くなります。
そこで、皆さんはどのくらいの金額に設定しているのかfincleで調査してみました。その結果は次の通りです。
結果を見てみると「診断給付金」は、50万未満~200万円に設定されているケースが多いことが分かります。特に50万~100万に設定している方が一番多いのですね。200万円以上に設定している方は少数です。
一般的に治療費にかかっる治療費は、100万円以下である場合が一番多いものです。そしてFincleのアンケート結果でも、診断給付金の設定を100万以下にしている方は55%となっています。
したがって、がん保険に加入する際には診断給付金は50万円~100万円に設定しておくと、いざ診療を受けることになった時にちょうどうまい具合に費用を賄うことができるといえるでしょう。
一方で、治療費が100万円以上になってしまう場合も少なからずあります。たとえば、抗癌剤や放射線治療が必要になってくると100円から500万円ほどの治療費がかかることになります。最初の手術や入院のみで治療が終わるかどうか不安な方は、診断給付金をより高めに設定する必要があると言えるでしょう。
参考元:がん政策情報センターの『がん患者意識調査』(2017年著者調べ)
入院給付金日額はいくら?
入院給付日額についてもfincleで調査してみました。皆さんいくらに設定しているのでしょうか。まずは、アンケート結果を見る前に、入院給付金について簡単に確認してみましょう。
入院給付金とは?
入院給付金とはがんの治療を受けるために入院する必要性が生じた時にかかる費用の一部を補償してくれるものです。この給付金は入院数に応じ、1日あたりの給付を受け取る仕組みになっています。入院給付金はがん保険のみならず、医療保険に加入している場合にも受け取ることができます。
しかし、医療保険の場合には1度の入院につき、支払日数に制限が設けられています。したがって、医療保険で設定されている日数を超えてしまった場合、支払日数の上限を超えた日からは給付金を受け取ることができなくなってしまうのです。
そもそも、入院というものはいつまで続くか自分でも分からないものです。そのため、できる限り入院給付金日額の給付には日数制限が無い方が、きちんと補償を受け取ることができて安心ですよね。
がん保険であれば、入院給付金日額は入院日数無制限で受け取ることができます。この点においては、医療保険よりもがん保険に加入しておいた方がお得なのです。
ちなみに医療保険については別の記事で詳しく取り上げられているので、気になる方はそちらをご参照くださいね。
関連記事:医療保険は本当に必要? 種類や選び方についておさえよう!
入院給付日額、アンケート結果は?
さて、入院給付日額についてざっと確認してみましたが、実勢にがん保険に加入している方は、どれほどの金額を受け取ることができるようにしているのでしょうか。今回fincleで行ったアンケート結果は次のようになりました。
各損保が提供するがん保険では、たいてい入院給付日額が5000円あるいは10000円のプランが用意されています。
アンケート結果を見てみると、入院給付日額については5000円と10000円のどちらを選んだかについては、それほど大差は無いようです。ただ、10000円の方が若干多いですね。
実際、がんを患って入院した時にかかる1日当たりの入院費用は、差額ベッド代などの費用も含めて大体1万5000円ほどとなっています。がん保険の他に、医療保険に加入している場合には、そちらでも入院給付日額を設定している場合もあるでしょう。このようなケースにおいては、そちらで設定した日額も考慮に入れてがん保険の入院給付日額について検討する必要があります。
入院の補償は手厚いほど安心できますが、保険を手厚くしたところでその分だけ保険料が高くなってしまいます。したがって、不必要な保険料を支払ってしまいがちなのですね。
どのくらい入院給付日額を手厚くするか。これはとても判断に迷うものですが、医療保険に加入し、既に入院給付日額を設定している場合は、必要に応じてがん保険では5000円、特に他の保険でカバーしていない場合にはがん保険にて10000円の設定が適切だと言えるでしょう。
抗癌剤治療保障特約は付帯している?
ここでは、がん保険に加入している方がどれほどの割合で抗癌剤治療保障特約に加入しているのかについて、fincleのアンケート結果に基づいて分析してみます。
その前に、そもそも抗癌剤治療、抗癌剤治療保障特約とは何なのかについても簡単に触れておきましょう。
抗癌剤治療保障特約とは?
抗癌剤治療特約とは、がんの治療において抗がん剤治療を行なった時にかかる費用を一部負担してくれる特約です。
抗癌剤治療というのは、手術のみでは取り除くことのできないがんに対処したり、手術後にがんの再発を防止したりするために用いられる、薬を利用した化学療法のことです。
このような抗癌剤治療には即効性がありません。そのため何回も治療を繰り返し行いますが、その度に費用がかかります。抗癌剤治療を行う際には、投薬期間と休止期間を交互に設置し、【投薬期間+休止期間(合わせて1.5カ月程度)】の1サイクルで30万円ほどの費用がかかります。
このサイクルを何度が繰り返すと、100万円は優に超えてしまいます。したがって、この治療を受けることによって抱える負担を減らすために、抗癌剤治療保障特約が設置されているのです。
アンケート結果は?
前の項目でも見てきたように、高額になることが予想される抗癌剤治療を受けるとなると、抗癌剤治療保障特約は非常に心強いものです。ただ、実際にどのくらいの方がこの特約を付けているのか、気になるところです。そこでfincleが調査したアンケートの結果について見てみましょう。
抗癌剤治療はお金がかかるから、それに備えて特約は付帯しておいた方が良さそうだと思いますよね。でも、上のアンケート結果を見てみると約60%の方が抗癌剤治療保障特約は付けていないのです。
なぜ、抗癌剤治療保障特約を付けない方が多いのでしょうか。それは、がんの治療には抗癌剤の他にも放射線治療やホルモン治療など、様々な選択肢があるからです。その上、抗癌剤は副作用を引き起こすため、医師は患者のことを考えて抗癌剤治療に踏み切らないがことが多いのです。
したがって、抗癌剤治療を実際に受ける確率は非常に低く、抗癌剤治療保障特約の必要性も低くなるのです。
ただ、アンケートからも分かるように、約40%の方がこの特約を付けていることから、人によっては必要な場合もあります。ご自身が一家の大黒柱であり、仮に抗癌剤治療を受けることになった場合に家族への経済的な負担はかけたくないという方や、貯蓄に不安のある方は検討してみても良いでしょう。
通院特約は付帯している?
がん保険には通院特約を付帯することも可能です。入院のみならず、通院することも多いがん治療にはとてもありがたい特約です。
実際にがん保険に加入している方は、どの位の割合で通院特約を付けているのでしょうか。ここではfincleのアンケート結果を踏まえて分析して行きます。
その前に、がん通院特約についても簡単に確認してみますね。
がんの通院特約とは?
がんの通院特約とはがんを通院治療で治す際にかかる費用を一部負担してくれる特約のことです。最近はがんの治療方法も多様化し、必ずしも入院してまでがんを治療せずとも済むようになっています。
そのため、入院を伴わない通院のみの治療であっても給付金を受け取ることができるよう、通院特約の付いた保険を提供する保険会社が増えたのです。
ただ、通院してがんの治療を受けていれば必ず給付金を受け取ることができるというわけではありません。がん保険によっては、入院を前提とした通院や入院後の通院でないと給付金を受け取ることができない場合もあるのです。
また、通院で受ける治療内容によっても、通院特約の補償を受けることができない場合もあります。
したがって、通院特約を付けるかどうか検討する際には、「入院せず完全な通院による治療であっても給付金を受け取ることができるか」「通院で受ける治療内容が補償の対象となっているか」「支払期間や日数の上限」についてしっかりと確認する必要があります。
アンケート結果! みんな通院特約は付けてる?
さて、通院のみでがんを治療する時にはとても助かる通院特約ですが、その必要性はいかほどでしょう。そこで、fincleでは通院特約に関しても、どのくらい方が特約を付けているのかアンケートを通して調査しました。結果は次の通りです。
アンケートの結果、通院特約は付帯している方が圧倒的に多いことが分かりました。約7割の方がこの特約を付帯しているのですね。やはり、がんの治療は通院で行いたいという方が多いことがアンケート結果でも明らかになりました。
その一方で、通院特約を付けていない方も3割ほどいらっしゃるという結果になりました。通院特約を付けた場合と付けなかった場合には毎月の保険料に数百円~数千円の差がでてきます。
そのため、保険料を少しでも抑えたいという方にとっては不要な特約だともいえるのです。また、通院特約の補償よりも、他の補償を手厚くしたい場合にも、通院特約の付帯の優先順位は下がります。
通院特約の必要性はそれぞれのケースによって異なりますが、がん保険の加入を検討する際に、このアンケート結果も踏まえながら特約を付けるかどうか考えてみてみるのも良いでしょう。
がん保険の人気保険会社ランキングと選んだ理由!
さて、ここまでがん保険に関して、特約や保険タイプ、加入のきっかけなどについて確認してきました。これからがん保険に加入しようと考えている方には、どの保険会社の商品が一番良いのかということについて、ご興味を持っていることでしょう。
そこで、保険選びの目安となるように、この項目ではfincleが独自に取ったアンケートをもとに、がん保険に加入している方が「どの保険に加入しているのか」、そして「なぜその保険を選んだのか」について考察していきます。
みんなどこの保険会社に加入しているの?
がん保険に限ったことではありませんが、保険商品は各損保から出されており、商品数が非常に多いものです。そのため、保険選びの際にはどの保険に決めようか迷ってしまいますよね。
でも、がん保険を選ぶ前に、あらかじめどの保険が多くの方の信頼を得ているのか、その評判や口コミを把握しておけば、保険選びも一段と行いやすくなります。
「がん保険の必要性って? 加入するメリットとデメリットとは」の記事でも代表的なおすすめがん保険についてご紹介しましたが、今回fincleは独自にアンケートを取り、実際のところその保険が信頼を得ているのか明らかにしました。
結果は次の通りです。
非常に驚いたことに、アフラック(アメリカンファミリー生命)が群を抜いて1番の人気を得ていることが分かりました。これほどの結果になったら、アフラックを選んだ理由については是非とも聞いておきたいところです。とりあえず、アフラックを選んだ皆さんの理由については次の項目で見ることとして、ここでは引き続き結果の分析をしてみますね。次に興味深かったのは、「その他」の数が多く、さらに残りのメジャー損保のがん保険への加入も分散しているという点です。
【その他】については、具体的な損保名などは分かりませんが、おそらく【その他】の内訳も分散していることが推測されます。
今回のアンケート結果から分かったことを総括すると、アフラックのがん保険は他の保険を凌ぐほどの圧倒的人気を獲得しており、その他の損保の保険の人気度についてはそれほど差が無いということが分かりました。
その保険を選んだ理由は?
さて、驚きの信頼を得ているアフラックについての加入理由が気になるところです。ここでは早速アンケートにお答えしていただいた皆さんの加入理由について見て行きましょう。
また、ここではアフラックの他に比較的人気の高かったソニー生命、第一生命、住友生命の加入理由についても取り上げてみますね。
アフラックのがん保険を選んだ理由は?
アフラックを選んだ方の理由は次の通りです。
この理由が一番多かったですね。確かに、保険代理店が勧めている保険であれば信頼できますね。
次はこんな理由が多く見られました。
確かにアフラックのCMのインパクトは強いですよね。大々的に宣伝をしているということは、多くの方に知られるということですから、損保側もしっかりとした対応を求められます。
きちんとした宣伝を行なっていることで、「ここの保険はしっかりとしてそうだ」と多くの方に安心感を与えてくれるのでしょう。
そうです…!がん保険と言えばもうアフラックが一番に思いつくでしょう。宣伝効果はもちろんのことですが、実際の口コミでもその補償に関して良い評判が寄せられている保険なのですから、当然信頼することができますね。
このように、アフラックは広く知られており、透明性があるため、安心感を感じられること、そして昔からがん保険に定評があることから、多くの人気を集めていることが分かります。
ソニー生命のがん保険を選んだ理由は?
ソニー生命を選んだ方の理由はどのようなものなのでしょうか。
ソニー損保を選んだ理由としては、以前から何らかの形で利用していたことが多く挙げられています。やはり前から知っている損保の商品であれば安心ですよね。
そして、前から別のサービスで利用しているということなので、ソニー損保は利用者からの評判も高いということが分かります。嬉しい特約がある点も高いポイントになりますね。
第一生命のがん保険を選んだ理由は?
一方で、第一生命を選んだ方の加入理由はどのようになっているのでしょうか。
身近な方や家族が加入していたり、知り合いが勤めていたり、といった理由が多いですね。このように、どのような保険であるのか、身近な方を通じて知っていれば、自分も安心して加入することができます。他にも保険料が安いという理由も挙げられていました。
住友生命のがん保険を選んだ理由は?
最後に住友生命についても確認してみましょう。
住友生命についても、やはり身近な方が加入していたり、知り合いが務めていて、安心感があるために加入を決めたという声が多く上がりました。やはり、保険選びの際には身近に感じられる保険会社の商品を選びたい方が多いのでしょう。
最後に
今回はfincleが行ったアンケート調査に基づいて、がん保険の実態について考察してみました。
アンケートを行った100名のうち、ほとんどの方が20代~30代で加入をしていたことはとても大きな発見でしたね。
年を取ってからの方ががんのリスクは高くなりますが、やはり保険というものは、病気になってから加入することはできませんし、結婚や子供の誕生に伴って、「家族を守るため」にもがん保険に入る必要性が高まります。そのため、若い頃からの加入する方が多いのですね。
さらに女性の場合、乳がんや子宮がんなどは20代~30代で発症することが多く、がん保険が必要な場合もあるのです。これからがん保険に加入される方も、ご自身の生活状況や家族形態について考慮に入れた上で検討してみてくださいね。
※今回の記事はあくまでも、fincleのアンケートに基づいて分析を行う記事であり、保険への加入を宣伝・勧誘するものではございません。ご自身が必要だと判断された時に加入を検討してくださいね。
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