皆さんは仮想通貨のQASH(キャッシュ/QASH)を知っていますか?
QASHは日本の仮想通貨取引所である「QUOINEX(コインエクスチェンジ)」が発行している仮想通貨です。
仮想通貨取引所QUOINEX(コインエクスチェンジ)の登録方法から特徴まで徹底解説!
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日本の仮想通貨取引所が発行しているというのも特徴的ですが、ICOを実施した際に112億円を調達したのも大きなポイント。
また、金融庁の認可を受けた仮想通貨取引所としては世界初のICOとなりました。
今回はそんなQASHについて詳しく解説していきます!
QASHとは?
QASHは先ほども解説したとおり、日本の仮想通貨取引所であるQUOINEXが発行している仮想通貨です。
そのため当然ではありますが、QUOINEXでもQASHの購入が可能でICO後多くの人が口座開設をしました。
また、金融庁が認定した仮想通貨取引所の通貨ということもありセキュリティ性の高さも魅力的です。
具体的にどのような特徴があるのかは後ほど詳しく解説していきます。
まずは基本情報をチェックしていきましょう!
通貨名 | QASH |
通貨単位 | QASH |
発行上限 | 10億QASH |
時価総額 | 約70億円 |
ホワイトペーパー | https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/liquid-site/quoine-liquid_v1.9_ja.pdf |
公式サイト | https://liquid.plus/ja/ |
公式Twitter | https://twitter.com/quoine_japan |
時価総額ランキングでは現在115位(2018年8月現在)に位置しています。
また、取引価格は1QASH=20円(2018年8月現在)で取引されています。
2018年1月に一時1QASH=200円台の値を付けていましたが、その後は20~30円前後で安定しています。
QASHの特徴
QASHの基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう!
QUOINEXが発行
繰り返し解説しているとおり、QASHは日本の仮想通貨取引所であるQUOINEXが発行をしています。
QUOINEXの特徴は、日本の仮想通貨取引所で一番とも言われるセキュリティ性の高さです。
他の仮想通貨取引所とは違い、コールドウォレットで資産を保管することによりセキュリティの高さを実現。
コインチェックによるNEM(ネム)流出事件があった際には、改めてQUOINEXのセキュリティ性の高さが注目されました。
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このように、QUOINEXから発行されている通貨というだけあり注目を集めています。
イーサリアムベースの仮想通貨
QASHはイーサリアムをベースとして生成される仮想通貨です。
具体的には、ERC20という仕組みが利用されたトークンでイーサリアムと交換が可能なのでユーザーにとっては使い勝手の良い通貨となっています。
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取引プラットフォーム・LIQUID(リキッド)
QASHのICOは、LIQUID(リキッド)というQUOINEX社が計画している新プロジェクト実現のため行われました。
LIQUIDとは現在発生している仮想通貨の「非流動性」を解決することを目指し立ち上げられました。
LIQUIDは世界中の取引所と繋がり、かつどんな国の通貨でも取引がスムーズに行えるプラットフォームです。
取引プラットフォーム・LIQUIDとは?
先ほども解説したとおり、LIQUIDは仮想通貨の「非流動性」を解決するために誕生しました。
現状、仮想通貨を取引する際には仮想通貨取引所を利用します。
しかし、通貨の値段というのは取引所ごとに異なっていたり、一部のアルトコインは有望にも関わらず見つからないといった問題が発生しています。
さらに、流動性の低い地域では自国の通貨を使って参入しづらいという問題があります。
例えば日本人が中国の取引所(Bainanceなど)で取引をしたい場合、まず日本円をビットコインに交換してから取引を行う必要があります。
このような状況はまさしく流動性が低いと言え、仮想通貨の発展を考える上で大きな障害となっています。
LIQUIDではこのような格差を無くし、すべての人が平等に金融取引ができる世界を目指しています。
World Book
世界中の人が平等に金融取引を行うために利用されるのがWorld Bookという機能です。
World Bookは世界中にある取引所で行われる注文や価格を単一の取引画面に表示します。
さらに、自国の通貨建てで取引も可能となっています。
World Bookで取引をする際には、2つのオーダーブックから成り立っています。
- 内部オーダーブック:World Book内でのオーダーブック
- 外部オーダーブック:内部オーダーブックの注文を除く世界中の取引所注文を集約したオーダーブック
これらの仕組みを可能にしているのが主に3つの機能です。
- マッチングエンジン(ME)
- クロスカレンシー換算エンジン(CCCE)
- スマート・オーダー・ルーティング(SOR)
それぞれ解説していきます。
マッチングエンジン(ME)
マッチングエンジンは、1秒あたりに数百万件の取引を可能にする機能です。
世界中で行われている数多くの取引を、高度な技術によってサポートし同時に注文も可能にします。
クロスカレンシー換算エンジン(CCCE)
クロスカレンシー換算エンジンでは、円建てやドル建てなど通貨に縛られること無く瞬時に通貨換算を行います。
例えばBinanceなどでアルトコインを購入したい場合には日本円を一度ビットコインに交換する必要があります。
その際に余計な取引手数料がかかる上に、為替レートの変動によって取引も安定的には行なえません。
クロスカレンシー換算エンジンではマッチングが確定した瞬間にその時点での為替レートを反映し、リアルタイム価格で取引を完了することが可能です。
スマート・オーダー・ルーティング(SOR)
スマート・オーダー・ルーティングは世界中にある取引所との注文をマッチングさせる技術です。
World Book内でマッチングしなかった場合に、スマート・オーダー・ルーティングが自動的に外部の取引所とマッチングが可能か確認してくれます。
マッチングが見つかり次第、取引で立てた通貨建てで注文が自動的に転送されます。
QASHの将来性
QASHの特徴について分かったところで、次に将来性について確認していきましょう!
LIQUIDの実現次第
QASHは将来的にLIQUID内での流通を目的として開発されています。
つまり、QASHの将来性はLIQUIDのビジョンが実現するかどうかに掛かっていると言えるでしょう。
現状、LIQUIDは実現に向けて中国のBinanceや香港のBitfinexとパートナーシップを締結するなど実現に向けて大きく動き出しています。
ICOから分かる期待値の高さ
先ほども解説した通り、QASHはICO開催時にわずか3日で112億円を集める快挙を達成しました。
短期間でここまでの資金調達に成功するICO案件は少なく、投資家から大きな期待を集めているといえます。
これほど期待が大きいので、今後プロジェクトが停滞するような事態が発生したとしてもその都度バックアップを受けることが期待できます。
QASHの取引所
QASHは日本の取引所であるQUOINEXと海外の取引所で可能です。
主にこれらの取引所で取引が可能となっています。
取引所 | 国 | 手数料(Maker/Taker) | 取り扱いコイン数 |
QUOINEX | 日本 | 0.15% | 8種類 |
Huobi | 中国 | 0.2% | 100種類以上 |
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QASHの海外取引所での買い方
DigixDAOがどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。
DigixDAOを取り扱っている海外の取引所に登録
DigixDAOは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。
何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。
国内の取引所に登録してビットコインなどを購入
海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。
海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。
そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。
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国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金
国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。
送金が完了すれば、DigixDAOを購入することが可能となります!
おわりに
今回はQASHについて詳しく解説しました!
このICOにおいては、QASHというよりLIQUIDの存在がとても重要となってきます。
LIQUIDの構想が実現した際には、仮想通貨の取引がよりスムーズに行えるようになり大きな変革をもたらすことでしょう。
そして同時に、QASHの通貨としての価値も上昇しさらに注目を集めるはずです。
最後に、もう一度QASHの特徴について確認しておきます。
- QUOINEXが発行
- イーサリアムベースの仮想通貨
- 取引プラットフォーム・LIQUID(リキッド)
このようになっています!
QASHならびにLIQUIDがどのような動向を見せるのか注目して見守っていきましょう。