仮想通貨Waltonchain(ウォルトンチェーン)/WTCの特徴や仕組み、チャートなど徹底解説!

マナ
こんにちは、fincle専属ライターのマナです!

2008年にビットコインが誕生してから、この10年間でたくさんの仮想通貨も作られるようになって、現在ではなんと1700を超える数の仮想通貨がたくさんの人の手元に渡っています。

このように種類は世の中に沢山ありますが、現在注目を浴びつつあるのが仮想通貨Waltonchainです!

ビットコイン(BTC)に比べ、新しい通貨である仮想通貨Waltonchain。どのような通貨なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めばWaltonchainがどのような通貨なのかすべて分かるようになるので、一緒に学んでいきましょう!

仮想通貨Waltonchain(ウォルトンチェーン)/WTCとは?

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仮想通貨WaltonchainはRFIDという技術を生み出したチャーリー・ウォルトンにちなんで名づけられました。

マナ
RFIDってどんな技術なんでしょうか?

RFIDは、RFタグという様々な情報を入れているタグを電波を使って管理する方法のことをいいます。

商品につけられたRFタグを、専用の機械で読み取りするだけで商品を管理方法することができる画期的な方法なんです。

私たちがよく利用する、スイカや電子マネーにもこの技術が使われていますよ。

商品管理を簡単にできるRFIDという技術と、ブロックチェーン技術を掛け合わせたのがこのWaltonchainです。

ウォルトンさんが亡くなった日の5年後をプロジェクト発足日として、このWaltonchainが誕生しています。

マナ
ウォルトンさんへの敬意も込めてプロジェクトがつくられているんですね♪

さてWaltonchainの成り立ちについて分かったところで、少し基本情報についても確認しておきましょう。

仮想通貨(通貨単位)Waltonchain/ワルトンチェーン(WTC)
公開日2016年11月30日
時価総額(ランキング)¥13,949,581,399 JPY(49位)
総発行枚数100,000,000 WTC
現在の発行枚数70,000,000 WTC
公式サイトhttps://www.waltonchain.org/
ホワイトペーパーhttps://www.waltonchain.org/templets/default/doc/Waltonchain%20White%20Paper%202.0_EN.pdf
Twitterhttps://twitter.com/Waltonchain

                                       (2018年9月12日現在)

仮想通貨Waltonchain(ウォルトンチェーン)/WTCの特徴

ここでは仮想通貨Waltonchainの特徴について詳しく解説していきたいと思います。

RFタグ

先ほども少し説明しましたが、Waltonchainには情報を詰め込んだタグを商品につけて、それを機械で読み取ることで一括管理をする、RFIDという機能が搭載されています。商品管理にはRFIDはRFタグとして活用されています。

通常の検品の場合は、段ボールから取り出してひとつひとつをスキャンする必要がありますよね。

しかしながら、Waltonchainに利用されているRFタグは段ボールを開封することなく、例え商品がたくさん入っていてもタグをスキャンできるとのこと。

RFタグが汚れていても、商品とスキャンする機械の距離が離れていても利用できるそうです。とても便利ですね。

これだけではありません。Waltonchainに利用されているRFタグは、低電力・低コストで利用できるように作られているそうですよ。

マナ
これなら、ビジネスを始めたばかりの企業でもRFタグを導入することが出来そうですね!

すごく画期的ですよね!

もっと詳しく知りたい方は下記のリンクにアクセスしてみてください!RFIDについて詳しくまとめられています。

https://www.waltonchain.org/templets/default/doc/RFID_Industrial_Manufacturing_Lean_Management_Practical_Project.doc

質の高い商品管理

bsdrouin / Pixabay

先ほどのRFタグだけでもとても便利な技術だったのですが、Waltonchainにはこれに加えて、ブロックチェーン技術も導入されています。

ブロックチェーン技術を利用すると、記録された過去の取引情報は簡単に改ざん出来なくなります。そのため近年多くの企業が、情報管理や商品の偽装を防ぐためにブロックチェーン技術を利用しています。

Waltonchainプロジェクトも、商品の情報をブロックチェーンで管理することによって、改ざんできない=商品の信頼性を高めるべく進められています。

マナ
Waltonchainの商品管理の仕組みは、どの業界・産業でも利用できるのでしょうか?

Waltonchainには、どんな業界・産業にも対応できるよう「親チェーン(メインチェーンのようなもの)」「子チェーン(サイドチェーンのようなもの)」が存在しています。これにより柔軟に管理・追跡を行うことができます。

たとえば、親チェーンには生産・製造や物流といった大まかなカテゴリのチェーンを作ると、そこから在庫管理や販売などの子チェーンが作れます。

このようにさまざまなシーンに合わせて経路を作ることができるため、商品管理や追跡をスムーズに行うことが可能になります。

更に商品につけられたRFタグを読み込むことにより、生産時からの流通経路を追跡することも可能です。

マナ
手間や人件費を削減することができそうですね!尚且つ導入にもさほどお金がかからないとなると、いいところしかないですね♪

仮想通貨Waltonchain(ウォルトンチェーン)/WTCの買い方

Waltonchainは現在、全世界取引高ナンバーワンの「Binance」をはじめ、「OKEx」「Huobi」でも活発に取引されています。

ただ…問題が…Waltonchainは現在日本円で直接買うことが出来ないのです。

Wanltonchainを取り扱っている取引所が、日本円を取り扱ってないんですよね……

マナ
えぇー、じゃあどうやって買えばいいんですか?泣

仮想通貨Waltonchainの買い方についてまとめてみました!

Waltonchainを取り扱っている海外の取引所に登録

Waltonchainは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

bitbank(ビットバンク)の登録方法・メリット、デメリットをご紹介!板取引・スプレッドとは?

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)の登録方法から特徴まで徹底解説!
↑bitbankとZaifそれぞれの登録方法について詳しくはコチラ

国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、Waltonchainを購入することが可能となります!

という流れになります。

信頼性や安全性という点を考慮に入れると、セキュリティ面もしっかりしているBinance(バイナンス)がおすすめです。

※FincleではBinanceについての記事も紹介しています。以下のURLをクリックしてチェックしてみましょう♪

BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説!

以下、有名な取引所を3つまとめてみました。参考にしてみてください。

取引所特徴手数料
Binance香港にある取引所で取引高が世界1位。100種類以上もの仮想通貨を取り扱っています。
少額であれば、個人証明書が必要ではないので簡単に口座を開設できることも魅力です。
0.1%
OKEx香港の仮想通貨取引所。Binance、Huobiと並ぶ世界最大規模の取引所。-0.01% ~0.2%
Huobi香港系の仮想通貨取引所。日本企業のSBIホールディングスと一時提携したことでも有名。0.20%

※手数料は取引所のが発行しているトークンを使うと安く済みます!期間限定でクーポンも配っていたりするので是非チェックしてみてください!

仮想通貨Waltonchain(ウォルトンチェーン)/WTCの将来性

avi_acl / Pixabay

ここではWaltonchainの将来性について見ていきましょう。

商品の偽造を防ぐ

中国では、ウォルトンのような商品の偽装を防ぎ、信頼性・安全性を高めるようなプロジェクトが次々に登場しています。
食品が偽装されたことで世界的な被害が出たこともある中国では、悪質なの商品が横行するのを防ぎ、食の安全を確かめるようなプロジェクトが必要とされています。

簡単で質の高い商品管理

多くの作業が機械によって行われている現代ですが、商品管理(特に食品管理)は品質・安全を保つために、いまだに人の手で最終作業が行われていることも少なくありません。私自身、食品管理会社で派遣として一度働いたことはありますが、多くの工程で人の手を必要としていました。
しかしながらWaltonchainのように、ブロックチェーン×RFIDという組み合わせによって、簡単で質の高い商品管理が可能になります。そのため、Waltonchainは今後さらに普及していくと考えられます。

今注目の中華コイン

中華コインといえば、NEOやNEOをベースにしたNep5シリーズが知られていると思います。
中国は取引所の規制による「チャイナショック」があったほど、相場や仮想通貨の今後に大きな影響をあたえる市場があります。
つまり、中華コインが盛り上がれば盛り上がるほど仮想通貨の世界に流れ込んでくるチャイナマネーは計り知れないほどの量になることが伺えます。

※FincleではNEOやその他中華コインについてもわかりやすく解説しています。気になった方は下記のリンクよりチェックしてみてください♪

仮想通貨NEOとは?特徴や仕組み、チャートなど徹底解説!

NEOベースの仮想通貨Elastos(ELA)とは?特徴や取引所など徹底解説!

仮想通貨Nebulas(ネビュラス)/NASの特徴や仕組み、チャートなど徹底解説!

おわりに

今回は仮想通貨Waltonchainについて見ていきました!特徴や仕組みは理解できましたか?最後にWaltonchainの魅力についてもう一度おさらいしておきますね♪

①RFタグ

②質の高い商品管理

が大きな特徴でしたね!

この記事を読んで、Waltonchainはもちろんですが、少しでも仮想通貨に興味を持っていただけたら嬉しい限りです。今後もWaltoncainに関する新しい情報が入り次第追記していこうと思います。