NEOベースの仮想通貨Elastos(ELA)とは?特徴や取引所など徹底解説!

こんにちは、fincle専属ライターのケント(@Kento_cryptoguy)です!

今回は仮想通貨のElastos(ELA)について解説していきたいと思います!

Elastosは中国の仮想通貨NEOをベースとして作られた仮想通貨です。

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Elastosが開発された目的として「デジタル資産の所有権を誰もが主張できる世界」というものがあります。

何となく分かるような分からないような・・・。

そのように思う方も多いのではないでしょうか。

Elastosが目指す世界はクリエイターや消費者にとって、とても大きな意味を持っているのです!

詳しく解説していきます!

仮想通貨のElastos(ELS)とは

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先ほども解説した通り、Elastosは仮想通貨NEOのブロックチェーンを基盤とした仮想通貨です。

また、通貨としての性能が仮想通貨EOSにも似ていることから中国版EOSとも呼ばれています。

仮想通貨のEOS(イオス)とは?特徴から取引所まで徹底解説!

具体的な特徴については後ほど詳しく解説しますね!

まずは基本情報をチェックしていきましょう!

通貨名Elastos
通貨単位ELS
発行上限3300万ELS
時価総額約96億円
ホワイトペーパーhttps://www.elastos.org/en/whitepaper/
公式サイトhttps://www.elastos.org/en/#pll_switcher
公式Twitterhttps://twitter.com/elastos_org

時価総額ランキングでは現在93位(2018年8月現在)に位置しています。

また、取引価格は1ELS=1321円(2018年8月現在)で取引されています。

最高値を記録した時期(2018年2月)は1ELS=8000円台をキープしていただけに、今後の上昇が待ち望まれています。

 

Elastosの特徴

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Elastosの基本情報が分かったところで、次に特徴について確認していきましょう!

 

分散型アプリケーションを採用

Elastosは分散型アプリケーション(DApps)をプラットフォームとして採用しています。

分散型アプリケーションとは非中央集権型のアプリケーションを指します!つまりアプリの運営などが完全にオープンということです。

このアプリケーションはElastos Blockchainという独自のブロックチェーンにより構成されています。

さらに、ブロックチェーン上でデータがオーバーヒートしないようスマートコントラクトの機能も備えられています。

Elastosは分散型アプリケーション(DApps)をプラットフォームとして採用しています。

ベースとなっているNEOも同じくスマートコントラクトを備えています!

ちなみにスマートコントラクトとは、簡単にいうと「人の手を介さずに契約を自動・正確に実行する仕組み」です。

※FincleではDAppsについても詳しくまとめています。気になった方は下記のリンクにアクセスしてみてください。

DApps(分散型アプリケーション)とは?基本からメリット、デメリットまで徹底解説!

Binanceの上場投票で投票数ナンバーワン

Binance(バイナンス)は仮想通貨の上場を投票形式で行う取引所として知られています。

BINANCE(バイナンス)の登録方法から入金、取引方法をわかりやすく図で解説!

そこで行われた投票で、Elastosは150,000票を超える投票数を獲得しました!

この票数は全体投票数の60%以上を占め、圧倒的な結果を示したことで大きな話題となりました。

Elastosがどれほど注目を集めていたのか想像に容易いですね!

 

所有権と著作権を管理する優れた機能

Elastsos最大の特徴とも言えるのが、所有権と著作権を管理する優れた機能を備えているところです。

記事の冒頭で紹介した、Elastosの開発理念である「デジタル資産の所有権を誰もが主張できる世界」がここに関わってきます。

突然ですが、ここで一つ質問です!

皆さんはネット上で電子書籍や音楽を買いたい場合どのようにして買っていますか?

殆どの方が音楽を買いたい場合はiTunes、電子書籍の場合はAmazonを利用する方が多いのではないでしょうか。

私達は何気なくこれらのサービスを利用していますが、クリエイターの立場からすると必ずしも好ましい状況とは言えません。

何故なら、これらのサービスで仲介して販売すると多額の手数料を取られるからです。

また私達ユーザー側も、本来の価格に上乗せされた手数料分も支払っているということになります。

Elastosはこのような状況を改善し、「ユーザーが直接作品にアクセスできる世界」を作ろうとしているのです。

具体的には、デジタルコンテンツ一つ一つにIDを発行しブロックチェーン技術によって所有権を明確にするよう設計されています。

これにより、クリエイターと消費者は直接売買を行うことが可能になるのです!

ミュージシャンがCDの売上殆どを事務所に中抜きされるという問題がよくありますが、そのような問題も解決するかもしれませんね。

 

将来性は?構想段階にあるElastos

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先ほども書いたElastosの特徴が実現した際には、クリエイターにとってとても大きな役割を果たします。

とても夢のある仮想通貨Elastosですが、現時点ではまだ全て構想段階にあり実施段階には至っていないとの声が挙がっています。

構想はとても素晴らしいが、本当に実現できるのかどうか?

Elastosを購入する際にはホワイトペーパーを読むなどして、そのような部分をしっかりとチェックする必要があるでしょう。

しかし、Binanceの上場投票で圧倒的な結果を残しているようにとても注目が集まっているのは事実です。

 

Elastosの取引所

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国内取引所でElastosは取り扱われていません。

Elastosを取引したい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。

主にこれらの取引所で取引が可能となっています。

取引所手数料(Maker/Taker)取り扱いコイン数
Huobi中国0.2%108種類

主要取引所に限ると、ElastosはHuobiでのみ取り扱われています。

投資家の投資意欲を上げるためにも今後Binanceなど大手取引所での取り扱い開始が望まれます。

 

Elastosの買い方

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Elastosがどこで買えるの分かったところで、次に買い方を確認しましょう。

海外の取引所で買うとなると少しハードルが高そうですが、簡単なので安心してください!

Elastosを取り扱っている海外の取引所に登録

Elastosは国内の取引所では扱われていないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する必要があります。

何故かというと、日本の取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要なアルトコインしか購入できないためです。

 

国内の取引所に登録してビットコインなどを購入

海外の取引所に登録が完了したら、次に国内の取引所に登録する必要があります。

海外の取引所では日本円が使えないため、ビットコイン(イーサリアムなども可)を使い取引する必要があるためです。

そのためbitbankやzaifに登録してビットコインを購入しましょう。

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↑bitbankとZaifそれぞれの登録方法について詳しくはコチラ

 

国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

国内の取引所で購入したビットコインを海外の取引所に送金します。

送金が完了すれば、Elastosを購入することが可能となります!

 

おわりに

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今回は仮想通貨のElastosについて詳しく解説しました。

デジタル資産の所有権・著作権問題に大きな革命をもたらす可能性のあるElastos。

まだ構想段階にあるゆえ、今後の進捗には注意をする必要はありますがとても魅力ある仮想通貨ではないでしょうか。

最後に、もう一度Elastosの特徴を確認していきます。

  1. 分散型アプリケーションを採用
  2. Binanceの上場投票で投票数ナンバーワン
  3. 所有権と著作権を管理する優れた機能

このような特徴があります!

注目してElastosの動向を見守っていきましょう。

今後は是非Elastosも投資候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか!