【2018年12月3日】仮想通貨市場ニュース5選!

ゆうや
こんにちは!fincleライターのゆうやです!

今回の記事では、2018年12月1日から12月3日に起こった仮想通貨市場のニュースを、いくつかピックアップしてご紹介していきたいと思います!

ビットコインの価格

 

https://bitstock.jp/rate

2018年12月3日13:24現在、ビットコインの価格はTradingView提供による相場で、44万9242円となっています。

ゆうや
一時48万円近辺に到達してる局面がありますが、直近で急激に下がってますね。

それでは、今日もビットコインに関連するニュースを見ていきましょう!

Bitmainが新たな仮想通貨指数を発表!

仮想通貨マイニング最大大手のBitmain(ビットメイン)が新たな仮想通貨指数(インデックス)である「ビットメイン仮想通貨指数(Bitmain Crypto Index・BCI)」を起ち上げたと発表しました。

このビットメイン仮想通貨指数は、時価総額の最も大きい上位17位の仮想通貨に連動するものと、時価総額上位10位の通貨に連動するものがあります。

この内、時価総額上位10の通貨に連動する指数は「ビットメイン・ビック10インデックス」と呼ばれ、ビットコインリップルイーサリアムがそれぞれ64.7%・13.6%・10.31%の比率で構成されており、全体の大部分を占めています。

これらの指数は、毎日一定の時間に1回更新される日別の現物価格と、リアルタイムで更新される現物価格の2種類の価格を提供します。

参考とする通貨の価格は、価格の透明性、コンプライアンス、安定性、取引量などの観点から選出したBinance・Bitfinex・Bitstamp・Bittrex・Gemini・Houbi・OKExなどの世界的な仮想通貨取引所大手から導入するとのことです。

ゆうや
仮想通貨にも、株でいう「TOPIX」や「日経平均株価」のような存在が誕生したってことですね!これで仮想通貨相場全体の動向を概観しやすくなりましたね!

指数(インデックス)が何なのか詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

インデックスとは?投資と関係あるの?メリット・デメリットについても解説します!

ビットコインETF申請企業が再度米SECにプレゼン!

ビットコインETF認可へ最有力視されているVanEck社、Solid社、ChoeBZX取引所が米証券取引所(SEC)に対し、新たな観点からETF承認の妥当性を主張していたことが分かりました。

米SEC長官はビットコインETF申請を認可するために必要不可欠な要素として、

 

・適正な価格形成のプロセス

・価格操作のリスク

・仮想通貨保存に関する徹底した管理

 

をあげ、この内価格操作リスクが最も重要な問題点であるとし、ビットコインETFが実現していない1番の要因だとしています。

これに対し3社は、既にETF商品取引が認可されている原油・金・銀などの商品市場と比較しながら、価格操作による影響を受けにくいとして、ビットコイン市場がETFを行うのに十分な成熟度をもっていることをアピールする展開となっています。

ゆうや
VanEckというと、NY証券取引所を運営するICEと連携してビットコイン先物取引を始める会社ですね!これは期待大です!

 

ETF=上場投資信託のこと。ビットコインETFが実現することで資産の安全を重視する機関投資家や、分散投資したい個人投資家の仮想通貨市場への参入を見込むことができるため、ETF申請認可の行方は非常に注目されています。

その他にも先物取引の開始も同様の理由で注目されています。気になる方はこちらの記事もどうぞ!

ナスダックがBTC先物を検討中!

BakktのBTC先物、2019年1月24日まで延期

ビットコイン先物取引の仕組みを解説!限月って何?日本の取引所でもできるの?

OKExが38種の取引ペアを廃止

仮想通貨取引所大手のOKEx は計38種の取引ペアを廃止したと発表しました。OKExの取引ペアの廃止は2018年10月に続いて今回で3度目となります。

今回の取引ペア廃止に至った理由としてOKExは「顧客へのより健全かつ優れた取引環境の提供のため、流動性の低いものを廃止した」と説明しています。

廃止された取引ペアの中には、時価総額が一時約216億円に達したBreadなど知名度のある通貨も含まれている模様です。

ゆうや
クレジットカードが出来た当初も種類が沢山あったのに、今はVISA、マスターカード、American Expressなど主要なブランドしか残っていませんよね。仮想通貨も使われない通貨が淘汰されていき、市場が成熟していくということなのでしょうか・・・。

半導体メーカーIntelがマイニング技術特許取得!

米国特許庁の特許申請書によると、半導体メーカー世界最大大手のIntel(インテル)がエネルギー効率の良い高性能ビットコイン・マイニング・プロセッサーの特許を取得していたことが分かりました。

従来のビットコイン・マイニングでは、大量の電力とハードウェアを置くためのスペースが必要でした。

そこでIntelは特許技術により、ハードウェアを置くためのスペースの削減と、消費電力を15%削減に成功し、ビットコイン・マイニングの最適化を図ることができるようになりました。

同社はこの特許技術を用いることでマイニングコストの引き下げを狙っており、低迷中のマイニング産業界にとっては大きな起爆剤をなる可能性を秘めています。

ゆうや
仮想通貨が価値を持ち続けるにはマイナーの存在が必要不可欠です。この特許技術がマイニング業界の活性化に貢献することを期待しています!

マイニングについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

ブロックチェーンやマイニング、フィンテックなどを分かりやすく解説!

クラウドマイニングって本当に利益がでるの?メリット・デメリットを考察!

NYで仮想通貨ハッカーを逮捕!

ニュウヨーク在住の21歳の男が、カルフォルニア州に住む男性の仮想通貨約1億円を盗んだとして逮捕されていたことが分かりました。

逮捕された男は、「SIMスワップ」といわれるハッキング方法を用いて、被害者の携帯電話番号を不正に入手し、仮想通貨が保存されていた取引所の口座にアクセスした模様です。

※SIMスワップ=通信会社を騙してターゲットの携帯番号を自分の携帯電話に取り込み、様々なデータにアクセスできるようにする手法です。ハッカーはターゲットの電話番号を使うことでパスワード等をリセットすることができるようになります。

SIMスワップを通じて、同被告は被害者の携帯電話会社へ連絡し、被害者に変わって電話が盗難されたと主張し、不当な割り当てを受けることに成功しました。

その結果、被害者の機密データと各オンラインIDにアクセスできるようになり、被害者の契約する仮想通貨取引所の口座から自身の口座へ不正送金しました。

当局は容疑者の男の自宅からハードウェアウォレットを押収し、約3400万円を取り戻したそうですが、残りの仮想通貨の行方は以前不明とのことです。

日本でもコインチェックやZaifなどの大手取引所がハッキング被害に遭い、仮想通貨が流出する事件が相次いでいますが、こちらの犯人の足取りは依然掴めておりません。

ゆうや
仮想通貨市場では毎日何十件何百件という数のハッキング事件が相次いでいます。近頃は公衆WiFiに接続している間に盗難にあったという事例も報告されています。皆さんも本当に気を付けてくださいね。

ウォレットについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

仮想通貨のウォレットとは?一覧やおすすめのウォレットなど徹底解説!

終わりに

今回はこの5ニュースを取り上げてみました!

ゆうや
興味を惹かれるニュースが沢山ありましたね。特に仮想通貨の指数が出来たというのは驚きです。

今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。

ゆうや
以上、ゆうやがお伝えしました!