【2019年1月25日】仮想通貨市場ニュース3選!

ビットン
こんにちは!ビットンだよ!今回の記事では2018年1月22日から1月25日の間に起こった仮想通貨市場のニュースを、いくつかピックアップして見ていくよ!

ビットコインの価格

2019年1月25日18:26現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、39万1318円となっています。

ビットン
これといった価格の変動は見られないけど、今日のニュースではETFに関する大きなニュースがあるよ!早速ビットコインに関連するニュースを見ていこう!

ビットコインの価格はこちらのリンクをどうぞ!

①米最有力ビットコインETFが申請取り下げ!米政府閉鎖が影響か

米証券取引委員会(SEC)が、仮想通貨業界から最有力と目されていたVanEck社らが申請していたビットコインETFの申請を取り下げていたことが分かりました(1月24日5:00)。

このビットコインETFは、米運用会社VanEck社と金融サービス企業のSolidX社が米大手オプション取引所Cboe(シカゴ・オプション取引所)と組んで申請中だったもので、Cboeが今回の取り下げを発表しました。

VanEck社のCEOであるJan VanEck氏は米経済番組CNBCに出演し、「現在SECは政府機関の影響を受けている。そのため我々はSECがビットコインETFの課題として挙げていた資産管理・市場操作の可能性・価格に関しての議論を止めざるを得なかった。そのまま決断が流れるよりも、我々は引き下がることを選んだ。SECが再開したら、我々は再び申請を提出して規制当局との対談を重ねていく。」と述べ、ビットコインETF申請を取り下げる理由として米政府機関の閉鎖を挙げ、再開され次第再度申請を出す方針を打ち出しています。

SEC側はビットコインETFを未だに承認していない理由として、以下の3点に関する疑問点が残っていることを問題視しています。

1.資産管理の盤石性

2.市場操作のリスク

3.適切な価格形成のプロセス

しかし、Jan VanEck氏は「我々はこれらに対して確たる答えを持っている。」と述べ、このような課題に対する解決策を既に提供出来ていることを強調しました。

ビットコインETFはさらなる機関投資家の流入を促進できるとして、市場関係者の期待が集まっていましたが、メキシコとの国境の壁建設の予算を巡り米政府機関の一部が1ヵ月以上も閉鎖されており、SECスタッフの94%以上が休暇中だといいます。

今回申請が取り下げられた以外のビットコインETFとしては、仮想通貨の資産管理を手掛けるBitwise(ビットワイズ)米投資運用会社Wishire Phoenixが申請したビットコインETFがあります。

ビットン
2019年一番の仮想通貨界の大目玉が早々に無くなってしまった形だね・・・。でもまだBitwiseWishire PhoenixのETFが残ってるし、今日はビットコインに関するもう1つのニュースが待っているからね!

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米SEC、ビットコインETF認可の判断を延期

Bitwiseが米SECにビットコインETFを新たに申請!

ビットコインに加え、米ドルと米国債券の値動きも反映するETF申請が米SECに提出される!

②ウィンクルボス兄弟がビットコインETF再申請を表明!

<出典:https://forbesjapan.com/articles/detail/19764

仮想通貨取引所Gemini(ジェミニ)を運営するウィンクルボス兄弟に、これまで米証券取引委員会(SEC)によって2度却下されたビットコインETFの再申請の計画があることが分かりました(1月22日)。

この計画はポッドキャスト「Unchained」のLauraShin氏が行ったインタビューの中で表明されたものです。

ウィンクルボス兄弟は、ETF承認に向けどのような対策を考えているのかについて簡潔に「SECの要求にきちんと応え、仮想通貨市場の監視を促すことだ」と述べました。

「(ビットコインETFを購入した)投資家はApple株を購入した時と同様の保護を受けるべきだし、規制機関がそれを求めているのは妥当だと思います。」と、新たな資産クラスである仮想通貨に対して保守的なSECの姿勢には理解を示しました。

その上で、「我々は仮想通貨市場の自主規制組織を立ち上げ、NASDAQ(ナスダック)の精鋭な技術を市場に導入することから始めた。この様なステップは、いづれSECがETFの様な商品を快諾する方向へ導いてくれる。」と、再申請への準備を既に開始している旨を語りました。

兄弟は、市場の不正操作への懸念が米SECによるビットコインETFの承認の妨げとなっている大きな要因であるとし、仮想通貨市場のセキュリティ対策と公平さの保証が、ETF承認に有効であると考えているようです。

また仮想通貨市場の課題として、「今日、ビットコインが未だに完全に匿名であると信じている人が多数いる」などとし、ユーザー側の仮想通貨への誤った認識を正し、正確な知識の普及への尽力の必要性を強調しました。

兄弟はETF再申請の時期についてはインタビュー内で言及しなかったものの、ビットコインETFの承認の実現を一貫して信じており、完全に規制された信用ある仮想通貨市場に向け計画を進めていることを強調していました。

ビットン
今まで2回も申請を却下されたのにさらに申請していくってすごいなー!こういう人たちがいるから世の中は発展していくんだね!

fincleでも仮想通貨に関する正しい知識を皆さんに提供していきます。気になる用語の詳しい解説はこちらからどうぞ!

ETF(上場投資信託)とは?

仮想通貨ジェミニドル(Gemini dollar?GUSD) とは?特徴や将来性、購入方法まで解説します!

③仮想通貨取引所セキュリティランキングTOP100 が発表!日本の取引所もランクイン!

サイバーセキュリティ企業のHACKENと同社が運営するメディアCERが、仮想通貨取引所のセキュリティ調査を行い、上位100の取引所をランキング形式で公表しました(1月22日)。

上位5位の仮想通貨取引所は、

1.Kraken(クラーケン)

2.Coinbase(コインベース)

3.Binance(バイナンス)

4.BitMEX(ビットメックス)

5.itBit(イットビット)

となっています。

ランクインした国内の仮想通貨取引所は以下の通りで、BitFlyer(ビットフライヤー)が国内で唯一TOP20 入りを果たし、それ以外の取引所は50位を下回る結果となりました。

15.BitFlyer(ビットフライヤー)

58.Liquid(リキッド)

61.BTCBOX(BTCボックス)

67.Bitbank(ビットバンク)

99.Coincheck(コインチェック)

100.Zaif(ザイフ)

その他の主要な取引所の順位は、

18.Bitfinex(ビットフィネックス)

49.OKEx(オーケーイーエックス)

54.Houbi(フォウビ)

64.Gemini(ジェミニ)

同調査から判明した結果を元に、調査チームは仮想通貨取引所の現状について、「人気のある主要取引所は、取引高などについて選ばれており、ユーザーはセキュリティシステムに関してあまり考慮していないことが分かった。ユーザーは、セキュリティのことを念頭においた上で、取引所を選択するべきだろう。」としています。

ビットン
CoinbaseやBinanceはよく注目されてるだけあって、セキュリティの面でも一流だったんだね!ビットンは日本の取引所の中で唯一TOP20入りを果たしたBitFlyerに興味が湧いてきたよ!

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終わりに

今回はこの3ニュースを取り上げてみました!

今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。

ビットン
VanEck社のビットコインETFの申請が取り下げられちゃったけど、VanEckのETF自体が悪いって直接判断されたわけじゃないからきっとまだチャンスはあるよね!大抵の場合、こういうETFがらみの悪材料が発表されるとビットコインの価格ってこれまで下落することが多かったけど、そういう感じになっていないってことは市場は織り込み済み(想定の範囲内)ってみなしてるんだろうね!今回もビットンがお伝えしたよ!みんなまたね!