【2018年11月19日】仮想通貨市場ニュース6選!

ゆうや
こんにちは!fincleライターのゆうやです!

今回の記事では、2018年11月17日から11月19日に起こった仮想通貨市場のニュースを、いくつかピックアップしてご紹介していきたいと思います!

ビットコインの価格

https://bitstock.jp/rate

2018年11月19日12:46現在、ビットコインの価格はTradingView提供による相場で、62万6588円となっています。

ビットコインキャッシュの騒動で急落して以降は落ち着いた動きをしていますね。

では、今日もビットコインに関連するニュースを見ていきましょう!

取引所大手Houbi、ABCverを「BCH」と表記!

世界の取引高で第3位の大手仮想通貨取引所Houbi(フォビ)はビットコインキャッシュ分裂騒動後の対応として、ビットコインABCを正式な「BCH」とみなし、ビットコインSVの方を「BSV」と表記すると発表しました。

ビットコインABC側が、リプレイアタック対策であるリプレイプロテクションを実施したこと、ブロックチェーンが順当に生成されていることを受けた判断です。

HoubiはBCH(ABCver)とBSVの入出金、配布、取引再開に関して、

・BCH所有者に対してBSVをその保有数の1:1の比率で配布する

・BCH(ABCver)の入金は日本時間11月19日(月)15:00~より開始

・BSVの入金は日本時間11月20日(火)16:00~より開始

・BCHとBSVの出金開始日は未定

と公表しています。

ゆうや
取引所NO.3が正式にABCの方をBCHを継承すると認めたことは大きいですね!これは日本の取引所がアクションを起こした時のいい先例になりそうです。

ビットコインキャッシュ分裂騒動について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!

【2018年11月16日】仮想通貨市場ニュース5選!

ブロックチェーン業界の求人数は年間で25%増!

求人広告大手のIndeed(インディード)のデータによると、仮想通貨やブロックチェーン関係の求職者側の興味・関心は2017年10月~2018年10月にかけて3.06%減少しており、2017年の水準とほぼ変わりませんでした。

一方、企業側の求人募集件数は同じ1年間で約25%上昇しており、仮想通貨やブロックチェーンに関する需要は高まっています。

TenXの共同開発者であるJulian Hosp氏によると、ブロックチェーン関連のソフトウェア開発のスキルに長けた人材の確保は非常に困難であり、仮想通貨業界外からエンジニアを採用せざるを得ない状況であると述べています。

Cryptoglobeによれば、実際にエンジニアとしてブロックチェーン専門の求人サイトcryptojobslistに登録するエンジニアの中には、24時間以内に200以上のオファーを受け取る人もいるといいます。

ゆうや
これからの時代はAIが仕事を奪うと言われていますが、今後成長を期待されている分野では人手が足りなくなっていきます。ブロックチェーンもそういった分野だということですね!

ブロックチェーンが何なのかについてはこちらの記事をどうぞ!

ブロックチェーンやマイニング、フィンテックなどを分かりやすく解説!

スイスが世界で初めて仮想通貨ETPを認可!

Amun社によって提供される「Amun Crypto Basket Index (Hold5)」は、世界で初めて株式市場に上場する仮想通貨ETPとなり、来週スイスの主要な取引所である「SIX Exchange」取引所に上場されることが決まりました。

※ETP=上場投資商品のこと。種類としてはETF、ETN、ETCの主に3つがある。

この金融商品に組み込まれているコインはビットコイン、リップル、イーサリアム、ライトコインの4つで、比率はそれぞれ48.69%、25.72%、17.6%、2.88%となっており、ビットコインとリップルだけで全体の約75%を占める形となっています。

ゆうや
アメリカの証券取引委員会が中々ETFを認めない中で、このニュースは好材料ですね。弱気相場転換への追い風となりそうです!

以下の記事を読むを、この記事が何を意味するのかよく分かるようになります!

機関投資家って誰?その手口や動向を一挙公開!

ETFと投資信託との違いとは?ETFのメリットを解説

ステーブルコイン取引量、約400%増加

11月14日から15日にかけて、一部のステーブルコインの24時間取引量が最大で397%増加していたことが分かりました。

アメリカドルに裏付けられているステーブルコインの時価総額トップ6は、USD Coin(USDC)TrueUSD(TUSD)、Paxos Standard Dollar(PAX)、Tether(USDT)Gemini Dollar(GUSD)MakerDAO(DAI)の6つ。

このうちUSD Coin(USDC)が397%の急激な伸びを見せ、Coin Market Capの時価総額ランキングでもトップ50入りは果たしています。

USD Coinは2018年10月にCoinBaseに上場を果たしたばかりのステーブルコインで、世界最大の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)にも上場が決定しており、今回の急騰は市場の関心をさらに高めることでしょう。

その他にも、MakerDAOが238%、TrueUSDが234%、Tetherが112%もの取引量を増加させています。

ゆうや
ビットコインキャッシュの分裂騒動による仮想通貨市場全体の冷え込みが、「法定通貨と連動する安定通貨」であるステーブルコインの取引高急増を招いたことは想像に難くありませんね。2018年に入り人民元にペッグするBitCNYやユーロペッグのEURS、金に連動するDigixDAOなど続々と新通貨が登場し、ステーブルコインは今後益々盛り上がりをみせそうですね!

ステーブルコインの詳しい解説はこちら!

ステーブルコインとは?仕組み、メリットや種類などについて徹底解説します!

米FX大手が機関投資家向けの仮想通貨取引所開設を発表!

アメリカのシリコンバレーに本拠を置くFX大手のインテグラル・デベロップメント(IDC)は、仮想通貨取引の環境整備を手掛けるミント・エクスチェンジ(Mint Exchange)と提携し、機関投資家向けの仮想通貨取引所を新設することを公表しました。

IDCは1993年からFX 市場を利用する銀行や資産管理会社へサービスを提供しており、大手銀行を含む200以上の金融機関と取引がある大手FX業者です。

ゆうや
仮想通貨取引所は安定性や信頼性が欠けていると言われ続けてきましたが、大手の参入により信頼のおけるサービスが増えることで、より多くの機関投資家・一般投資家の注目を集めていくことが期待されますね!

仮想通貨取引所フィスコ、iPhone版アプリリリース!

フィスコは、約73万ユーザーを有する仮想通貨取引所Zaifの事業を引き継ぐことが決まっている仮想通貨取引所です。

今回のiPhone版アプリは、よりセキュリティを意識したものとなっているとのことで、新規ユーザー獲得へ弾みがつきそうです。

ゆうや
Zaifについてしまった負のイメージを払拭できるよう応援しています!

終わりに

今回はこの6ニュースを取り上げてみました!

今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。

ゆうや
以上、ゆうやがお伝えしました!