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ビットコインの価格
2019年2月25日14:01現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、42万1436円となっています。
①CoinFLEXのビットコイン先物が開始目前!
香港を拠点とする仮想通貨取引所CoinFLEXが新サイトを開設し、世界初となる現物決済の仮想通貨先物取引を近日公開する意向を発表しました(2月22日4:03)。
2月22日現在までに提供されている仮想通貨先物取引商品は現金決済であるため、仮想通貨の現物決済先物取引(仮想通貨そのものを使って行う先物取引)は世界初となり、Bakktが米規制機関から承認を待っていることで延期され実現されていないことも相まって注目が集まっています。
同取引所では、以下の3銘柄の仮想通貨先物取引が最大20倍レバレッジまで提供される予定です。
・ビットコイン(BTC)
CoinFLEXのウェブサイトによると、証拠金はビットコイン(BTC)かTether(USDT)、USDコイン(USDC)で預け、最低証拠金は0.001BTC、10USDT及び10USDC(約1100円)となっています。
先物の期限が切れると、各契約の決済はビットコイン(BTC)か2つのステーブルコインのどちらかで受け取ることになります。
CoinFLEXのCEOであるMark Lamb氏は、現物受け渡しの先物取引の可能性について以下のように述べています。
「他の金融市場では、先物取引量は現物の20倍になる可能性があるため、デジタル資産に関する先物には成長の可能性が十分にあります。仮想通貨のデリバティブ(金融派生)商品は現物市場よりも一桁大きくなる可能性がありますが、その成長を抑制している主要因は現物受け渡しの欠如です。現金決済の取引では、信用の問題により取引量が減少します。」
ビットコイン先物取引は、先物市場と現物市場の間価格のギャップから利益を得る一種の裁定取引が促進される側面があります。
Mark氏によると、「現金決済の先物取引でこれ(裁定取引)を行う場合、大口トレーダーが先物の満期直前に関連する取引所で積極的に資産を売買し、現物市場がその際に生じる価格操作の影響を受けやす」く、指数(インデックス)に基づく従来の現金決済の先物市場は、理論上は価格操作の対象となる可能性があるといいます。
仮想通貨市場にETFや先物といった形で機関投資家の資金が流れ込めば、仮想通貨の時価総額があがり、需要と供給の関係から仮想通貨の価格も上昇すると言われています。
ビットコイン先物に関しては、世界最大の証券取引所であるニューヨーク証券取引所を運営しているインターコンチネンタルが設立したBakkt(バックト)の計画が有名ですが、2月25日現在米規制機関の承認待ちという状況です。
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②リップルネット加盟の英銀行が「xRapid」を利用した国際送金開始を明かす!
80ヵ国でサービスを展開し、銀行として初めてリップル社のネットワーク「xRapid」に参加したイギリスのEuro Exim Bankの運営部長Graham Bright氏が、ロンドンで行われたリップル社主催のイベント「RippleRegionals」に参加し、リップル(XRP)やリップルネットワークの重要性を訴えました(2月22日)。
Bright氏は、「潜在的な成長の可能性を秘めた市場はアフリカと東アジアであると考えているが、それらの地域ではドルやユーロへのアクセスが容易ではない場所も多く、国際送金において高いコストと時間んがかかってしまう」とした上で、「これまで解決できなかった課題の解決策として、リップル社との提携を図り、既に同社技術を利用した国際送金サービスを顧客に提供出来ている」ことを称賛しました。
リップルネットワーク(XRapid)を利用した国際送金サービスを顧客向けに国際取引として提供していることを発表したことは、大きな好材料と見られることでしょう。
19年1月には、銀行によってリップル社の仮想通貨利用の国際送金手段が採用されたこと自体が大きな話題になりましたが、既に実利用段階に短期間で移行している点は非常に重要な点です。
リップル社も同銀行との提携について、「速度と量、精度ある国際決済を提供することで、同銀行の市場の発展を早さと効率性をもって達成させる」とスピード感を強調しています。
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③CMEのビットコイン先物取引高が過去最高を記録!
世界の先物取引所の代表格シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物の取引高が18000枚を超え、史上最高値を付けました(2月19日1:19)。
CMEの統計によると、19日の記録は18338枚だったとのことで、これは91690BTC(契約単価が5BTCのため)、名目価値で約3億6500万ドル(約401億円)に相当します。
2018年7月にCMEは、1日平均6200枚(約31000BTC、当時の名目価値2億3000万ドル相当)以上の取引があると発表したものの、それ以降は減少傾向にありました。
以下の図は1年間に渡るCMEとCBOE(シカゴ・オプション取引所)のビットコイン先物の取引量を示しており、ビットコイン先物取引量は18年の夏頃にピークを迎え、年末まで減少していることがわかります。
先物取引では、トレーダーは空売り(売りからトレードを開始すること)やレバレッジ取引などのトレードを行うことができ、こうした選択肢は経験豊富な機関投資家をはじめとした大口顧客にとって一般的に魅力的であり、先物取引が仮想通貨市場参入の動機になることもあります。
多くの企業が法律面塔の先物取引提供への課題を消化しきれない中、CMEとCBOEは17年12月にビットコイン先物取引商品を発売しましたが、先物取引市場は仮想通貨現物市場にこれまで大きな影響を与えてきたとされています。
記事に出てきたCBOEは、VanEck社やSolidX社と組んでビットコインETFを実現しようとしている取引所です。
ビットコインETFが実現した場合もビットコイン先物と同じような効果が得られると考えられています。
終わりに
今回はこの3ニュースを取り上げてみました!
今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。